第25回スターツシニアゴルフトーナメント
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シニアツアー
【スターツシニア/1R】女子プロ妻と戦う小久保晃一は、後輩の片山晋呉が勧めた中古UTでいきなりエース達成!
2025年6月14日「スターツシニア」初日の3番パー3。小久保晃一が放ったティショットはきれいな放物線を描いてピンの手前に着弾し、カップに吸い込まれた。試合では初めてのホールインワン。キャディを務める女子プロの妻、小久保由加里と喜びを爆発させた。「5番のユーティリティです。ちょっとフォローで実測は183ヤード。普通に打ったら大きいんですけど、スライスで打てば上手く寄るかなと思って、たまたま入っちゃった」。
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シニアツアー
【スターツシニア/1R】「20年まったくダメだった」田中秀道が単独首位スタート! アイアンシャフトもマインドも一新
2025年6月13日「スターツシニア」の初日は、田中秀道が7バーディ・1ボギーの「66」を叩き出し、6アンダーで単独首位発進を決めた。今季シニアツアー3試合目にして、初めての60台。そして、タイを含む首位で初日を終えるのは2010年のレギュラーツアー「カシオワールドオープン」以来、15年ぶりのことだ。1998年の「日本オープン」を含むレギュラーツアーで通算10勝を挙げている田中だが、「切り返しでアッとクラブが消える感じ。自分の頭の中の感覚と足の動くタイミングが合わずに、運動会でコケるお父さんみたいな」と、この20年は極度のショットイップスに悩まされてきた。右に打ち出して戻ってくる切れ味鋭いドローボールを武器としてきたが、右に出たまま返ってこない。「ドライバーはシャンクみたいな球でスライスして隣の隣のホールまで行っちゃう。フェアウェイ真ん中からショートアイアンでも隣のホール、サンドウェッジでも隣のグリーンに乗ったりするケースが多かった。OBが止まらないので、スコアでいうと『120』が切れないときもありました」。
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シニアツアー
【スターツシニア/1R】腰に不安あるから曲がらない!? 久保谷健一が2差3位Tの好発進 ~上位プレーヤー・トピックス~ 谷口徹、堺谷和将、I・J・ジャン、鹿志村光一
2025年6月13日シニアツアー第4戦「スターツシニア」の初日が終了。田中秀道(54)が7バーディ・1ボギーの「66」をマークし、2010年のレギュラーツアー「カシオワールドオープン」以来、15年ぶりの首位発進(タイも含む)を決めた。1打差の5アンダー・2位は谷口徹((57)、4アンダー・3位タイグループには堺谷和将(54)、I・J・ジャン(52・韓国)、鹿志村光一(55)、寺西明(59)、プラヤド・マークセン(59・タイ)、兼本貴司(54)、タマヌーン・スリロット(55・タイ)、今野康晴(52)、久保谷健一(53)の9人がひしめく。昨年覇者の宮本勝昌(52)は、最終18番パー5で4メートルのバーディパットを決めれば、田中に並ぶ6アンダーだったが、まさかの4パットでダブルボギー。3アンダー・12位タイにつけている。昨年は3日間54ホールボギーフリーで優勝し、今大会でボギー以下を打ったのは23年大会最終日の10番ホール以来。連続ボギーなしは80ホール目で途絶えた。長年、腰に不安に抱える久保谷は、腰をほとんど回さないスイングで、1番パー4から連続バーディ。その後も4バーディを重ねて「68」でまとめた。「腰は痛いのでは怖い。ショットはエーイッて振っちゃえば何とかなるけど、ディアップしたり、球を拾うときにストーンと抜けちゃいそうで、ずっと力を入れていないと地面に届かない」。ボールを拾ったり置いたりするときには、スタンスを広げて、できるだけ腰を曲げないように努める。日常生活では「お尻があんまり拭けない」のも悩みのひとつだ。