第14回PGAティーチングプログランドシニア選手権大会
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競技情報〈TCPグランドシニア選手権/1R〉 グランドルーキー奥山克也と中村安男が1アンダー2位タイと好位置につける
2025年11月7日グランドルーキーの奥山克也が71で回り好スタートを切った。「ショットもうまくバーディに繋げられたしパットも良かった」と満足感をにじませ、5バーディ・4ボギーと耐えながらプレーを進めた一日を振り返った。奥山は「烏山城には38年前に近畿大学ゴルフ部のリーグ戦で来ているんですよ。ただコースは上がりホール以外は全く思い出せない(笑)。こんなに難しいコースだったかなっていう印象」と首をひねるが「とにかく楽しみにしていたグランドデビュー戦をここで迎えられて、初日を良い位置でスタートできた」と充実した表情が広がる。
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競技情報〈TCPグランドシニア選手権/1R〉2アンダー首位に歴代チャンピオンの高橋正博とグランドルーキー松永圭史が並ぶ
2025年11月6日栃木県那須烏山市にある烏山城カントリークラブで開催されている「第14回PGAティーチングプログランドシニア選手権大会」の第1ラウンドは2023年チャンピオンの高橋正博(62)とグランドルーキーの松永圭史(60)が70をマークし首位発進。1打差3位に中村安男(60)と奥山克也(60)が続いている。
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競技情報〈TCPゴールドシニア選手権/1R〉1アンダー首位の大谷朗は40年のレッスン生活から離れ、ようやく自給自足生活の充実した日々
2025年11月6日栃木県那須烏山市にある烏山城カントリークラブで開催されている「第5回PGAティーチングプロゴールドシニア選手権大会」の第1ラウンドは大谷朗(70)が71をマークして首位に立った。1打差に伊藤正己(69)、さらに2打差の74には水並茂(72)、曽根保夫(75)、大野雅幸(75)が続く。68歳以上のカテゴリーである「ゴールドシニア」には、元気なティーチングシニアプロが集結。曽根保夫(75)が74ストローク、大野雅幸(75)も74ストロークで回りエージシュートを達成。曽根は「胃を摘出してから10年経って、こうしてエージシュートを出すことができて感慨深いです」と静かに頭を垂れ、心からの礼を示した。首位に立ったのは大谷朗(70)。「今日はね、久しぶりにまともなゴルフができたよ」と言葉も弾む。今日のハイライトは12番(二の丸3番)ホールでセカンド残り240ヤードを3番ウッドで1メートル強に寄せて2オン・1パットのイーグル。残り6ホールは2パット・パーで凌ぎ続けることができ、1イーグル・1バーディ、2ボギーで「ここ最近ではいちばんショットが良かったね」と気持ちのよいアンダーパーフィニッシュを飾ることができた。大谷は昨年8月にこれまで住んでいた東京から栃木県大田原市へ移住したという。「毎日畑やってますよ。だからレッスンはしていないんです」と包み隠さずに話し始める。「もともと両親の実家が栃木だったこともあってね、子供のころから慣れ親しんでいた場所だったし、地元みたいなものだったし。家を建てて移住するという夢を、ようやくかなえることが出来たから、毎日がすっごい楽しいんだよ」と声をはずませた。
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競技情報〈TCPゴールドシニア選手権/1R〉ティーチングプロシニアタイトル5つ目を狙う伊藤正己がトップ1打差2位につける
2025年11月6日ティーチングプロ”シニア”1勝、”グランドシニア”では3勝をあげている伊藤正己(69)が”ゴールドシニア”でも優勝を狙っている。第1ラウンドは3バーディ3ボギーのイーブンパーで2位につけ「スコアはこんなもんよ」と軽く言ってのけたが、アテスト後はそのままフロントに立ち寄り「100球分、お願い」と何やら練習場のプリペイドカードを購入している様子。「もう、ほんとにドライバーが当たらんのよ。恥ずかしいくらいドライバーが当たらん」と首をひねりながら悔しがる様子も。それでもイーブンパーにスコアをまとめてきたのは、ベテランだからこそ成せる業なのだ。