第35回日本シニアオープンゴルフ選手権競技

2025年9月18日(木)〜 21日(日)
相模原ゴルフクラブ
  • 【日本シニアオープン/2R】上位プレーヤー・トピックス ~海老根文博、太田祐一、岩本高志~
    シニアツアー

    【日本シニアオープン/2R】上位プレーヤー・トピックス ~海老根文博、太田祐一、岩本高志~

    2025年9月19日

    ◇ 太田祐一 3位T 7アンダーショットはあまりよくないんですよ。それでもセカンドが行ったところがラフが順目だったり、そこからグリーンを外したときも寄せやすいところを狙っていたので、ボギーをそんなに叩かないでプレーできたかなと思います。ショートアイアン、ウェッジ、パッティングでなんとかスコアを造ったかなという感じです。ラフに入っても縦も距離も長く使えるから、その方向にミスしたら行くように打っていましたね。今日はスコアはあんまり伸びないと思っていたんですけど、スリロットが10アンダーまでいきましたね。マークセンがトップと思っていましたが、追いかけるしかないですね。今回日本シニアオープン初出場で。シニアツアーの中で一番大きな試合という位置づけですが、意外とメンタルは落ち着いています。なんでしょうね、特に意識していないというか。目標は優勝とあるんですけど、それほど緊張していないです。こればっかりはやってみないとわからないんですが、精一杯やるだけ。緊張するかどうかわからないんですけど、上を目指していきたいと思います。

  • 【日本シニアオープン/2R】スリロットが唯一のノーボギーゲームで66をマークし10アンダー単独首位に
    シニアツアー

    【日本シニアオープン/2R】スリロットが唯一のノーボギーゲームで66をマークし10アンダー単独首位に

    2025年9月19日

    「第35回日本シニアオープンゴルフ選手権」の第2ラウンドが9月19日に相模原ゴルフクラブ東コース(6,997ヤード/パー72)で開催され、4アンダー5位からスタートしたタマヌーン・スリロットが6バーディ・ボギーフリーの66で回り、通算10アンダーまでスコアを伸ばし単独首位。2位8アンダーにプラヤド・マークセン、3位7アンダーは若手シニアの海老根文博と太田祐一がつけている。148ストローク、4オーバー60位タイまでのプロ65名とアマチュア2名が決勝ラウンドに進出した。タマヌーン・スリロットは2019年に日本PGAの最終プロテストに合格し、2020年に入会を果たしたが、ちょうど新型コロナ感染拡大の影響を受け、来日は2023年に持ち越された。同年のシニアデビュー戦「日本プロゴルフシニア選手権」では初優勝という快挙で、見事なパフォーマンスを披露した。スリロットはパットの名手としてアジアンツアーでも有名な選手だという。昨年のシニアツアーではパーセーブ率ナンバーワン。今年はこれまで出場している全4戦でもパーセーブ率を2位とし、安定したゴルフが出来ているというお墨付きの選手である。それはスリロットがゴルフの腕を磨いたタイ地元のコースが海軍の保有するゴルフ場で、強い芝に対する瞬時の判断力がついたことにも起因しているといい、周囲は“動物的な感覚はピカイチ”とパッティング力を評価する。

  • 【日本シニアオープン/2R】プロ10年目の歴代チャンピオン寺西明は連日のアンダーパーで7位に浮上 「感謝しかありません」
    シニアツアー

    【日本シニアオープン/2R】プロ10年目の歴代チャンピオン寺西明は連日のアンダーパーで7位に浮上 「感謝しかありません」

    2025年9月19日

    2020年大会のチャンピオン、寺西明(59)が3バーディ・1ボギーの70で回り、連日のアンダーで通算4アンダーとし7位に浮上。「ずっと我慢の続いたラウンドでした。調子は悪くないのですが、内容がいまいち」とぱっとしない様子。予選ラウンドでは2番目に難易度が高いのが12番パー4(458ヤード)。距離が長い上、難所はティーショット落としどころのフェアウェイ幅の約22ヤード。寺西はフェアウェイの真ん中にボールを置き、セカンドを5番アイアンで狙ったが、なんとグリーン手前の木に当ててしまい意気消沈。出場選手の半数がボギー以上のスコアだという難ホールで、寺西は唯一ボギーを叩いてしまったものの、アンダーにまとめて決勝ラウンドに進出を果たした。「ティーショットがいまいち…それだけなんです。パッティングはだいぶ自分の感じが戻りつつあります。今週から使っている新しいパターも馴染んできて、ここまで凌いでこられています」と前を向く。

  • 【日本シニアオープン/2R】4度のシニアオープン覇者・マークセンが4つ伸ばして2位浮上「最終組でプレーしているみたい」と楽々優勝争いへ
    シニアツアー

    【日本シニアオープン/2R】4度のシニアオープン覇者・マークセンが4つ伸ばして2位浮上「最終組でプレーしているみたい」と楽々優勝争いへ

    2025年9月19日

    大会初日の最高気温は35度で暑さが加わる厳しい戦いが強いられたが、第2ラウンドは最高気温25度と一気に気温が下がりコースには涼しい空気が漂った。午前組はプラヤド・マークセン(59)がスタートから連続でバーディを仕留め、前半は34でターン。後半ではパー3、パー5でそれぞれバーディを奪取し、終わってみれば68。グリーンを外さずにチャンスをつくったラウンドだったといい「昨日よりも良い状態でプレーできましたね」と白い歯をみせた。母国タイでは、日の出とともにプレーをする習慣が身についているというマークセンなので、朝早いスタートはエンジンのかかりが良いのである。