ファンケルクラシック
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シニアツアー【ファンケルクラシック/1R】70歳・倉本昌弘が16回目のエージシュートで2差3位発進 健康の秘訣は「節制できるか、できないかだけ」
2025年10月17日シニアツアーでは選手として、レギュラーツアーでは日本ゴルフツアー機構の副会長として二足のわらじを履き、忙しい日々を送る倉本昌弘。9月に70歳の誕生日を迎えた現在も、シニアツアーではここまで全試合に出場する鉄人ぶりを見せている。しかも、ただ出るだけではない。今大会の初日は7バーディ・2ボギーの「67」で、シニアツアーでは今季4度目、通算16度目のエージシュートを達成し、首位と2打差の5アンダー・3位タイで滑り出した。レギュラーツアーで通算30勝、シニアツアーで通算8勝を挙げたパワーとテクニックは今も健在だ。70歳にしてドライバーでは280ヤードに届くことも。この初日は53歳の横田真一を何度もアウトドライブした。また、ティショットが打ち下ろしとなる14番パー4ではドライバーでライン出しショットを放ち、「ここはバーンと打てるところと打てないところの差が激しいので、打てないところは打てないなりにやっていくしかない」と、メリハリをつけたコースマネジメントが光った。軽快な語り口と背筋をピンと伸ばして歩く姿は、とても70歳とは思えない。今大会の主催は化粧品・健康食品を販売する『ファンケル』にちなんで、若々しくいられる秘訣を聞いてみた。
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シニアツアー【ファンケルクラシック/1R】「65なんていつ以来だ?」髙橋竜彦がシニア入り2年目で初の単独首位発進!
2025年10月17日レギュラーツアーでは国内メジャー「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」を含む2勝を挙げている髙橋竜彦(51)だが、昨年シニアデビューからちょうど20試合に出場して、優勝どころかトップ10入りは前週の「トラストグループカップ 佐世保シニアオープン」の1度だけ。それが今大会の初日は、2番で3パットのボギーが先に来るも、終わってみれば8バーディ・1ボギーの「65」を叩き出し、7アンダー・単独首位で2日目に進む。ラウンド後に取材エリアに現れると「こんなインタビューを受けるのは久しぶりだし、65って記憶にない。65なんていつ以来だろ?」と第一声を放った。この「65」はシニアツアーではベストスコア。レギュラーツアー時代は2015年の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」(6954ヤード・パー72)の2日目に記録しており、およそ10年ぶり。また、髙橋が首位または首位タイで初日を終えるのは、2008年の「中日クラウンズ」以来、およそ17年ぶりとなる。
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シニアツアー【ファンケルクラシック/1R】今季不調の兼本貴司が2差3位タイの好発進~上位プレーヤー・トピックス~ 古庄紀彦、塚田好宣、岩本高志、宮本勝昌
2025年10月17日秋晴れの中で行われた「ファンケルクラシック」初日の競技が終了。シニア2年目の髙橋竜彦(51)が8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、7アンダーで単独首位発進を決めた。髙橋が首位または首位タイで初日を終えるのはシニアツアーでは初めてのこと。レギュラーツアー時代まで遡ると2008年の中日クラウンズ以来、およそ17年ぶりとなる。1打差の6アンダー・2位には髙橋と同い年の古庄紀彦(51)。5アンダー・3位タイグループにはいずれも「67」をマークした兼本貴司(54)、通算16度目のエージシュート達成の倉本昌弘(70)、塚田好宣(56)の3人が続く。4アンダー・6位タイには、ルーキーで今季2勝を挙げている岩本高志(50)、大会3連覇がかかる賞金ランキングトップの宮本勝昌(53)、今井克宗(53)、タマヌーン・スリロット(タイ・56)、佐藤えいち(54)の5人がつけている。ドライバーはキャリーで300ヤードというシニアツアー屈指の飛ばし屋、兼本は今季苦しんでいる。2022年には賞金ランキング3位、24年には同4位に入っているトップ選手が、今季は11試合に出場してトップ10が一度もない。今季の賞金ランキングは来季のシード権が得られる30位圏外の36位に位置する。「ショットがなかなか直りきらず、多分今年はずっとこんな感じです」と、本人は諦め気味だ。