2024年度 PGAシニアツアー予選会・最終予選

2024年3月13日(水)〜 15日(金)
いぶすきゴルフクラブ
  • 【シニア最終予選会/2R】シニアツアーの魅力を味わった貴田和宏が1アンダー9位に浮上
    シニアツアー

    【シニア最終予選会/2R】シニアツアーの魅力を味わった貴田和宏が1アンダー9位に浮上

    2024年3月15日

    今年8月でシニア2年目を迎える貴田和宏。昨年の最終予選会では13位ということで、誕生日以降に開催されたファンケルクラシックでシニアデビューを飾った。トップ10入りはマルハン太平洋シニアの9位。それでもシニア13試合中10試合に参戦し、賞金ランキングは49位に終わった。今回の最終予選会には31位から50位までの資格で出場している。 シニア1年目を振り返ってもらうと「本当に充実していました。結果は自分なりに良かったと思っています」と表情も明るい。「これまでテレビで見ていたレジェンドの方々と試合で一緒にプレーさせてもらえて夢のようでしたよ。尾崎直道さん、飯合肇さん、中村通さん、伊澤利光さん、深堀圭一郎さんとか間近で見られて、やっぱりすごい選手なんだなって毎回感激していました」とシニアツアーは夢心地の舞台だったようだ。    貴田が再び舞台に立つことを目指して挑む、2度目の最終予選会。1オーバー15位からスタートした第2ラウンドでは3バーディー1ボギーの70をマークし、通算1アンダー9位に入った。「2パット、パーで凌ぐホールが続いて苦しかったですが、今回はパーオンが大事。ドライバーが安定していたのも要因です。パープレー前後でプレーを目指していれば、スコアはついて来るかなと思ってました」と振り返る。

  • 【シニア最終予選会/2R】内田勝也が2アンダー5位、シニアルーキーとして挑む最終予選会
    シニアツアー

    【シニア最終予選会/2R】内田勝也が2アンダー5位、シニアルーキーとして挑む最終予選会

    2024年3月15日

    内田勝也は先月50歳を迎えたばかりのシニアルーキー。JGTOクオリファイングトーナメントに挑戦を続け、AbemaTour出場経験もある。だからこそトーナメントプレーヤーとして試合を求めている。「シニアルーキーですし、若いうちに成績を出したいですよね」とシニア参戦を狙って気持ちも前向きだ。普段は都内にあるインドアゴルフ練習場で週4日レッスン業に携わり、空いている日はラウンドもこなしてきた。「とにかく体力が落ちないようにということを意識しています」と、若い時にはあまり気にしなかった体の変化にも気づき始めている。50歳という人生の節目。内田はシニアツアー出場を目指して、練習に励んできた選手のひとりである。  第1ラウンドはイーブンパーとし7位タイと上々のスタート。第2ラウンドも順調にスタートしたと思われたが、ショートアイアンの感覚に違和感があった。前日強風の中でコントロールしていたこともあり、距離感が微妙に変わっていた。10、12番でボギーを叩いてしまった分、なんとかパッティングでチャンスを狙おうと気持ちを切り替えた。前半9ホール目(18番)では、グリーン右サイドのバンカーから狙い通りに出し、OKの距離に着けてバーディーとスイッチを入れた。

  • 【シニア最終予選会/2R】ロングアイアンを使い分けて流れを生んだ兼本貴司が66で首位タイ!S・イエーツも67で首位浮上
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    【シニア最終予選会/2R】ロングアイアンを使い分けて流れを生んだ兼本貴司が66で首位タイ!S・イエーツも67で首位浮上

    2024年3月14日

     シニアツアー最終予選会の第2ラウンド。日中は微風で気温も上昇し、半袖に着替える選手もいるほど暖かなコンディションに一転した。好条件でスコアも伸びるかと想定されたが、昨日の強風に立ち向かった感覚が残っていたり、グリーンは朝露の影響を受け、球が思うように滑らないといった変化に、選手は困惑していた。 シニア4年目・兼本貴司(53)の第1ラウンドは、パッティング不調が原因で74ストローク31位タイと出遅れていた。「いまだに緊張しいなんですよ。それにパッティングが怖くて、インパクトで緩む感じが不安だった」と振り返る。それに先週から練習ラウンドを重ねているが”76ストローク“を切ることはなく、気持ちは沈む一方だった。唯一の光は、第1ラウンド後に先輩の水巻プロにパッティングを見てもらい、復調のきっかけをつかみ始めたところだった。