日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会 ユニテックスカップ2025
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競技情報
【日本ゴールドシニアユニテックス杯/1R】「2日連続で18ホール回るのは初めて」ステージIIIの胃ガンで全摘手術を受けていた海老原清治の復帰戦は『79』
2025年9月5日68歳以上のプロゴルファー日本一決定戦、「日本プロゴルフゴールドシニア選手権ユニテックスカップ2025」の練習日に、昨年よりも痩せ細った姿でラウンドをする男の姿があった。「検査していればこんなことにならないのに、元気だからそのままいっちゃった。バカだよな」。そう悔やむ76歳の海老原清治にとって、今大会が胃の全摘手術を受けてからの復帰戦となる。 腹痛の自覚症状はあったが、甘く考えて1カ月くらい放っていた。我慢できなくなって病院で検査を受けたところ、ステージIIIの胃ガンが見つかる。今年2月のことだった。もう少し発見が遅れていたら命の危険もあったという。手術は3月10日。1年前なら内視鏡手術で済むはずだったが、ガンはかなり侵攻し、胃を残すことはできなかった。
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【日本ゴールドシニアユニテックス杯/1R】難コースにアンダーパーは3人だけ! 伊藤正己はボギーフリーで首位タイ発進「こういうコースは好き」
2025年9月4日68歳以上のプロゴルファー日本一を決める「日本プロゴルフゴールドシニア選手権」初日は、風が穏やかなのにも関わらず、正確なティショットが要求される関空クラシックゴルフ倶楽部にオーバーパーが続出。出場60人中、アンダーパーで回ったのはたったの3人だけだった。 2アンダーで首位タイに立ったのは、同コースの所属プロの中尾豊健(74歳)と伊藤正己(69歳)。1打差の1アンダー・3位で近藤年弘(68歳)、イープンパー・4位で渡辺司(68歳)が追う。また、倉本昌弘(69歳)と高橋勝成(75歳)が2オーバーで7位タイ、今大会最年長82歳の小川清二は6オーバー・25位タイにつけている。 なお、中尾(74歳・70ストローク)、佐藤清一(77歳・73ストローク)、小川隆文(74歳・74ストローク)、高橋(75歳・74ストローク)、矢部昭(79歳・75ストローク)、荻原安造(75歳・75ストローク)、小川清二(82歳・78ストローク)、鷹巣南雄(82歳・80ストローク)の8人がエージシュートを達成した。