
初日の秋晴れから打って変わって、午後からは雨もパラつくコンディションだった「ファンケルクラシック」2日目の競技が終了。4アンダー・6位タイからスタートしたタマヌーン・スリロット(タイ・56)が4バーディ・1ボギーの「68」でまとめ、トータル8アンダーで単独首位に浮上した。
1打差のトータル7アンダー・2位に兼本貴司(54)、トータル6アンダー・3位タイには2018年・19年大会覇者のプラヤド・マークセン(タイ・59)、23年・24年と2連覇中の宮本勝昌が続く。トータル5アンダー・5位タイには、初日に7アンダーを出して単独首位に立っていた高橋竜彦、ルーキーで今季2勝を挙げている岩本高志、デービッド・スメイル(ニュージーランド・55)の3人がつけている。

なお、初日に6アンダーで2位につけていた古庄紀彦(51)は1バーディ・4ボギーの「75」とスコアを落とし、飯島宏明、塚田好宣と並んでトータル3アンダー・11位タイに後退した。
60歳以上に設定された『グランドシニア特別賞』(1位は150万円)では、チューズデートーナメントから本戦の出場権を掴んだ崎山武志(62)が、2日間とも「71」を並べ、トータル2アンダー(大会では14位タイ)でトップに躍り出た。崎山に続く60歳以上は、久保勝美(63)、田村尚之(61)、東聡(64)のトータル2オーバーとなっている。

■トータル6アンダー・3位タイ(70・68) プラヤド・マークセン ※18,19大会覇者
今日は同い年の寺西(明)さんと楽しく回れました。
ドライバーとパッティングが良かったのですが、アイアンが全体的に不調でした。
相性の良い大会ですが、明日の勝率はフィフティ、フィフティ(50%)です。


■トータル6アンダー・3位タイ(68・70) 宮本勝昌 ※23,24大会覇者
できることなら1打でもリードして最終日を迎えたかったのが本音です。今日はパットのフィーリングがあまり良くなかった。練習ではうまくいくけど、コースになるとイメージが消えちゃう。
明日こそは良い状態にして18ホールを戦いたいと思います。


■トータル5アンダー・5位タイ(68・71) 岩本高志
(優勝争いの最終日に2試合連続で「75」と崩れ)同じ失敗を何度もしているので、明日はしたくない。(2週前の)コマツオープンのときはなるべくフラットにやろうと思ったんですけど、うまくいかなかった。今日の夜にどんな気持ちでやろうか、一人で考えます(笑)。
まだトップとは3打差なので明日はガンガンいきます。


■トータル5アンダー・5位タイ(65・74) 高橋竜彦
今日は最終組で純粋に緊張しました。風も強くてショットがあまりつかないし、パットも昨日までのタッチが出なかった。最後(最終18番パー5)はティショットで左に曲げて、2打目で出すのに失敗して、3打目をレイアップして、4打目は残り130ヤードから1メートルについてパーを取った。スコアは2オーバーですけど、気分的にはそこまで悪くないです。


■トータル3アンダー・11位タイ(66・75) 古庄紀彦
大きいミスをしていないんですけど、3パットが2回あったり、細かい取りこぼしがあってうまくまとまらなかったですね。優勝争いからは離れちゃいましたけど、悲観する位置でもないと思うので、明日は細かいことを考えずに思い切ってやってみます。

■トータル2アンダー・14位タイ(71・71) 崎山武志 ※60歳以上のトップ
チューズデートーナメント(予選会)では我慢していたら、16番と18番でバーディが2つ来て2アンダーで上がれた。コマツオープンでも2日目までは良かったですけど、最終日に77と崩れてしまった。ショットはバラバラですけど、アプローチとパターで耐えながらできているのはコマツの良い反省。明日も最低1アンダーで回れるように頑張ります。
