ファンケルクラシック
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シニアツアー
【ファンケルクラシック/FR】兼本貴司は優勝争いから脱落も、バーディ締めで5人の4位タイ→単独4位で賞金シードに当確ランプ
2025年10月20日キャリーで300ヤードというドライバーショットを武器とする兼本貴司は今季、ショットの不調に苦しんでいる。「ドライバーが上手く打てない。プルフックが出る。出だしから左に行っちゃう」。2021年にシニア入りしてから2勝を挙げて、22年には賞金ランキング3位、昨年は同4位に入ったトップ選手が今大会に入るまで、来季のシードが得られる賞金ランキング30位圏外の36位と本来の力を発揮できずにいた。それが大会初日は「67」で回って5アンダー・3位タイの好発進を決める。それでも今季は60台のラウンドが続いたのは6位タイに入った「倉本昌弘 INVITATIONAL THE EAGLEGOLFシニアオープンチャリティートーナメント」のみで、「毎日『69』が続くゴルフではまったくない。一発パッと出るけど、ズルズル落ちる。波が激しいゴルフであんまり期待していない」と手応えは薄かった。
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【ファンケルクラシック】エキシビジョンマッチ”LADYGO CUP”女子スター選手による華麗なる戦いは宮里美香が優勝
2025年10月19日ファンケルクラシックでは初の『LADYGO CUP』出場選手6 人によるエキシビションマッチが10月19日に最終ラウンドが行われ、首位4アンダーからスタートした宮里美香が3バーディ・ボギーフリーの69で回り、通算7アンダーで優勝を飾った。2位3アンダーに原江里菜、さらに1打差3位に青山加織がついた。
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シニアツアー
【ファンケルクラシック/FR】シニアツアーに巻き起こる“たまちゃん”旋風!タマヌーン・スリロットが賞金レースで宮本勝昌に肉薄し「来週抜いちゃうよ」
2025年10月19日宮本勝昌(52)の大会3連覇を阻んだのはタイからやってきた“たまちゃん”ことタマヌーン・スリロット(56)だった。最終日はトータル8アンダーの単独トップからスタートするも「ドライバーが暴れて」なかなかスコアを伸ばすことができず、14番ホールでは1つ前の組で回る宮本と同じ最終組で回るプラヤド・マークセン(タイ・59)に3打のリードを許す展開。「その時点で絶対勝てないだろう」と諦め気味だったが、終盤の15番、17番、18番でバーディを奪って土壇場で追いつき、トータル10アンダーで並んだ宮本とマークセンと3人のプレーオフに突入した。18番パー5の繰り返しで行われたプレーオフ。1ホール目は全員パーとして、続く2ホール目で宮本がグリーンを狙った2打目を右に曲げて崖下の10番に落とし、4オン・2パットのボギーで脱落。迎えた3ホール目、今度はマークセンの2打目が右のOBゾーンに消えてボギーとし、プレーオフ3ホールともパーとしたスリロットが9月の「日本シニアオープン」に続いて今季2勝目、シニア通算3勝目を挙げた。
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シニアツアー
【ファンケルクラシック/2R】「僕にとっては守り神」 兼本貴司は3連続ボギーで一時後退も、連続バーディ締めで優勝戦線にカムバック!
2025年10月18日初日に5アンダー・3位タイと上位で発進し「今年はショットがなかなか直らなくて、波が激しいゴルフであまり期待していないです」と言っていた兼本貴司(54)。2日目は13番ホールのティショットで「チョロっぽいスライスが出た」というミスから、3連続ボギーを叩き、一時は大きく後退する。「ここで引いたら上位はない」と切り替え、上がり2ホールで連続バーディを奪取。トップのタマヌーン・スリロット(タイ・56)とは1打差のトータル7アンダー・2位で最終日に進む。
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【ファンケルクラシック/2R】単独首位で最終日へ! タイから来たT・スリロットが静岡県のご当地中華に毎日通う理由とは?
