第34回日本シニアオープンゴルフ選手権競技

2024年9月12日(木)〜 15日(日)
千葉カントリークラブ・川間コース
  • 〔日本シニアオープン/FR〕「日本」タイトルをかけて優勝争いを演じた6人の攻防戦、スリリングなゲームの行方
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    〔日本シニアオープン/FR〕「日本」タイトルをかけて優勝争いを演じた6人の攻防戦、スリリングなゲームの行方

    2024年9月15日

    今年のシニアゴルファーナンバーワンを決める大会の最終ラウンドは、ラスト3組の戦いにフォーカスが充てられた。ナショナルオープンのタイトルをかけて、シニアプロ真剣勝負の火ぶたが切られた。 ラスト3組を戦うメンバーを紹介すると、7アンダー首位グループにI・J・ジャン(51)、横尾要(52)、崔虎星(50)6アンダー4位グループに片山晋呉(51)、増田伸洋(51)、タマヌーン・スリロット(55) とベテランプロが1打を争う攻防戦。バーディーを狙う一方で、どうやってスコアを落とさないよう凌いでいくのかという、スリリングなゲームが幕を開けた。

  • 〔日本シニアオープン/FR〕シニアルーキー崔虎星が通算9アンダーとして混戦を抜け出し、日本シニアオープンで大金星
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    〔日本シニアオープン/FR〕シニアルーキー崔虎星が通算9アンダーとして混戦を抜け出し、日本シニアオープンで大金星

    2024年9月15日

    レギュラー3勝の虎さんことシニアルーキー・崔虎星(チェ・ホソン)が日本シニアの公式戦で優勝を飾った。連日首位の完全優勝という結果は、強さを完全証明するものとなった。 虎さんの抱く日本への強い思いが、今回のナショナルオープンで見事に結実した。第1ラウンドでは64をマークし圧倒的な力の差を知らしめたが、第2ラウンドでは69とかろうじて首位の座をキープ。「残り2日は2アンダー、2アンダーで優勝します」と目標を定めた。

  • 〔日本シニアオープン/FR速報〕崔虎星がシニアツアー初優勝を完全優勝で達成
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    〔日本シニアオープン/FR速報〕崔虎星がシニアツアー初優勝を完全優勝で達成

    2024年9月15日

    日本ゴルフ協会主催「第34回日本シニアオープンゴルフ選手権」の最終ラウンド。首位7アンダーから5打差の間に16人がひしめく混戦模様だったが、シニアルーキー崔虎星(50)が3バーディー・1ボギーとスコアを2つ伸ばし通算9アンダーでシニア初優勝を飾った。初日からの首位を譲らず、ナショナルオープンタイトルを手中に収めた。優勝賞金1600万円とシニアツアー3年シード資格を獲得した。2位には1打差でI・J・ジャン(51)、さらに1打差の7アンダー3位には横尾要(52)が入った。最終成績こちら>>>

  • 〔日本シニアオープン/3R〕首位1打差の4位に片山晋呉、増田伸洋、T・スリロットと強豪シニアが後に続く
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    〔日本シニアオープン/3R〕首位1打差の4位に片山晋呉、増田伸洋、T・スリロットと強豪シニアが後に続く

    2024年9月14日

    第3ラウンドの終盤は首位7アンダーに3名が並び、1打差4位に片山晋呉(51)、増田伸洋(51)、タマヌーン・スリロット(55)が後に続くことになった。 片山晋呉と増田伸洋は同組の直接対決。これでもかとベテランの技を繰り広げ、ギャラリーを大いに沸かした。2番パー4では、ティーショットをラフに入れた片山が最初のボギー。フェアウェイキープした増田はピンそば1.5メートルにつけてバーディー。ここで2打差としたが、続く3番パー3では片山が4メートルのバーディーを仕留めてバウンスバック。

  • 〔日本シニアオープン/3R〕首位はI・J・ジャン、横尾要、崔虎星 ムービングサタデーは5打差に16人がひしめく大混戦
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    〔日本シニアオープン/3R〕首位はI・J・ジャン、横尾要、崔虎星 ムービングサタデーは5打差に16人がひしめく大混戦

    2024年9月14日

     「第34回日本シニアオープンゴルフ選手権大会」の第3ラウンドが9月14日(土)、千葉カントリークラブ川間コース(6,811ヤード/ パー72)で行われた。決勝ラウンドに進出した73名は、1番ホールからのワンウェイ(一方通行)、朝6時46分からツーサムでスタート時間が組まれた。 首位スタートのシニアルーキー崔虎星(50)がティーショットを左右のラフに入れスコアを落とす中、2アンダー11位スタートのI・J・ジャン(51)が6バーディー・1ボギーと5つスコアを伸ばし猛追。4位スタート横尾要も2つスコアを伸ばして順位を上げ、首位タイ、7アンダーに崔、ジャン、横尾の3名が並んだ。1打差4位に片山晋呉(51)、増田伸洋(51)、タマヌーン・スリロット(55)が追走。さらに2打差7位には渡部光洋(52)と66をマークし25人抜きのサイモン・イエーツ(54)がおびやかす。

