第25回スターツシニアゴルフトーナメント
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シニアツアー
【スターツシニア/2R】賞金シード陥落、予選会も失敗…歴代覇者の崎山武志が優勝争いに加わり、シニア7勝のプライドをのぞかせる
2025年6月14日崎山武志(62)が11年間守ってきた賞金シードは昨年途絶えた。50代前半の若い選手たちの台頭もあり、崎山だけでなく久保勝美、東聡、清水洋一の60代カルテット全員が賞金シードから陥落。今季は18年ぶりに60歳以上の賞金シード選手が1人もいないシーズンとなった。最後の砦だった3月の「PGAシニアツアー予選会・最終予選会」は、トータル4オーバー・60位に終わったため、予選会がある試合を除けば、崎山がシニアツアーに出られる機会は主催者推薦に限られる。今大会は16年に優勝している縁もあり、主催者推薦を得た。そして、2日目を終えてトップとは2打差のトータル7アンダー・6位タイと快進撃。60歳以上で優勝争いしているのは崎山ただひとりだ。
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シニアツアー
【スターツシニア/2R】絶好調ルーキー・岩本高志が“ベストスコア”で初優勝へリーチ 横尾要が勝利の女神!?
2025年6月14日3月に行われた「PGAシニアツアー予選会・最終予選会」で上位に入って、今季のツアー出場権を掴んだ“予選会組”のなかでも、存在感が際立っているのが、ルーキーの岩本高志(50)だろう。これまで3戦を終えて、4位、4位、9位タイとトップ10を一度も外していない。今大会でも、2日目のベストスコア「65」を叩き出して首位タイに立った。今度はトップ10どころか優勝を狙える位置で最終日を迎える。初日は4バーディ・2ボギーの「70」と思うように伸ばせず、首位とは4打差の20位タイスタート。この2日目は2番から4連続バーディを奪うと、その後も順調にスコアを伸ばして、ついにリーダーボードの一番上まで上がってきた。
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シニアツアー
【スターツシニア/2R】岩本高志が65をマークし首位、6つスコアを伸ばしたサイモン・イエーツも首位に並び上位は大混戦
2025年6月14日雨がパラパラと降るなかで行われた「スターツシニア」2日目の競技が終了した。20位タイからスタートしたルーキーの岩本高志(50)が、前半に5つのバーディを奪って一気にリーダーボードを駆け上がると、後半も2つ伸ばして、この日のベストスコア「65」をマーク。19人抜きの快進撃をみせ、トータル9アンダーはサイモン・イエーツ(55・スコットランド)と並んでトップタイに立った。トータル8アンダー・3位タイで、飯島宏明(54)、17・18年大会覇者のプラヤド・マークセン(59・タイ)、21年大会覇者の谷口徹(57)が追う。トータル7アンダー・6位タイで16年大会覇者の崎山武志(62)、ソク・ジョンユル(56・韓国)、タマヌーン・スリロット(55・タイ)、鹿志村光一(55)、堺谷和将(54)の5人、トータル6アンダー・11位タイで桑原克典(56)、前年覇者の宮本勝昌(52)ら8人がつけている。69歳の倉本昌弘が69ストロークで回りエージシュートを達成し、通算4アンダー26位タイと存在感は健在だ。
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シニアツアー
【スターツシニア/2R】「1打1打崩れないように…」 飯島宏明は2戦連続で初優勝のチャンス ~上位トピックス~ S・イエーツ、P・マークセン、谷口徹、桑原克典
2025年6月14日21年からシニアツアーに参戦している飯島は、前戦の「すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント」で優勝した宮本に次ぐ2位タイ。またしても初優勝には手が届かなかった。そのすまいーだカップでパターをブレード型からマレット型に替えて、パッティングは引き続き好調をキープしている。最終18番パー5では、残り250ヤード弱のセカンドショットを3番ウッドで7メートルにつけ、スライスラインを沈めてイーグル締め。一気に3位タイまで順位を上げてきた。「最後おまけにイーグルだったので良いラウンドでした」と白い歯を見せる。