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シニアツアー 競技情報【日立3ツアーズ選手権】JLPGAチームがポイント大勝で3連覇 PGAチームは健闘及ばず3位
2025年12月15日PGAチームはキャプテンにシニアで4回、JGTOチームでは3回の出場経験がある藤田寛之を筆頭に、シニアツアー3年連続賞金王・宮本勝昌、タイ出身のタマヌーン・スリロット、プラヤド・マークセン、岩本高志、飯島宏明という6名の布陣を揃えて、今年の戦いに挑んだ。1stステージは降雨によるコースコンディション不良のため競技中止。オルタネート方式の2ndステージのみで勝敗が決められることになり、PGAチームは期待の賞金王宮本・キャプテン藤田ペア、”チームタイ”のスリロット・マークセンペアがポイントを稼げずに3団体では最下位となる8ポイントで3位。優勝はまっすぐにショットを重ねてゲームを進め16ポイントを獲得したJLPGAツアー。JLPGAツアーは3年連続で優勝という初の快挙を達成した。8ポイント2位にはJGTOチームが続いた。◇最終成績はこちら>>
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シニアツアー 競技情報【日立3ツアーズ選手権】難敵は予想外の寒さだった?! 最強布陣のPGAチームは3位でリベンジ叶わず
2025年12月14日PGAチームはキャプテンにシニアで4回、JGTOチームでは3回の出場経験がある藤田寛之を迎え、シニアツアー3年連続賞金王・宮本勝昌、タイ出身のタマヌーン・スリロット、プラヤド・マークセン、岩本高志、飯島宏明という6名の布陣を揃え、今年の戦いの幕が開けた。PGAチームは賞金ランキング上位選手が多いことも特徴だ。6選手合計でレギュラー・シニアで計77勝を挙げている最強シニアチームが結成。2018年以降7年ぶりの優勝を狙い、戦いの火蓋が切られた。20回記念大会当日は早朝から降り続いた雨の影響で、10時19分にコースコンディション不良の為、"ファーストステージ"競技中止を発表。今年の戦いは、セカンドステージだけで勝負が決まることになった。
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シニアツアー 競技情報【日立3ツアーズ選手権】20回記念大会の組み合わせスタート時間を発表!PGAチームは「良いバランス」でペア結成
2025年12月13日ゴルフシーズンを締めくくる年末の大イベント『Hitachi 3Tours Championship』(日立3ツアーズ選手権)が12月14日、今年の会場は2014年以来、千葉県にある平川カントリークラブで4度目の開催になる。今年のツアーを彩るゴルフ界のスターが大集結するイベントの、組み合わせスタート時間を発表した。12月12日にはプロアマ前夜祭が千葉で行われ、シニア・男子・女子ゴルフからスター選手が大集結。普段はゴルフ場で会うプロたちもスーツ姿で登場。フォーマルな雰囲気はプロゴルファーというイメージもがらりと変わるが、6名のシニア選手全員、それぞれの色を出したスーツ姿は圧倒的にクールな印象だ。PGAチームのメンバーは、個性豊かで経験豊富な6名が勢ぞろい。3年連続でシニア賞金王に輝いている宮本勝昌を筆頭に、日立3ツアーズには7回出場しシニアツアー最多優勝回数”25回”を誇るプラヤド・マークセン、シニア公式戦2勝目を挙げたタマヌーン・スリロットは賞金ランキングの3位につけている。会長推薦枠では賞金ランキング4位のシニアルーキーの岩本高志、5位の飯島宏明、そして今年は米国チャンピオンズツアーにフル参戦した藤田寛之が出場する。
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競技情報 お知らせ2026年度PGA競技開催日程を発表 シニアツアーは15試合予定
2025年12月08日日本プロゴルフ協会明神会長は12月8日の定例理事会後、「2026年度PGA競技開催日程」を発表した。主催競技である「第93回日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップ」は5月21日から24日で滋賀県にある蒲生ゴルフ俱楽部にて開催する。また「第65回日本プロゴルフシニア選手権大会 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP」は9月24日から27日にイーグルポイントゴルフクラブ(茨城)で3度目の開催を迎える。
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競技情報2025年「PGA HANDA CUP ・フィランスロピー障がい者ゴルフ大会」を若洲GLで開催