  • 〔日本シニアオープン/2R〕「勝ちにいくな、じっと耐えろ」と大先輩のエール、5位にしがみついた増田伸洋は「結果を残す」と決意新たに
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    〔日本シニアオープン/2R〕「勝ちにいくな、じっと耐えろ」と大先輩のエール、5位にしがみついた増田伸洋は「結果を残す」と決意新たに

    2024年9月13日

    「しんどいっ」と息子の康輔が父のキャディーを終えてクラブハウスに帰ってきた。もともと湿地帯を開拓しているゴルフ場ということもあり、残暑照り付ける日差しはより蒸し暑く感じる。  18歳の時からこの川間コースに研修生として入り、プロ入りまでお世話になったという増田伸洋がホームコースへ凱旋出場している。27ホールを保有する川間コースは巧みに18ホールがピックアップされ、メジャーにふさわしいセッティングになっている。「アウト6から9番は難易度をあげていますし、イン5番からの上がりホールはティーショットの置き場に非常に気を遣います。上位も手こずっている感じですかね」と、一般営業の様子とはだいぶ表情を変えたコースに、どう対峙していこうか考えあぐねていた。

  • 〔日本シニアオープン/2R〕横尾要が冷静な状況判断で5アンダー4位、ラフに入っても運、不運ある手ごわい難コース
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    〔日本シニアオープン/2R〕横尾要が冷静な状況判断で5アンダー4位、ラフに入っても運、不運ある手ごわい難コース

    2024年9月13日

    レギュラー5勝を挙げている52歳・横尾要がスコアを4つ伸ばして通算5アンダーとし、単独4位に食い込んだ。第1ラウンドは藤田寛之、丸山茂樹との組み合わせで、大会の注目を集めていたが、丸山が18ホールを終えて体調不良のために棄権。丸山が抜けた第2ラウンドは藤田と横尾のツーサムでスタートした。  2人だからこそ、マーカーに指名された相手のプレーが良く見える。横尾は「ナイスゲームでしたが、たまたま運が良かったんです。ゴルフの内容だけでいえば、藤田さんの方が上。試合で一緒になることもあるので、回りながら勉強させてもらっています」と成績だけではつかめない18ホールの中身も冷静に見極めている様子だ。

  • 〔日本シニアオープン/2R〕パッティング名手のタマヌーン・スリロットがイーグルフィニッシュでスコアを一気に伸ばして6アンダー2位
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    〔日本シニアオープン/2R〕パッティング名手のタマヌーン・スリロットがイーグルフィニッシュでスコアを一気に伸ばして6アンダー2位

    2024年9月13日

    パッティングの名手として知られるタイ出身のタマヌーン・スリロット(55)がスコアを5つ伸ばして2位に浮上した。第2ラウンドは最終18番ホールのイーグルフィニッシュを加え5バーディー、2ボギーと流れを手繰り寄せることができた。  「パット面白いように決まってましたよ」と同組の選手は口を揃える。タマヌーンのゴルフの特徴はパッティングでスコアを作っていくタイプだという。ティーショットが左、右にぶれてラフに入ったとしても、セカンドショットからマネジメントを組み立て直して、パーセーブの計算を始めるのだ。スリロットはレギュラー時代、初シードを獲った2004年に平均パットがツアー1位という記録を出している。それも4試合でベスト10入りしてのツアー1位でもあった。

  • 〔日本シニアオープン/2R〕ティーショットにストレスを抱えながら崔虎星が連日首位、シニア初優勝まで2アンダー、2アンダーを目指す
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    〔日本シニアオープン/2R〕ティーショットにストレスを抱えながら崔虎星が連日首位、シニア初優勝まで2アンダー、2アンダーを目指す

    2024年9月13日

    「第34回日本シニアオープンゴルフ選手権大会」の第2ラウンドが9月13日(金)、千葉カントリークラブ川間コース(6,811ヤード/ パー72)で開催された。初日首位スタートのシニアルーキー崔虎星(50)が3バーディー・1ボギーと2つスコアを伸ばし133ストローク、通算9アンダーとして連日首位に立った。3打差の6アンダー2位にインド出身のジーブ・ミルカ・シン(52)とタイ出身のタマヌーン・スリロット(55)。さらに1打差4位横尾要(52)が続く。前年覇者の藤田寛之(55)は1オーバー32位で好機を伺う。146ストローク通算4オーバー、59位タイまでの73名の選手が決勝ラウンドに進出する。

  • 〔日本シニアオープン/1R〕初日上位でフィニッシュした渡邊達は5度目の本戦出場、職業はティーチングプロA級のアーリーバード支配人
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    〔日本シニアオープン/1R〕初日上位でフィニッシュした渡邊達は5度目の本戦出場、職業はティーチングプロA級のアーリーバード支配人

