第4回PGAティーチングプロゴールドシニア選手権大会
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ティーチングプロ
〔ティーチングプロゴールド選手権/1R〕試合巧者の79歳・中島弘二が75ストロークで余裕のエージシュート
2024年11月6日今年8月に79歳になった中島弘二が、2022年以来の選手権出場で好プレーを見せ、75ストロークで回りエージシュートを達成。3オーバー5位タイで首位2打差。我慢の18ホールを喜んだ。風と寒さが厳しい一日。前半は1バーディ・4ボギーと凌いで後半へ。11番でバーディを獲ると12番、13番では連続ボギーに。14番パー5ではバーディを取り返したが、15番でボギーと出入りの激しいゲームが続いた。終わってみれば、後半1つスコアを落とすにとどまり、全体でみれば上位フィニッシュで、エージシュートというご褒美もついてきた。「エージシュートを目標にしていたからね。嬉しいです。烏山城は良く知っているコースなだけに、今日のコンディションは難しかった」と試合功者の中島は喜びを口にした。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプロゴールド選手権/1R〕島村豆至天は感情を一定に保ち、我慢のプレーで73をマーク、初日首位発進
2024年11月6日60歳以上のグランドシニア、68歳以上のゴールドシニアと2つの部門でティーチングプロ日本一を目指す「PGAティーチングプログランド・ゴールドシニア選手権大会」の第1ラウンドが栃木県にある烏山城カントリークラブ 本丸・三の丸(6,352ヤード/パー72)で11月6日に行われた。ゴールドの部で首位に立ったのは、73で回ったゴールドルーキーの島村豆至天(68)。1打差2位に高野忠義(74)、高橋完(68)、橋本日都(70)が続く。エージシュートは中島弘二(75ストローク・79歳)、青木民也(77ストローク・77歳)、高野忠義(74ストローク・74歳)の3名が達成している。ゴールドの部で首位に立った島村は、3バーディ・4ボギーで回り「いやぁ、生きてるだけでも喜びですからね」と充実感をにじませた。本丸1番パー5ホールでは絶好のティーショットを放ち、グリーンにきっちりと寄せて2メートルのバーディパットを仕留めて好発進した。気分も上がる“おはようバーディ”でも、島村は「静かにやろうと決めていました。バーディでも喜ばない、ボギー打っても悲しまない。私のゴルフはある程度メンタルゾーンの中でやっています」と説明。「泣いたり悲しんだり、喜んだり。ゴルフには感情の起伏がつきもの。だけどね、感情の波は小さくしています。僕たちは仕事でゴルフをしている立場ですからね、喜怒哀楽は18ホール終わってから。アマチュアの方はストレス発散のためのゴルフでも良いので、喜んだり悲しんだりしてもらえれば良いと思っています。だけど僕たちは仕事の中で(感情を)爆発することはできないんですよね」。島村は、試合中の感情を一定に保つことを20年前から続けており、それが初日首位スタートという成績を生み出した。