ファンケルクラシック
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シニアツアー 競技情報
〔Fancl Classic/FR〕ファンケル予選会から大躍進! シニア2戦目の太田祐一が3連続バーディ締めで2位タイ「もし単独2位なら…」
2024年10月21日「ファンケルクラシック」ではチューズデートーナメントと呼ばれる予選会が、大会同週の火曜日に行われる。今年は104名のシニアプロが参加して、7名が本戦への出場権を掴んだ。その中の1人、太田祐一が終盤の16番から3連続バーディを奪って一気にリーダーボードを駆け上がり、片山晋呉と並ぶトータル9アンダーで2位タイフィニッシュ。レギュラーツアーでは目立った成績はなかった男が、今週は大きな輝きをみせた。 太田は日体大出身で、今年の1月に50歳の誕生日を迎えた。昨年行われた「2024年度 PGAシニアツアー予選会」では、歴戦のツアープロたちを押しのけ、1次と2次をどちらもトップ通過。しかし、「絶対に10位には入れると思っていた」と意気込んで臨んだ今年3月の最終予選は47位に終わり、コンスタントに試合に出られる20位以内に入ることはできなかった。
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〔Fancl Classic/FR〕「初めて勝ったと思っています」宮本勝昌が片山晋呉との優勝争いを制して大会連覇!
2024年10月20日今年の「ファンケルクラシック」は宮本勝昌が初日から首位の座を守る完全優勝で、シニア初勝利した昨年大会に続いて2連覇を達成。昨日の2日目は強風、今日は気温が10度近く下がった寒い中でただ一人、2桁となるトータル13アンダーまで伸ばし、今季3勝目、シニア通算6勝目を挙げた。宮本と同じ最終日最終組で回った片山晋呉と、チューズデートーナメントから本戦切符を掴んだ太田祐一がトータル9アンダーで2位タイ、平塚哲二と古庄紀彦がトータル8アンダーで4位タイに入った。 終わってみれば後続に4打差をつける圧勝劇。しかし、「今までの優勝の中で一番苦しかったと思います。本当に苦しかった」と宮本は振り返る。最終日はトータル9アンダーで宮本がトップ、1打差のトータル8アンダーで片山、3打差のトータル6アンダーで古庄紀彦という最終組。午前中に止むはずだった雨は昼過ぎまで降り続け、気温はまったく上がらない。そんな空模様を映すかのように、宮本のフロントナインは耐える展開が続いた。
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〔Fancl Classic/FR速報〕宮本勝昌が苦しみながらもスコアを4つ伸ばして通算13アンダーで大会連覇!シニア通算6勝目
2024年10月20日最終ラウンドは宮本勝昌が68で回り通算13アンダーまでスコアを伸ばして優勝を飾りました。4打差2位に片山晋呉とシニアルーキーでシニア2戦目の太田祐一が入った。60歳以上のKIRINグランドシニア特別賞は、清水洋一が1位に輝き150万円を獲得。大会最終日のみ、1番ホールで競われた「元気・ドラコン賞」は鹿志村光一が283ヤードで飛距離一番の座を仕留めた。ベストアマには225ストロークで松田永基。大会名誉顧問で前巨人軍監督の原辰徳は通算27オーバーで75位。エキシビジョンマッチの女子シニアは福嶋浩子が優勝と多岐にわたり話題の多い今年のファンケルクラシックが幕を閉じた。
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〔Fancl Classic/FR〕大会最終日の10月20日は中嶋常幸、古希のバースデー!!!大会はクライマックスへ向かいます
2024年10月20日「ファンケルクラシック」の最終ラウンドは、朝から冷たい雨が降り続き、選手は半袖から長袖、そしてレインウェアに着替える姿も。ところで大会最終日の10月20日は偶然も偶然、中嶋常幸、70歳「古希」の誕生日。中嶋はシニアツアーの活性化を願い、2005年の初出場からこれまでの長い期間、大会のアンバサダー的な役割を積極的に務め、株式会社ファンケルとの友好関係を築いてきたのだ。最終ラウンドは、中嶋の4つ年上の先輩、髙橋勝成との2サムでプレー。インコース(10番)から最終組の朝10時スタート。レジェンド2人の組み合わせを一目見ようと大勢のギャラリーがティーインググランドを囲んで、ベテランプロ2名の入場に拍手を送る。すると「今日は中嶋常幸プロのお誕生日です」とスタートアナウンスが流れ、花束の贈呈セレモニーが始まった。続いて「なんとここで、ファンケル名誉相談役ファウンダーの池森賢二より記念品が贈られます!!!」と伝えられると、中嶋は「うわー、池森さん、わざわざ駆けつけてくれたんですね」と感激した様子。ツーショット記念写真を撮影しながら、池森氏より「ほんとはね、優勝トロフィーを渡したかったんだけどね」とリップサービスに観客は笑いに包まれた。大会の粋なサプライズには、中嶋も感激した様子。ふたりのレジェンドは時折肩を寄せ合い談笑しながら、フィールドに入れば歯を食いしばり懸命にプレーする姿がある。70歳になった中嶋は、これからも精進を続けていく。