    2024年9月12日

    今年の日本一シニアゴルファー決定戦に出場している126選手中24名の約1割が、第1ラウンドをアンダーパーでホールアウト。その中にはPGAティーチングプロA級資格を持つ渡邊達(わたなべ・たつる)の名前があった。今年11月には59歳と還暦の手前とは感じさせない明るい色のウェアを着用。ギャラリーの注目を集めるかの如くエネルギーを充填させた姿は、自信と輝きに満ち溢れていた。

  • 〔日本シニアオープン/1R〕7アンダー単独首位に崔虎星、首位1打差2位に久保谷健一
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    〔日本シニアオープン/1R〕7アンダー単独首位に崔虎星、首位1打差2位に久保谷健一

    2024年9月12日

    「第34回日本シニアオープンゴルフ選手権大会」の第1ラウンドが9月12日(木)、千葉カントリークラブ川間コース(6,811ヤード/ パー72)で開催された。シニアルーキー崔虎星(50)が8バーディー・1ボギーの7アンダー64をマークして初日単独首位に立った。1打差の6アンダーにはレギュラーツアー7勝、シニア未勝利の久保谷健一(52)。首位とは4打差の3アンダー3位に兼本貴司(53)、ジーブ・ミルカ・シン(52)が続いている。前年覇者の藤田寛之(55)は、イーブンーパーの25位で初日を終えている。 

  • 〔日本シニアオープン/1R〕ロングヒッター兼本貴司が日本タイトル奪取に向けて初日3位と好スタート
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    〔日本シニアオープン/1R〕ロングヒッター兼本貴司が日本タイトル奪取に向けて初日3位と好スタート

    2024年9月12日

    今季シニア開幕戦で優勝し、コマツオープン終了時点で賞金ランキング2位につけている兼本貴司が4バーディー・1ボギーの3アンダー68で回り、午前組トップでホールアウト。午後組のスタートと合わせると初日3位タイとし好発進した。  「やばい暑さですよ、これが4日間あると思うと・・・」と額の汗をぬぐった。バックナインでは蒸し暑さが勢いを増し、熱が体力を奪い、歩みを遅くする。「思考能力も低下しちゃって、予想以上にやられた感じ。暑さとコースと両方戦わないとならんね」。シニアツアーではまだ若手の53歳もつい根を上げてしまう。

  • 〔日本シニアオープン/前日〕プロゴルファー目指して門を叩いた川間コース、シニアプロとして戻ってきた増田伸洋は「全力で悔いなくやるだけ」
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    〔日本シニアオープン/前日〕プロゴルファー目指して門を叩いた川間コース、シニアプロとして戻ってきた増田伸洋は「全力で悔いなくやるだけ」

    2024年9月11日

    戦いの舞台となる千葉カントリークラブ川間コースで、勝負に強い思いを秘めた選手がいることを忘れてはならない。シニア2シーズン目の増田伸洋、51歳。増田は高校時代にラグビー高校日本代表候補に選抜されるほどの選手として注目されていたが、高校卒業すると、千葉カントリークラブ川間コースの研修生としてプロゴルファーへの道をスタートした。

  • 〔日本シニアオープン/前日〕前年覇者・藤田寛之は今季レギュラー、海外メジャーと連戦中、調子を見定めまずは「暑さ対策」
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    〔日本シニアオープン/前日〕前年覇者・藤田寛之は今季レギュラー、海外メジャーと連戦中、調子を見定めまずは「暑さ対策」

    2024年9月11日

    今季シニア初の公式戦「日本シニアオープン」が9月12日から15日の4日間、千葉県にある千葉カントリークラブ川間コース(6,811ヤード/パー71)で開催される。富澤誠造設計による川間コースで、戦いの舞台は27ホールの内、東4ホール、西5ホール、南9ホールをピックアップして18ホールのドラマに仕立てている。 コースの開場は1975年。梅郷、野田、川間と3コースを運営し、これまで日本オープン、日本女子オープンと開催していることから、この度川間で日本シニアオープンの試合を行うことで、すべてのナショナルオープンを経験することになる。大会は126名が参加し、プロ116名、アマチュア10名によって競われる。

  • 〔日本シニアオープン/前日〕日本タイトル7冠のレジェンド中嶋常幸にはシニアオープンを戦い抜く理由がある
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    〔日本シニアオープン/前日〕日本タイトル7冠のレジェンド中嶋常幸にはシニアオープンを戦い抜く理由がある

    2024年9月11日

    レジェンドが久々にトーナメントへ顔を出した。 レギュラー48勝を挙げている永久シードプレーヤー。シニアでは日本シニアオープン(05、06、08)3勝、日本プロシニア1勝を含む計5勝。日本オープン、日本シニアオープンの両タイトルを獲っている数少ない選手のひとりで、アマチュア時代から「日本」とつく大会は7冠を達成。2019年に日本プロゴルフ殿堂入りも果たしている「トミー」こと「中嶋常幸」だ。