2025年12月03日プロゴルファーと参加者が同じフィールドに立ち、ゴルフを通じて心・技・体を磨き合う――。PGA社会貢献活動の一大イベント『2025 PGA HANDA CUP フィランスロピー障がい者ゴルフ大会』が、12月2日、東京・若洲ゴルフリンクスで華やかに開催された。競技には上下肢・聴覚・内部障がい、そして視覚(全盲・弱視)を持つ104名が挑戦。7部門に分かれ18ホールストロークプレー・新ぺリア方式による個人戦で熱戦を繰り広げた。
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シニアツアー日立3ツアーズ選手権、PGAチーム代表選手が決定しました!チケットも好評発売中です
2025年11月25日シーズンを締めくくる年末の大イベント『Hitachi 3Tours Championship』(日立3ツアーズ選手権)が12月14日(日)、今年は会場を新たに千葉県千葉市の平川カントリークラブで開催します。開催が近づき、各団体の気になる出場選手が決定。4度目の栄冠を目指すPGAチームには、今季4勝を挙げて3年連続賞金王に輝いた宮本勝昌を筆頭に、日本シニアオープンを制し最終戦まで賞金王争いを繰り広げたタマヌーン・スリロット、福岡シニアオープンで優勝しツアー最多となる通算25勝を達成したプラヤド・マークセン、シニアルーキーながらスターツシニアやIASSシニア・プロアマで2勝を挙げた岩本高志、未勝利ながら安定した戦いで賞金ランキング7位につけた飯島宏明、そして今季はPGAツアーチャンピオンズにも挑戦し、本大会にはJGTOチームで3回、PGAチームでは4年連続4回目の参戦となる藤田寛之が名を連ねています。7大会ぶりの優勝を狙い、まさに精鋭揃いの布陣です。藤田寛之を推薦したPGA明神正嗣会長は「米国チャンピオンズツアーに参戦していた実績は、PGAシニアツアーの代表メンバーとしてプレーしていただくに値する、とても頼もしい戦力です。過去PGAチームで4年連続のメンバーでしたし、チームへの貢献度も高いので、今年こそ優勝に繋げてもらえれば嬉しいです。」と選出理由を話しました。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/FR》日本一練習しないプロ・手嶋多一が4年ぶり3勝目! 毎日ホテルに6Iとパターを持って帰る理由とは?
2025年11月24日国内シニアツアーの今季最終戦「いぶすき白露シニア」は、手嶋多一(57歳)がプレーオフでタマヌーン・スリロット(56歳・タイ)を退け、2021年の「日本シニアオープン」以来となる、4年ぶり3勝目を挙げた。レギュラーツアー時代から日本一練習しないプロといわれる男が、なぜ勝てたのか。手嶋は2019年のシーズン開幕戦「金秀シニア 沖縄オープン」でシニアデビューすると、いきなり優勝した。その頃はレギュラーツアーと掛け持ちしていたため、それを含めてシニアには3試合にしか出場しなかった。そして21年には「日本シニアオープン」を制して2勝目。何勝もしていくかに思われたが、そこから優勝のない年が3年も続くことになる。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/FR》賞金シード30名が決定! 杉山直也は58歳でキャリア初のシード獲得に「人生で初めてゴルフでやり遂げた」
2025年11月23日国内シニアツアーは「いわさき白露シニア」をもって全16試合が終了。宮本勝昌が3年連続3度目の賞金王を獲得し、同時に2026年の出場権が与えられる賞金ランキング30位以内のシード選手が決定した。最終18番パー5、宮本がプレーオフに進むためのイーグルパットはカップに沈まず、その瞬間に優勝の可能性が潰えた。一方、入れば優勝の1メートルのバーディパットを手嶋多一が外したことで、トータル12アンダーで並んだタマヌーン・スリロット(タイ)と手嶋のプレーオフに突入。スリロットが優勝すれば、賞金ランキングで宮本を抜き、逆転での賞金王もかかっていた。1ホール目にバーディを奪った手嶋が、パーとしたスリロットを退け、シニアツアー3勝目。同時に宮本の賞金王が確定した。表彰式後には『2025賞金王』と入ったボードを高く上げて、笑顔でカメラに収まった宮本だったが「プレーオフに残れなかったのが残念です。どうすることもできないので」と悔しさをにじませる。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/FR》プレーオフを制して手嶋多一が大会初優勝、4年ぶり3勝目 賞金王は宮本勝昌が戴冠 賞金ランキングも決定!
