第24回スターツシニアゴルフトーナメント
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シニアツアー
〔スターツシニア・1R〕キング・オブ・シニア宮本勝昌が6アンダーで首位に立ち初日好スタート
2024年6月14日「第24回スターツシニアゴルフトーナメント」の第1ラウンド。昨年のシニアツアー賞金王の宮本勝昌が6バーディー・ボギーフリー66で回り首位発進した。1打差の5アンダー67にシニア開幕戦で優勝した兼本貴司、崔虎星(チェ・ホソン)、そしてツアー未勝利の下山直樹が続いている。昨年大会覇者のデービッド・スメイルは1オーバー、73の50位と出遅れた。レギュラー12勝、シニア3勝を挙げている51歳の宮本勝昌が、6つのバーディーを重ね、今シーズンようやくリーダーズボードの上位に名前を上げてきた。「でも回りの方は期待してくれていたと感じていたのですが、初戦、2戦目とがっかりさせてしまったと思っています。それも含めて応援してくれるとありがたいです」ともどかしさもあったようだ。
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シニアツアー
〔スターツシニア・1R〕兼本貴司が残り253yからイーグル締めで優勝戦線にカムバック!「僕のゴルフは波瀾万丈」
2024年6月14日13番ホールまでに5アンダーに伸ばし、リーダーボードを駆け上がっていった兼本貴司だったが、終盤の16番、17番で連続ボギーで10位付近に後退。しかし、最終18番パー5をイーグルで締めて、トップの宮本勝昌とは1打差の5アンダー・2位タイまで戻して初日を終えた。 549ヤード設定の18番。兼本はティショットを残り253ヤードのところまで飛ばすと、セカンドは中空構造の2番アイアンで2.5メートルにつけてイーグル。「一瞬強い球が出たから大きいかなと思ったけど、多分ワンピン手前に落ちて、ピンに当たって止まったんじゃないかな。当たらなかったら、コロコロ転がって奥まで行っている」とケタケタと笑う。 兼本はシニアツアーでも1、2を争う飛ばし屋。「ドライバーはキャリー300ヤード、3番ウッドがキャリー280ヤード、2番アイアンがキャリー250ヤードで力むと260ヤード」というから驚きだ。ティショット用に入れている2番アイアンで、同組の選手のドライバーより飛ばすこともある。
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シニアツアー
〔スターツシニア・1R〕歴代覇者・崎山武志はピラティス→筋トレ→ラウンドの新ルーティンで『69』
2024年6月14日2016年大会の覇者、崎山武志が4バーディ・1ボギーの「69」で回り、3アンダー・9位タイと好発進した。最高気温が32度まで上がった今年一番の暑さの中、「そんなに特別暑く感じなかったです」と本人はケロッとしている。 昨年まで11年連続で賞金ランキング30位以内のシードをキープしている鉄人の日課は、朝のトレーニング。夜が明ける前から24時間営業のジムに行き、体を動かしてからコースに入るのがルーティンだ。「ちょこっと、ちょこっとです。本当にちょっとです。5分くらいちょっとやって帰ってくる(笑)」。コースの外での努力をあまり表に出したくない男は、61歳とは思えない筋骨隆々の体で話す。 さらに今年から『ピラティス』を取り入れた。「ここ何年も成績が出ていないし、このまんまやって良くなるかも分からないけど、60過ぎてもう一回何か取り入れてみようかなって。体が硬いので柔軟性をと思っていたら、ピラティスがいいよって勧められたんです。スクールだとみんなについていけないので、個人レッスンです」。
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シニアツアー
〔スターツシニア・1R〕「普段は京都でレッスンしてます」人生初のツアー生活を送る下山直樹が初日『67』で2位タイ発進
2024年6月14日「スターツシニアゴルフトーナメント」の初日、宮本勝昌が「66」で回り単独トップに立った。1打差の5アンダー・2位タイで兼本貴司、崔虎星(チェ・ホソン、韓国)、2打差の4アンダー・4位タイに増田伸洋、手嶋多一といったレギュラーツアーでも活躍した猛者たちの名前が並ぶ。その2位タイグループの中に下山直樹という見慣れない名前がある。 1971年に50歳になった下山は、これまで下部ツアーでの出場はあるものの、レギュラーツアーに出たことはない。今年3月に行われた「PGAシニアツアー予選会・最終予選」は25位。23年シーズンで見ると、数試合しか出場権が降りてこない位置だったが、今年に関して下山はここまでの3試合すべてに出場できている。「例年だったら出られない順位なのでありがたいですね。良い経験をさせてもらっていると思います」。下山が年間通してツアーに参戦するのは人生で初めてのことだ。