最終プロテスト

2025年9月2日(火)〜 5日(金)
烏山城カントリークラブ(本丸・三の丸)
  • 【最終プロテスト/FR】細川和広が見せた“男の涙” 父親の優勝カラーを着て合格「目標はお父さんを超える」
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    【最終プロテスト/FR】細川和広が見せた“男の涙” 父親の優勝カラーを着て合格「目標はお父さんを超える」

    2025年9月6日

    「考えれば考えるほど、涙が出ちゃいます」。レギュラーツアー通算8勝の細川和彦の長男・和広が“男涙”を見せた。昨年の最終プロテストはわずか1打足らずで不合格。悔しさを胸に挑んだ今年は、トータルイーブンパー・24位タイで見事合格を果たし、プロゴルファーの仲間入りを果たした。「いろんなひとに支えられて、ここまで悔しい想いをしていた。去年のことはずっと忘れられなくて、帰りの車はずっと泣いていた。今週は天候が不安定のなか、ずっと緊張していたけど、達成できて本当によかった」合格の裏には、シニアプロからの温かい“エール”もあった。父・和彦が高橋勝成のチームに所属している縁で、中山正芳らに「今回落ちたらどうなるかわかっているんだろう」とプレッシャーをかけられ、寺西明からは3日目の夜に「自分のゴルフをやれよ」とのメッセージを受け取ったという。「それがすごく励みになりました」と振り返る。

  • 【最終プロテスト/FR】岩崎裕斗はスナッグゴルフからプロテスト合格へ 最終プロテスト3度目の挑戦と父のサプライズ登場
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    【最終プロテスト/FR】岩崎裕斗はスナッグゴルフからプロテスト合格へ 最終プロテスト3度目の挑戦と父のサプライズ登場

    2025年9月6日

    「父が来ちゃったんですよ」とアテスト終了後、ちょっと焦った様子で小声でスタッフに話しかけてくれたのが岩﨑裕斗だ。父・智也さんは、来場することは本人には全く知らせずに「息子の成績を見て、居ても立っても居られなくて。名古屋から始発の新幹線に乗って烏山まで6時間かかりました」とサプライズ成功に嬉しさを隠せない様子だ。岩崎は最終ラウンド73としたが通算1オーバー27位タイ、最終プロテスト3度目の挑戦でようやく合格を果たした。岩﨑がゴルフに出会ったきっかけは、両親が連れていってくれたスポーツクラブ企画のスナッグゴルフ体験会だった。クラブでボールを打つ"新しい体験"をした親子は、ゴルフの面白さに魅了された。「すごく楽しかったことを覚えています。それからはすぐにゴルフに夢中になりました」と当時を振り返った。親子でゴルフの経験はゼロだが、その後息子はゴルフの道を選択することになる。

  • 【最終プロテスト/FR】唯一“10代”合格で「世界一」を狙う丸尾怜央 「みんなに応援されるような選手になれたら」
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    【最終プロテスト/FR】唯一“10代”合格で「世界一」を狙う丸尾怜央 「みんなに応援されるような選手になれたら」

    2025年9月5日

    2025年の新しいプロゴルファーが58人誕生した。そのなかで、唯一10代で合格を果たしたのは、18歳の丸尾怜央(まるお・れお)だ。「1日目、2日目がよくて、きょうはプレッシャーもかからずにゆっくり回れました」。初日に4アンダーの「66」をマークし首位発進を決めて2日目までキープ。3日目、最終日とそれぞれ1つスコアを落とし「73」となったが、トータル2アンダー・15位タイで“一発合格”となった。宮崎県出身で2006年生まれの丸尾は、中学3年時に「日本ジュニア12~14歳の部」を制覇。日章学園高校3年時には「アジア太平洋アマチュアゴルフ選手権」で4位に入るなど、ジュニア時代から注目されてきた有望株だ。昨年はアマチュアとしてツアーにも参戦し、QTファイナルにも進出(66位)。同年にプロ転向し、今季は下部ツアーを中心に戦っている。レギュラーツアーデビュー戦となった「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」では、6位タイと堂々のトップ10入りを果たしている。