2025年11月23日鹿児島にあるいぶすきゴルフクラブで11月23日に行われた今季シニアツアー最終戦「いわさき白露シニア」の最終ラウンド。首位と3打差6アンダー6位タイからスタートしたタマヌーン・スリロット(56)が66をマークし、トップタイからスタートした手嶋多一(57)を捉え、通算12アンダーでスリロットと手嶋がプレーオフへ。18番パー5ホールの1ホール目で、スリロットがパー、手嶋がバーディを仕留めて優勝。2019年金秀シニア、2021年日本シニアオープン以来、シニア通算3勝目を挙げた。優勝賞金1000万円を獲得し、手嶋は賞金ランキング6位で今季を終えた。シニア賞金王は宮本勝昌が3年連続でタイトルを獲得した。「前半は順調でしたが、中盤から思うようにできなかった。強敵揃いの中で優勝考えずに3アンダーか4アンダーで回りたかったというだけ。とりあえず目の前の一打を大事に、ドライバーをフェアウェイにおいて、グリーンでバーディチャンスを作れるように。最後2パットでいきたいというだけ。最後は久々にしびれました。入ってよかった」と笑顔をのぞかせた。「今回素晴らしい天気の中で優勝できて、ほんとうに嬉しいです。来年ディフェンディングチャンピオンとして戻ってこられるのを楽しみにしています」。最終戦は、地元九州出身・手嶋の優勝で幕を閉じた。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/2R》青木功の弟子・杉山直也は58歳で初の賞金シード獲得へ 最終日は「60台を目指す」
2025年11月23日シード権争いも大詰めを迎えている。58歳の杉山直也は賞金シード30位圏内の29位でこの最終戦を迎えた。2日目を終えてトータル2アンダー・20位タイで、この1年の集大成となる残り18ホールを戦う。レギュラー・シニアを通じて賞金シードを取ったことはない。それでも「レギュラーはレギュラーで楽しくやっていましたし、シニアはさらに楽しいです」と34年にも及ぶキャリアを振り返る。師匠は青木功。父親が中目黒で営んでいた「天龍」という焼き肉屋の常連だったのが青木だった。父親の紹介がきっかけで、大学2年生のときに初めて青木がハワイで行っていた合宿に参加した。それは青木が米ツアーの「ハワイアンオープン」(現在はソニーオープン・イン・ハワイ)で優勝した直後で「ハワイでも神様みたいな存在だった」。日本からのハワイへの入国審査は「全部パスだから」と懐かしむ。学生時代から研修生時代にかけて青木のキャディも経験した。米ツアーで青木がバンカー練習を始めると、「フレッド・カプルスやデービス・ラブIIIが見に来た。僕は『どうだ!』みたいな感じでした」と誇らしかった。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/2R》キャディマスターと二足の草鞋を履く斎藤光博は「有給がなくなりました」 シニア2年目でシードが届く位置まで前進
2025年11月22日シニアツアー2年目の最終戦を斎藤光博(51歳)は賞金ランキング38位で迎えた。来シーズンの出場権が得られる賞金ランキング30位以内にはまだ足りない。しかし、昨年は66位だったことを考えると、確実に前進している。レギュラーツアー時代は「開幕戦から出られたのは(2006年の)1年だけ」。優勝はおろかシードにも縁がなかった。プロでの最高成績は2008年の下部ツアー「有田東急JGTOチャレンジ I 」の5位タイ。4人のプレーオフで決着した大会で1打届かなかった。レギュラーツアー時代から現在まで、試合がないときは岡部チサンカントリークラブでキャディマスターを務めている。試合がある週でも「空いている2日間は必ず出勤します」と休みなく働く。シニアツアーには有給と公休をやりくりしながら出場している。「今回で有給がなくなりました」と笑う。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/2R》手嶋多一が後半『30』を叩き出して首位タイに急浮上~上位選手トピックス~ 宮本、マークセン、増田、深堀、塚田、イエーツ