2025年10月18日昨年は「日本プロシニアゴルフ選手権」、今年は「日本シニアオープンゴルフ選手権」を制したメジャーハンター、タマヌーン・スリロット(タイ・56)が、2日目のベストスコアタイとなる「68」をマーク。トータル8アンダー・単独首位でシニア3勝目に王手をかけた。優勝した日本シニアオープン翌週の日本プロシニアでは2位、その翌週の「コマツオープン」では5位と、3連戦で好調を維持しているように見えたスリロット。「ちょっと疲れていた」と、前週の「トラストグループカップ 佐世保シニアオープン」は欠場し、タイに帰国。休養に充てたことで「少しパワーアップできた」。調子を落としていたパッティングの調子も「昨日の昼くらいから戻ってきた」という。
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【ファンケルクラシック/2R】宮本勝昌は3連覇に向け、2打差を追って最終日へ~上位プレーヤー・トピックス~ P・マークセン、岩本高志、高橋竜彦、古庄紀彦、崎山武志
2025年10月18日初日の秋晴れから打って変わって、午後からは雨もパラつくコンディションだった「ファンケルクラシック」2日目の競技が終了。4アンダー・6位タイからスタートしたタマヌーン・スリロット(タイ・56)が4バーディ・1ボギーの「68」でまとめ、トータル8アンダーで単独首位に浮上した。1打差のトータル7アンダー・2位に兼本貴司(54)、トータル6アンダー・3位タイには2018年・19年大会覇者のプラヤド・マークセン(タイ・59)、23年・24年と2連覇中の宮本勝昌が続く。トータル5アンダー・5位タイには、初日に7アンダーを出して単独首位に立っていた高橋竜彦、ルーキーで今季2勝を挙げている岩本高志、デービッド・スメイル(ニュージーランド・55)の3人がつけている。
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【ファンケルクラシック】女子スター選手が華麗なプレーでファンケルクラシックファンを魅了!LADYGOCUPエキシビジョンマッチ同時開催
2025年10月18日「シニア選手と同じ舞台でプレーできることを楽しみにしていました」。スタートコール1番目はJLPGAツアー3勝を挙げている大江香織。読み上げられたメッセージには、ファンケルクラシックでの初エキシビジョンマッチが楽しみで仕方ないという気持ちを込めていた。ファンケルクラシックでは初めて、女子ゴルファーを応援する大会『LADYGO CUP』に出場している選手6 人をお招きし、エキシビションマッチを10 月18 日(土)、19 日(日)の2 日間、総額200 万円の賞金をかけて開催した。優勝賞金100 万円、2位以下にも賞金が配分される。2年前から大会と併設している女子シニアゴルファーによるエキシビションマッチは好評をいただいており、今年は「LADYGO CUP」の開催趣旨に共感し30 歳から45 歳のJLPGA メンバーの活躍の場を提供する新たな取り組みを実現。ファンケルクラシックの大会「シニアの元気が日本の元気!!」というスローガンのもと、シニアだけでなくすべての世代が活躍できる社会の実現を願っている。
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【ファンケルクラシック/1R】70歳・倉本昌弘が16回目のエージシュートで2差3位発進 健康の秘訣は「節制できるか、できないかだけ」
2025年10月17日シニアツアーでは選手として、レギュラーツアーでは日本ゴルフツアー機構の副会長として二足のわらじを履き、忙しい日々を送る倉本昌弘。9月に70歳の誕生日を迎えた現在も、シニアツアーではここまで全試合に出場する鉄人ぶりを見せている。しかも、ただ出るだけではない。今大会の初日は7バーディ・2ボギーの「67」で、シニアツアーでは今季4度目、通算16度目のエージシュートを達成し、首位と2打差の5アンダー・3位タイで滑り出した。レギュラーツアーで通算30勝、シニアツアーで通算8勝を挙げたパワーとテクニックは今も健在だ。70歳にしてドライバーでは280ヤードに届くことも。この初日は53歳の横田真一を何度もアウトドライブした。また、ティショットが打ち下ろしとなる14番パー4ではドライバーでライン出しショットを放ち、「ここはバーンと打てるところと打てないところの差が激しいので、打てないところは打てないなりにやっていくしかない」と、メリハリをつけたコースマネジメントが光った。軽快な語り口と背筋をピンと伸ばして歩く姿は、とても70歳とは思えない。今大会の主催は化粧品・健康食品を販売する『ファンケル』にちなんで、若々しくいられる秘訣を聞いてみた。
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【ファンケルクラシック/1R】「65なんていつ以来だ?」髙橋竜彦がシニア入り2年目で初の単独首位発進!