  • 【最終プロテスト/FR】出利葉太一郎が“有言実行”のトップ通過「最後まで頑張れてすごく良かった」
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    【最終プロテスト/FR】出利葉太一郎が“有言実行”のトップ通過「最後まで頑張れてすごく良かった」

    2025年9月5日

    「1位通過できてすごいうれしいですし、本当に支えてもらっている家族だったり、スポンサーさんだったり、いろんな方々に早く報告したい」。24歳の出利葉太一郎が、2位に4打差をつけるトータル14アンダーで、プロテスト“一発合格”を果たした。首位タイで迎えた最終日は、朝から最終組のホールアウトまで強い雨が降り続き、この日アンダーパーで回ったのは123名のうちたったの21人と難コンディションとなった。「僕、飛ぶんですけど、雨の影響で滑ってしまって曲がるリスクが高いのであまり振れなかった。きのうまでとはセカンド(2打目)の距離が全く違かったので、グリーンセンターを狙って、あわよくばバーディを狙っていきました」と振り返る。スタート前の練習でも、あまり振っていない姿が見受けられた。これまでのゴルフは、どんなときでも攻めのゴルフをしてきていたが「同じゴルフをしていたら(スコアが)崩れたかもしれない。(きょうは)カッパを着て、少し寒くなっていたけど、距離感のコントロールができるようになったので、それはすごいよかった。少し成長を感じる」と変化を実感。4日間を振り返ると「初日、2日目は猛暑で、3日目は涼しくて、きょうは大雨で、本当に試されているような感覚で、辛かったんですけど、最後まで頑張れてすごく良かった」と話し、達成感に溢れた表情は清々しい。

  • 【最終プロテスト/FR】雨の烏山城で最終ラウンドが終了 285ストローク(+5)までの49位タイ58名が合格
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    【最終プロテスト/FR】雨の烏山城で最終ラウンドが終了 285ストローク(+5)までの49位タイ58名が合格

    2025年9月5日

    「PGA資格認証プロテスト 最終プロテスト」の最終ラウンドが栃木県那須烏山市にある烏山城カントリークラブ(本丸・三の丸 7,118ヤード/Par70)で9月5日に行われた。"雨"台風15号の影響でコースは朝のスタート時から雨が時折強弱をつけて降り続けたが、午後に向けて雨はあがり、最終ラウンド出場の全受験生は72ホールという凄まじい戦いを終えた。285ストローク、5オーバーまでの49位タイ58名がプロテストに合格。首位タイからスタートした出利葉太一郎が68ストロークで回り、通算266ストローク、通算14アンダーでトップ通過を果たした。◇ 最終ラウンド成績は こちら>>

  • 【最終プロテスト/FR】最終ラウンド朝7時から予定通りスタート 50位タイまでがプロテスト合格
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    【最終プロテスト/FR】最終ラウンド朝7時から予定通りスタート 50位タイまでがプロテスト合格

    2025年9月5日

    「PGA資格認定プロテスト 最終プロテスト」の最終ラウンドが栃木県那須烏山市にある烏山城カントリークラブ(本丸・三の丸 7,118ヤード/Par70)で朝7時からスタートしている。"雨"台風15号の影響でコース上空は雨雲の流れが早く、雨は強弱を繰り返しコースに降り始めている(朝9時現在)。会場は悪天候が予想されており、最終ラウンドはプレーの進行を早めることを目的に「乗用カートの乗車と運転を認める」という"ローカルルールの修正"が適用されている。またスタートから合格決定の模様までインターネット生中継で会場の様子を配信しているので、ぜひ注目してもらいたい。第3ラウンドを終え、6アンダー5位からスタートした出利葉太一郎、福住将が互いに64をマークして通算12アンダーで首位タイ。首位とは3打差9アンダー3位に亀井康生、小田圭将と続いている。最終成績の上位50位タイまでの選手がプロテストの実技合格として認められ、12月実施予定の入会セミナーを受講し、2026年3月上旬予定の新人選手権大会の参加を条件に、トーナメントプレーヤー会員として登録される。◇日本プロゴルフ協会のYoutube channelは こちら>>◇最終ラウンド スコア速報は こちら>>