第13回いわさき白露シニアゴルフトーナメント
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シニアツアー《いわさき白露シニア/1R》今季は最終戦までトップ10なしの深堀圭一郎が2位タイ発進!前週に石川遼とプレーして得た収穫とは?
2025年11月21日2019年のシニア入り以来、初めてトップ10のないシーズンを送っている深堀圭一郎(57歳)。この最終戦開幕前の賞金ランキングは53位で、6シーズンに渡って守ってきた30位以内の賞金シードは、今年で途切れる可能性が高い。それでも『生涯獲得賞金ランキング上位20名』の権利を行使すれば、来年もシニアツアーにはフル参戦できる。その深掘が初日、4バーディ・ボギーなしの「68」をマークし、トップとは1打差の4アンダー・2位タイと好位置につけた。「14番と15番でバンカーと左のラフからチップイン(バーディ)2連発です。ツキがありました」と笑顔をこぼす。前週はシニアツアーを欠場し、スポンサー契約を結ぶ三井住友カードの主催者推薦でレギュラーツアーの「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場。57歳にして予選を通過して4日間を戦い抜き、ホストプロの役割を果たした。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/1R》「どんな状況でも受け入れて…」田中秀道はイライラからの脱却を図り、2差5位タイの好発進
2025年11月21日19年間と長く苦しんできた極度のショットイップスを昨年克服し、今季は最終予選会15位に入って、シニアツアーに参戦している田中秀道。ツアーに限れば、18試合を戦った2010年のシーズン以来、実に15年ぶりのフル参戦となった。この最終戦が田中にとって今季12試合目。3戦目の「スターツシニア」では単独首位発進を決めるなど、復活優勝も近いかに思われた。しかし、中盤戦はなかなか上位に食い込めず。10月に入ってから「福岡シニアオープン」で5位タイ、「コスモヘルスカップ」で9位タイと、調子を上げてきたが、「ISPS Handa シニアクラシック」は腰の痛みもあって休養に充てた。そして、賞金ランキング39位で鹿児島に乗り込んできた。今シーズンは試行錯誤の連続だった。昨年は柔らかいシャフトに換えて、自分が頑張るのではなく、シャフトのしなりを生かすことで、ショットイップスから脱却することできた。それが今年に入ってだんだん振れてきたことで、なかなか合うシャフトのスペックが決まらない。ましてや練習では良くても、試合の緊張した中ではうまくいかないこともある。「ツアー何年ぶりかという状況で、2試合連続で同じクラブを使ってないくらい試しながらやってきた」。シャフトの重さ、硬さ、長さ、鉛の張り方にいたるまで試行錯誤を繰り返してきた。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/1R》宮本勝昌が賞金王に一歩近づく2位タイ発進「スリロットのことは気にしてない」~上位選手トピックス~ P・マークセン、小久保晃一、増田伸洋、D・チア
2025年11月21日シニアツアー最終戦「いわさき白露シニア」は初日の競技が終了。歴代最多の通算25勝を誇るプラヤド・マークセン(59歳・タイ)が、強風が吹くコンディションの中で1イーグル・4バーディ・1ボギーの「67」を叩き出し、5アンダーで単独トップに立った。3年連続の賞金王がかかる宮本勝昌(53歳)、小久保晃一(53歳)、深堀圭一郎(57歳)が1打差の4アンダー・2位タイ発進。3アンダー・5位タイには田中秀道(54歳)、増田伸洋(52歳)、ダニー・チア(52歳・マレーシア)の3人がつけている。賞金王の可能性があるのは。賞金ランキング1位の宮本と、同2位のタマヌーン・スリロット(56歳・タイ)の2人だけ。その差は458万5043円。スリロットが逆転で賞金王となるには優勝するしかない。この日は一時、スリロットが3アンダーまで伸ばしてトップ争いを演じていたが、終盤の14番、15番を連続ボギーとして、1アンダー・18位タイまで後退した。
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シニアツアー《いわさき白露シニア/1R》プラヤド・マークセンが5アンダー首位 1打差2位に小久保晃一、宮本勝昌、深堀圭一郎が続く
2025年11月21日国内シニアツアー最終戦「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」第1ラウンドが11月21日に行われた。今季は「ノジマチャンピオンカップ箱根」「福岡シニアオープン」で2勝をあげ、現在賞金ランキング3位のプラヤド・マークセン(59)が1イーグル・4バーディ・1ボギーの67で回り、5アンダー単独首位に立った。1打差の4アンダー・2位タイに小久保晃一(53)、宮本勝昌(53)、深堀圭一郎(57)の3名がつけている。前年覇者の塚田好宣(56)は2アンダー・8位グループに入っている。◇第1ラウンド成績は こちら>>