第5回PGAティーチングプロゴールドシニア選手権大会
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競技情報〈TCPゴールドシニア選手権〉水泳の体育教師から最高齢68歳でティーチングプロへ転身した松下利則が72歳で新しい挑戦へ
2025年11月5日念願のゴールドシニアデビューを飾る72歳、松下利則がワクワクするときめきを胸に、大会初日を迎える。68歳の時にティーチングプロ会員としては最高齢というタイミングで入会し、40年間勤めていた”体育教師”から“ティーチングプロ”と転職を叶えた異色の経歴を持つ選手である。「健康な体だし、ゴルフの腕も上達している今、ティーチングプロの受験に挑戦してみては」と恩師の大橋義幸プロに触発されて講習会を受講。口頭説明試験では頭が真っ白になりながらも、専門指導委員の先生方の熱心な指導もあり、合格するまで何度もシュミレーションテストを繰り返した。2年という月日は必要だったが、ティーチングプロB級資格を獲得。現在は”ティーチングプロA級”という看板を掲げ、大阪府枚方にある「和幸カントリー俱楽部」でレッスン活動に邁進している。
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競技情報〈TCPゴールドシニア選手権〉島村豆至夫が大会連覇に挑む「体調万全です、どこでも寝られます」
2025年11月5日栃木県にある烏山城カントリークラブ(本丸・二の丸)で「第5回PGAティーチングプロゴールドシニア選手権大会」(6,221ヤード/パー72)が11月6、7日の2日間、68歳以上のプロゴルファー36名で競われる。烏山城では今年9月にPGA資格認定最終プロテストが行われたコースとして記憶に新しい。烏山城で行われるティーチングプロゴールドシニア選手権は2023、2024年に続き3度目の開催を迎える。ディフェンディングチャンピオンの島村豆至夫(69)は「この大会を迎えるために、一年間やってきました」と目は輝いている。ゴールドシニアでは今年は“本丸・二の丸”の2コースを使用することになり「去年は三の丸が入っていて、かなりエキサイティングなレイアウトだったけど、プレッシャーのかかり方がまた違うね」と練習ラウンドを終えて率直な感想だ。「レイアウト的には池みたいなハザードがないんですよね。シンプルでオーソドックなコース。ドラマが起こりにくいだけ、違う戦略がある」と警戒するが「とにかく元気なうちは挑戦したい。元気がなくなっちゃうと何もできないから」と笑顔をのぞかせる。