2024年度 PGAシニアツアー予選会・最終予選

2024年3月13日(水)〜 15日(金)
いぶすきゴルフクラブ
  • 【シニア最終予選会/FR】妻のサポートを受け、河村雅之は誕生日にナイスラウンドで単独3位に入る大健闘をみせる
    シニアツアー

    【シニア最終予選会/FR】妻のサポートを受け、河村雅之は誕生日にナイスラウンドで単独3位に入る大健闘をみせる

    2024年3月15日

     河村雅之は第2ラウンドで69をマーク。最終ラウンドは通算2アンダー5位からと好位置からのスタートだったが、シード権を確実に射止めるためには、1打も落とせない背水の陣で挑む厳しいラウンドが待っていた。   スタート1番ホールでバーディー奪取を成功させたが、ショット・パットと不安な気持ちはぬぐえなかった。4、7番とボギーでスコアを落としたが、妻で帯同キャディーを務める寛子さんの励ましもあり、続く8、9番と連続バーディーに成功。難易度の高いホールが続く後半に入ると、バーディーチャンスに着けられてもカップインができない状況が続く。15番で3パットボギーにしてしまい、じわりと精神的に追い詰められた。苦手とする池がらみの17番パー3では、ピン奥1メートルに着けるスーパーショット。このホールをバーディーとすることで、上位フィニッシュを確定させた。上がってみれば通算3アンダーで単独3位。これまで幾度といぶすきゴルフクラブでプレーしてきたが、「こんなにしびれたことはないです」と言い、ようやく経験が生きて今回のナイスラウンドを達成した。

  • 【シニア最終予選会/FR】最終ラウンド Photo Gallery
    シニアツアー

    【シニア最終予選会/FR】最終ラウンド Photo Gallery

    2024年3月15日

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  • 【シニア最終予選会/FR】兼本貴司が2日連続のノーボギーゲームで、2位5打差と堂々のトップ通過
    シニアツアー

    【シニア最終予選会/FR】兼本貴司が2日連続のノーボギーゲームで、2位5打差と堂々のトップ通過

    2024年3月15日

     レギュラー2勝、シニア1勝を挙げている兼本貴司(53)が最終予選会で堂々のトップ通過を果たし、今年のシニアツアー出場資格を獲得した。最終ラウンドは4アンダー首位からスタート。前半パーで凌ぐゲームが続いていたが、9番パー5でバーディーを仕留めると、後半に入り14番から3連続バーディーと流れに乗り、最終18番でさらに1つスコアを伸ばして67をマーク。連日ノーボギーを達成し、トータル9アンダーは2位の中山に5打の大差をつけて1位の座を射止めた。 「とにかくずーっとパーで我慢しとこうと思っていましたが、気づけばあっという間に終わっちゃったって感じ」とテンポ良く締めくくれたという最終ラウンドを振り返った。実力派・兼本が混戦を制した結果となり、今季シニアツアーの舞台に名役者として名前を連ねることができた。

  • 【シニア最終予選会/FR最終成績】難易度の上がったいぶすきで兼本貴司がトップ通過しツアーカード獲得
    シニアツアー お知らせ

    【シニア最終予選会/FR最終成績】難易度の上がったいぶすきで兼本貴司がトップ通過しツアーカード獲得

    2024年3月15日

     いぶすきゴルフクラブ(パー72、6,900ヤード)で行われた最終予選会の最終ラウンド。日中気温は20度まで上昇。風は穏やかに吹く程度という絶好のコンディションだ。スコアも伸びてくることも予想されたが、いぶすきゴルフクラブのコースは好天に恵まれたこともあり、選手をうならせるほどの仕上がりだった。「予選会3日目にして、グリーンが思っているよりもすべるし難しくなっている。こんなに一生懸命ゴルフをしたことはないよ」とうなだれる選手の声も聞こえてきた。 難易度が上がったことで、スコアが伸びずに僅差で上位が入れ替わる状況になった。アンダーパーでホールアウト出来たのは全体の2割。54ホールの最終予選会混戦を制したのは、第2ラウンドで66をマークし4アンダー首位で出た兼本貴司(53)が、この日ベストスコアの67を叩き出してトータル9アンダーまでスコアを伸ばした。2位の中山正芳(55)に5打の大差を着けて堂々のトップ通過を果たした。兼本は前日に続きで2日連続でノーボギーゲームを達成。ベテランシニアの貫禄を知らしめた。注目選手には29位スタートの堺谷和将(53)が4つスコアを伸ばして5位に、44位スタートだった鹿志村光一(54)がベストスコアタイとなる67で回り9位へとジャンプアップして、ツアーカードを獲得している。「最終予選会第1位者」そして「2位から10位の選手」には今季シニアツアーに「シード資格者」としてフル参戦が可能となる。11位以降のランキングは大会の出場人数や欠場者の数により、順番に出場資格が付与されることになる。 上位最終成績 順位 通算  選手名  年齢  所属1      -9        兼本貴司     53     グリーンバーズGC2      -4        中山正芳     55    十勝海運3      -3        河村雅之     57    安芸CC4       -3       S・イエーツ   53   SINGHA5       -2       堺谷和将    53      チーズ王国6       -2       清水一浩     52      フリー7       -2       R・テイト     51      フリー8       -2       内田勝也      50       フリー9       -1       鹿志村光一    54    K's GOLF LOUNGE10    -1       今井克宗     51       フリー ◇    最終成績はこちら>>   今シーズンも多彩な顔ぶれがそろったシニアツアー。今年シニアは12試合が用意され、4月に神奈川県にある箱根カントリークラブで開催される「ノジマチャンピオンカップ箱根」からスタートする。