2025年11月22日シニアツアーの今季最終戦「いわさき白露シニア」は2日目の競技が終了した。首位と4打差の1アンダー・18位タイからスタートした手嶋多一(57歳)が、前半で2つ伸ばすと、後半は4連続を含む6バーディを奪って、大会レコードを1打更新する「64」でホールアウト。トータル9アンダーで、23年大会覇者の宮本勝昌(53歳)と並んで首位タイに急浮上した。1打差のトータル8アンダー・3位にはプラヤド・マークセン(59歳・タイ)が続き、トータル7アンダー・4位タイには増田伸洋と深堀圭一郎がつけている。また、前年覇者の塚田好宣(56歳)は、宮本を逆転して賞金王になるには優勝しかないタマヌーン・スリロット(56歳・タイ)、日本プロシニア覇者のサイモン・イエーツ(55歳・スコットランド)、ソク・ジョンユル(56歳・韓国)と並び、トータル6アンダー・6位タイで最終日に進む。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/2R》コースレコード64を出した手嶋多一が猛チャージ!通算9アンダーは宮本勝昌と首位タイ
2025年11月22日国内シニアツアー最終戦「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」第2ラウンドが11月21日にいぶすきゴルフクラブ行われた。第2ラウンドは1アンダー18位タイからスタートした手嶋多一(57)が8バーディ・ボギーフリーとコースレコード"64"を叩き出す見事なラウンドで、通算9アンダーで首位に。2位4アンダーで出た宮本勝昌(53)もスコアを5つ伸ばし手嶋と9アンダーで並び優勝争いへ。1打差3位にシニア最多勝利数”25”を誇るプラヤド・マークセン(59)が通算8アンダーで後を追う。前年覇者の塚田好宣(56)は4つスコアを伸ばして6アンダー・6位グループに入っている。◇第2ラウンド成績は こちら>>
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シニアツアー《いわさき白露シニア/1R》今季は最終戦までトップ10なしの深堀圭一郎が2位タイ発進!前週に石川遼とプレーして得た収穫とは?
2025年11月21日2019年のシニア入り以来、初めてトップ10のないシーズンを送っている深堀圭一郎(57歳)。この最終戦開幕前の賞金ランキングは53位で、6シーズンに渡って守ってきた30位以内の賞金シードは、今年で途切れる可能性が高い。それでも『生涯獲得賞金ランキング上位20名』の権利を行使すれば、来年もシニアツアーにはフル参戦できる。その深掘が初日、4バーディ・ボギーなしの「68」をマークし、トップとは1打差の4アンダー・2位タイと好位置につけた。「14番と15番でバンカーと左のラフからチップイン(バーディ)2連発です。ツキがありました」と笑顔をこぼす。前週はシニアツアーを欠場し、スポンサー契約を結ぶ三井住友カードの主催者推薦でレギュラーツアーの「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場。57歳にして予選を通過して4日間を戦い抜き、ホストプロの役割を果たした。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/1R》「どんな状況でも受け入れて…」田中秀道はイライラからの脱却を図り、2差5位タイの好発進
2025年11月21日19年間と長く苦しんできた極度のショットイップスを昨年克服し、今季は最終予選会15位に入って、シニアツアーに参戦している田中秀道。ツアーに限れば、18試合を戦った2010年のシーズン以来、実に15年ぶりのフル参戦となった。この最終戦が田中にとって今季12試合目。3戦目の「スターツシニア」では単独首位発進を決めるなど、復活優勝も近いかに思われた。しかし、中盤戦はなかなか上位に食い込めず。10月に入ってから「福岡シニアオープン」で5位タイ、「コスモヘルスカップ」で9位タイと、調子を上げてきたが、「ISPS Handa シニアクラシック」は腰の痛みもあって休養に充てた。そして、賞金ランキング39位で鹿児島に乗り込んできた。今シーズンは試行錯誤の連続だった。昨年は柔らかいシャフトに換えて、自分が頑張るのではなく、シャフトのしなりを生かすことで、ショットイップスから脱却することできた。それが今年に入ってだんだん振れてきたことで、なかなか合うシャフトのスペックが決まらない。ましてや練習では良くても、試合の緊張した中ではうまくいかないこともある。「ツアー何年ぶりかという状況で、2試合連続で同じクラブを使ってないくらい試しながらやってきた」。シャフトの重さ、硬さ、長さ、鉛の張り方にいたるまで試行錯誤を繰り返してきた。