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〔日本シニアオープン/2R〕パッティング名手のタマヌーン・スリロットがイーグルフィニッシュでスコアを一気に伸ばして6アンダー2位

2024年09月13日
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パッティングの名手として知られるタイ出身のタマヌーン・スリロット(55)がスコアを5つ伸ばして2位に浮上した。第2ラウンドは最終18番ホールのイーグルフィニッシュを加え5バーディー、2ボギーと流れを手繰り寄せることができた。

 

「パット面白いように決まってましたよ」と同組の選手は口を揃える。タマヌーンのゴルフの特徴はパッティングでスコアを作っていくタイプだという。ティーショットが左、右にぶれてラフに入ったとしても、セカンドショットからマネジメントを組み立て直して、パーセーブの計算を始めるのだ。スリロットはレギュラー時代、初シードを獲った2004年に平均パットがツアー1位という記録を出している。それも4試合でベスト10入りしてのツアー1位でもあった。

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第2ラウンドは前半3番パー3でボギー、4番でバーディーと取り返し、8番でもバーディーと流れを見定めた。バックナインに入ると風が出てきたので、フェアウェイキープを意識し始めたが、前半でバーディーを2つ取ったことで、感覚も研ぎ澄まされてゆく。13、14番と連続バーディー。16番パー3では3パットボギーにしてしまったが、最終18番パー5(520ヤード)では2オンに成功し、4メートルをカップインして暑さ吹き飛ばすイーグルフィニッシュ。気分上々で決勝ラウンド進出を決めることができた。

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「ティーショットをフェアウェイに捕まえればバーディーは獲れます。いつもは高い弾道でティーショットするのですが、今回は風にぶつけながら低い球を打ち出して、コントロールすることもやっています」とコースにアジャストしてスイングも変化させている。「チャンスを着実に作り、得意のパッティングにつなげる。ラインのフィーリングを先にイメージングすれば、スコアメイクにつながるのです」とタスクも整理された。

 

2023年日本プロシニア覇者のタマヌーンは、ひそかに2つめの日本タイトル奪取に向けて目の色を変えてきた。

 

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