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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】50歳・海老根文博が『65』の巻き返し 地元でV争いも3位「やることは全てやったので悔いはない」

2025年09月28日
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首位に6打差の10位タイで最終日を迎えた茨城県出身の50歳・海老根文博が、1イーグル・6バーディ・1ボギーの「65」をマークした。首位に1打差のトータル12アンダーまでスコアを伸ばし、クラブハウスリーダーとしてホールアウト。しかし、後続で同スコアだったサイモン・イエーツ(スコットランド)が、最終18番で2打目をカップインさせてイーグルを奪い逆転V。海老根は3位となり、涙をのんだ。

この日は、幸先よく“おはようバーディ”で幕を開けた。2番でボギーとするも、3番でバウンスバック。続く4番パー4では50ヤードのウェッジショットが「たまたま良いように転がって」とカップに入りイーグル奪取。一気にリーダーボードを駆け上った。

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その後も流れを切らさずに4つスコアを伸ばしたが「もう少し短いのが上手に入ってくれたらもっと面白かった。今週はカップに蹴られた回数が多かったので、メンタルがボロボロです…」と“あと一筋…”という惜しいパッティングが続き、ただただ無念が残る一日となった。

それでも「やることは全てやったので悔いはないです」と前向きな姿勢を見せた。今回の優勝争いを今後の糧にしたい。


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海老根は昨年の国内男子ツアーのQTファイナルステージで1位となり、今年はレギュラーツアーを主戦場に、シニアツアーにも参戦するシーズンを過ごしている。現在、レギュラーツアーでの賞金ランキングは132位と来季のシード権獲得は危うい状況。高額大会が続く秋のシーズンにも入ることもあり「これからはレギュラーに集中します」と意気込みを示した。50歳の挑戦はまだまだ続いていく。

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