第92回日本プロゴルフ選手権大会
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【日本プロ/3R】 生源寺龍憲がトップとの差を積極的に縮めて通算12アンダーでノリスと並んだムービングサタデー
2025年5月25日今季レギュラーツアー開幕戦の「東建ホームメイトカップ」でツアー初優勝を飾った生源寺龍憲が、第3ラウンドで67をマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、首位を快走していたノリスと並び、最終ラウンドを迎えることになった。「今日はよく我慢しながらプレーできたなと思います」と冷静に一日を振り返る。スタート時は首位ノリスと生源寺の間には8打の差がついていた。「少しでもプレッシャーをかけながらやりたいなと思っていた。好き勝手されたら悔しいので」と闘志を燃やし、生源寺はムービングサタデーの幕を開けた。
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【日本プロ/3R】 2022年大会覇者・堀川未来夢が67をマーク、首位2打差4位で日本タイトルを狙える好位置に
2025年5月24日第3ラウンドは5アンダー13位からスタートした堀川未来夢が、この日計6つのバーディと1ボギーの5アンダー67で回り通算10アンダーの4位につけ、首位とは2打差の上位に浮上した。最終18番のバーディパットは2メートルほどの距離。キャディと相談してスライスと読んだが、最後フックが入ってカップの左を抜けてしまった。それでも「今日はショットも良かったですけど、パットも良かった。難しいところで凌げました」と胸をなでおろした。ただコースの難しさに堀川は頭をひねらせる。特にショートホール(パー3)については、「難しいです。240ヤード台で、4つあるうちの3つが難しい。あとは8から10番ホールが難所です。そのパー3ホールの3つを加えて計6ホールを耐えれば、優勝のチャンスもあると思っています。いくつかボギー打っても、他でバーディを獲ることで帳消しできます」と頭の中でコースマネジメントはできている。
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【日本プロ/3R】~上位プレーヤー・トピックス~ 細野勇策・清水大成・杉浦悠太・石川遼・若原亮太
2025年5月24日3位タイ 細野勇策 205 (-11) = 70・66・69すごく差がついていた中でのラウンドだったので、その中では良い1日を送れたんじゃないかなと思います。そんなにコースも簡単じゃないですし、伸ばしに行こうとして空回りしないように、自分のできることをしっかりやろうと思っていました。トップを意識するようなストローク差ではなかったので、自分がしっかり伸ばしてちょっとでも縮められたらという気持ちでやっていました。ピンチもありましたが、ずっと最後まで落ち着いてプレーできていたので、それが良かったのかなと思います。出だしの2連続バーディは流れに乗れて良かったですし、7番はボギーにしてしまって、難しい8番、9番をパーでしっかり耐えることができたので、後半に向けて仕切り直すことができました。最終日も楽しく回れればと思っています。勝負どころもいっぱいくると思うので、そこで伸ばせたらいいかなと。今のところ緊張はないですけど、明日になってみないとわからないですね。決勝ラウンドではスコアが伸ばせない試合が多いので、自分の中で最善を尽くしたいと思います。人がどうこうというよりも自分がいいゴルフができれば、チャンスがあるんじゃないかなと思っています。
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【日本プロ/3R】 S・ノリスと生源寺龍憲が通算12アンダーで首位タイ ※競技委員会よりノリス選手の裁定に関する経緯説明
2025年5月24日今年のプロゴルファー日本一を決定する日本プロゴルフ選手権大会の第3ラウンドは、首位スタートのショーン・ノリスがスコアの伸ばせずにいる中、テレビ中継放送を見ていた視聴者からの指摘があり、14番ホールグリーン上でノリスがボールマークをリプレースした際、マークが誤所からのプレーだということを、ホールアウト後に本人も認めた。ノリスには2罰打のペナルティが与えられ、この日75ストローク、通算12アンダーとスコアを3つ落としたが首位は変わらず。首位と8打差の7アンダー6位タイからスタートした生源寺龍憲が、6バーディ・1ボギーの5アンダー67で回り、通算12アンダーでノリスと首位に並んだ。また首位と7打差の8アンダー3位タイスタートの細野勇策は3つスコアを伸ばして11アンダー3位。さらに1打差10アンダーに5つスコアを伸ばした堀川未来夢がはいり、優勝争いは一気に混戦模様を呈している。※ノリス選手の裁定に関する経緯は以下、日本プロ競技委員会より発表されました (5/24 17時20分)