第64回日本プロゴルフシニア選手権大会 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP
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シニアツアー【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】“劇的ウイニングショット”で大逆転優勝を飾ったサイモン・イエーツ 強さの秘密は経歴に隠されていた
2025年9月28日55歳のサイモン・イエーツ(スコットランド)が、最終18番で劇的な“ショット・イン・イーグル”を奪い2打差を逆転。シニアプロNO.1に輝き、ツアー3年目にして初優勝を飾った。優勝賞金1000万円と3年シードを獲得し、賞金ランキングは5位に浮上した。優勝インタビューで「大好きな日本で、こんなにスリリングでエモーショナルな瞬間が訪れるだなんて、ほんとに夢のようです」と感極まって声を震わせた。
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シニアツアー【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】まさかのイーグル大逆転にスリロットは追いつけず2位 同一年シニア公式戦2勝の偉業達成叶わず
2025年9月28日「当然最終ホールのバーディは狙っていましたが、信じられないスーパーイーグルで逆転されているという状況を知りました」とタマヌーン・スリロットは17番ホールに入った時の状況を振り返る。最終組のひとつ前でプレーしていたサイモン・イエーツが18番ホールで2打目をカップインするというスーパーショットに、大歓声が沸いたのだ。バーディだったら、プレーヤーは全員グリーンにいるはず。だが、グリーンには誰も乗っておらず、フェアウェイでイエーツが万歳をしているという場面をみた最終組のギャラリーが「イーグルを決めた」と確信。ざわつく中でタマヌーンもイエーツがイーグルで逆転されたことを理解したのだ。
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シニアツアー【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】50歳・海老根文博が『65』の巻き返し 地元でV争いも3位「やることは全てやったので悔いはない」
2025年9月28日首位に6打差の10位タイで最終日を迎えた茨城県出身の50歳・海老根文博が、1イーグル・6バーディ・1ボギーの「65」をマークした。首位に1打差のトータル12アンダーまでスコアを伸ばし、クラブハウスリーダーとしてホールアウト。しかし、後続で同スコアだったサイモン・イエーツ(スコットランド)が、最終18番で2打目をカップインさせてイーグルを奪い逆転V。海老根は3位となり、涙をのんだ。この日は、幸先よく“おはようバーディ”で幕を開けた。2番でボギーとするも、3番でバウンスバック。続く4番パー4では50ヤードのウェッジショットが「たまたま良いように転がって」とカップに入りイーグル奪取。一気にリーダーボードを駆け上った。
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シニアツアー【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】サイモン・イエーツが最終18番で劇的逆転イーグル!シニア一の飛ばし屋が日本初優勝
2025年9月28日シニアツアー参戦3年目。スコットランド出身の55歳、サイモン・イエーツが、今年のシニアプロナンバーワンのタイトルを獲得した。2019年に日本プロゴルフ協会の最終プロテストに一発合格。2023年にシニア最終予選会で上位に入ると、2024年は賞金ランキング23位で今年は賞金シード選手として本格参戦中。アジアンツアー2勝を挙げているイエーツが、所属プロの片山晋呉も「シニアで一番飛ばす選手」と言わしめるほどのドライバーショットでゲームのアドバンテージをとり、1イーグル・5バーディ・1ダブルボギーの「67」をマークし通算14アンダーで初優勝を飾った。最終18番ホールではセカンド残り111ヤードをウェッジで50センチからバックスピンでカップインとスーパーショットで大逆転。優勝賞金1000万円と3年シードを獲得。「ゴルフは最後まで分からない。なんてフェアリーテイルなんだろう」とイエーツにとってスリルとエモーショナルにあふれたエンディングとなった。