第29回日本シニアオープンゴルフ選手権競技

2019年9月19日(木)〜 22日(日)
日高カントリークラブ 東西コース
  • 【日本シニアOP/3R】敵が少ないうちに勝ちたい!本命・谷口がシニア初V王手をかける
    シニアツアー

    【日本シニアOP/3R】敵が少ないうちに勝ちたい!本命・谷口がシニア初V王手をかける

    2019年9月21日

     第3ラウンドは、連日首位の谷口徹に、優勝へ独走態勢といった期待が集中していた。前半9ホールでスコアを3つ伸ばしたが、後半スコアを3つ落としてしまい、終わってみれば8アンダーとスタート時のスコアに戻っていた。「一回パットをひっかけてミスしてから、パットが入らなくなって。そこからティーショットも打てなくなって。やりたいことが右に行ったり左に行ったり」。それでも順位は変わらず、谷口は3日連続で首位の座を譲ることがなかった。同組のタワン・ウィラチャンは2打差2位につけている。

  • 【日本シニアOP/3R】上位にしがみついた清水は最終日絶好のチャンスを生かしたい
    シニアツアー

    【日本シニアOP/3R】上位にしがみついた清水は最終日絶好のチャンスを生かしたい

    2019年9月21日

     「ずっと我慢して、我慢して。ずっと凌いで、凌いで。これで何とかパープレー。ほんとにガマン大会でした」とホールアウト後、ふーっと長く息を吐きだしたのは、清水洋一だった。この日パープレーでなんとか回り切り、3位に踏みとどまった。我慢できたのは「地元の熱いエールが心に届くから、期待を絶対に裏切れない」という気持ちがある。開催コースのある日高カントリークラブから、車で15分ほどの距離に清水の実家がある。日高高等学校の卒業生でもあり、育った地元へ恩返ししたい気持ちもはやるばかりだ。

  • 【日本シニアOP/3R】やる気はマンマン!伊藤正己がこの日ベストスコア67で4位浮上
    シニアツアー

    【日本シニアOP/3R】やる気はマンマン!伊藤正己がこの日ベストスコア67で4位浮上

    2019年9月21日

     通算2オーバー20位タイからスタートした伊藤正己。やる気マンマンで挑んだ1番パー4は2メートルを沈めてバーディー発進。続く2番パー3は190ヤードをユーティリティー5番で2メートルにつけて、連続バーディー。5番パー4でも2メートルにつけて楽々3つ目のバーディー。我慢が続くが、8番パー5でも2メートルにつけてバーディー4つ目。後半に入り、10番パー4では、またまた2メートルにつけられた。しかし、バーディーパットは決められなかった。伊藤は「もしかして、人生2回目のエージシュートがでるかも」という思いがよぎった。今年4に箱根カントリークラブで開催したシニアツアーのノジマチャンピオンカップ初日に、63歳で62ストロークを出し、人生初のエージシュートを披露していた。シニアツアーでは最年少で最小ストロークでのエージシュートという記録を達成していた。この時も、前半を4アンダーでプレーしていたことを思い出したのだった。