2025年10月17日レギュラーツアーでは国内メジャー「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」を含む2勝を挙げている髙橋竜彦(51)だが、昨年シニアデビューからちょうど20試合に出場して、優勝どころかトップ10入りは前週の「トラストグループカップ 佐世保シニアオープン」の1度だけ。それが今大会の初日は、2番で3パットのボギーが先に来るも、終わってみれば8バーディ・1ボギーの「65」を叩き出し、7アンダー・単独首位で2日目に進む。ラウンド後に取材エリアに現れると「こんなインタビューを受けるのは久しぶりだし、65って記憶にない。65なんていつ以来だろ?」と第一声を放った。この「65」はシニアツアーではベストスコア。レギュラーツアー時代は2015年の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」(6954ヤード・パー72)の2日目に記録しており、およそ10年ぶり。また、髙橋が首位または首位タイで初日を終えるのは、2008年の「中日クラウンズ」以来、およそ17年ぶりとなる。
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【ファンケルクラシック/1R】今季不調の兼本貴司が2差3位タイの好発進~上位プレーヤー・トピックス~ 古庄紀彦、塚田好宣、岩本高志、宮本勝昌
2025年10月17日秋晴れの中で行われた「ファンケルクラシック」初日の競技が終了。シニア2年目の髙橋竜彦(51)が8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、7アンダーで単独首位発進を決めた。髙橋が首位または首位タイで初日を終えるのはシニアツアーでは初めてのこと。レギュラーツアー時代まで遡ると2008年の中日クラウンズ以来、およそ17年ぶりとなる。1打差の6アンダー・2位には髙橋と同い年の古庄紀彦(51)。5アンダー・3位タイグループにはいずれも「67」をマークした兼本貴司(54)、通算16度目のエージシュート達成の倉本昌弘(70)、塚田好宣(56)の3人が続く。4アンダー・6位タイには、ルーキーで今季2勝を挙げている岩本高志(50)、大会3連覇がかかる賞金ランキングトップの宮本勝昌(53)、今井克宗(53)、タマヌーン・スリロット(タイ・56)、佐藤えいち(54)の5人がつけている。ドライバーはキャリーで300ヤードというシニアツアー屈指の飛ばし屋、兼本は今季苦しんでいる。2022年には賞金ランキング3位、24年には同4位に入っているトップ選手が、今季は11試合に出場してトップ10が一度もない。今季の賞金ランキングは来季のシード権が得られる30位圏外の36位に位置する。「ショットがなかなか直りきらず、多分今年はずっとこんな感じです」と、本人は諦め気味だ。
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【ファンケルクラシック/事前】腸活で8キロ減の上田諭尉が、チューズデートーナメントをトップ通過
2025年10月16日「ファンケルクラシック」はシニアツアーで唯一、チューズデートーナメントが行われる。チューズデートーナメントとは、大会同週の火曜日に行われる予選会のこと。レギュラーツアーでは月曜日に行われるため、マンデートーナメントと呼ばれている。99名ものシニアプロが参加したチューズデートーナメントで、上田諭尉は後続に4打差をつける6アンダーを叩き出してトップ通過。8枠しかない本戦切符を勝ち獲った。レギュラーツアーで1勝を挙げた上田は、昨年3月に50歳の誕生日を迎え、10月の「コマツオープン」でシニアデビュー。昨シーズンは3試合の出場にとどまったが、2度のトップ10を記録した。そして今年3月の2025年度のシニアツアー最終予選会では42位に終わり、「出られる試合で頑張るという感じ」と、今季もなかなか試合に出られない状況が続いている。
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【ファンケルクラシック/事前】前週はオーストラリアで10カ月ぶりに息子と再会 宮本勝昌が大会史上2人目の3連覇に挑む
2025年10月16日静岡県の裾野カンツリー倶楽部を舞台に明日17日から3日間の日程で、「ファンケルクラシック」が開催される。2週前の「コマツオープン」で今季3勝目を挙げ、賞金ランキングトップに躍り出た宮本勝昌が3連覇に挑む。実は今大会での2連覇は珍しくない。これまで室田淳(2006~07年、15~16年)、尾崎健夫(08~09年)、羽川豊(13~14年)、プラヤド・マークセン(18~19年)、そして宮本(23~24年)と、2001年の第1回大会以来、5人も達成者がいるのだ。ただし、3連覇となると高橋勝成(01~03年)の1人だけ。宮本が今週勝てば2人目の快挙となる。
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【ファンケルクラシック】2日目はUUUMライブ配信、最終日はBSテレ東でお楽しみください
2025年10月15日国内シニアツアー「ファンケルクラシック2025」が、10月17日(金)から3日間、静岡県裾野市の裾野カンツリー倶楽部で開催されます。大会2日目となる10月18日(土)には、UUUM GOLF公式YouTube にて ライブ配信 が決定。会場の熱気やプレーの様子を、遠方にいてもお楽しみいただけます。
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今年の「ファンケルクラシック」はシニアと女性の活躍を応援 "LADYGO CUP"選手によるエキシビジョンも開催
2025年8月4日今年の「ファンケルクラシック」も見どころがたくさんです。2025年10月17日(金)~19日(日)の3日間、PGAシニアツアー"ファンケル クラシック"を静岡県裾野市の裾野カンツリー倶楽部で開催します。「シニアの元気が日本の元気!!」をスローガンに、毎年熱戦が繰り広げられる本大会は、今年で24回目。昨年大会は宮本勝昌が大会2連覇を達成し、賞金王のタイトルを獲得しました。今年も78人(選手73人、アマ5人)が出場予定です。今年もグランドシニア特別賞を設定していただき、60歳以上のシニアプロが対象で1位から3位までの選手に賞金総額300万円をかけた熱い戦いも見られます。シニアだけでなく女性活躍を応援する企業として、「LADYGO CUP」参加選手によるエキシビションマッチを初めて併催すると大会事務局より発表されました。◇ 「LADYGO CUP」とは?ぜひこちらでご覧ください>>