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ティーチングプロ
〔ティーチングプログランドゴールド選手権/FR速報〕ゴールドは島村豆至天が完全優勝、グランドはプレーオフを制した宝力が2勝目
2024年11月07日60歳以上のグランドシニア、68歳以上のゴールドシニアと2つの部門でティーチングプロ日本一を目指す「PGAティーチングプログランド・ゴールドシニア選手権大会」の最終ラウンドが栃木県にある烏山城カントリークラブ 本丸・三の丸(6,352ヤード/パー72)で11月7日に行われた。日本列島に木枯らし一番が吹くというニュースが出たばかりで、平均5メートル強の風が吹く中で、選手はスコアを左右された。グランドの部では、首位と5打差の4オーバーからスタートした高橋正博(61)が、最終ラウンドで唯一のアンダーパー71をマーク。通算3オーバーとしクラブハウスリーダーで残り3組の上がりを待った。最終組、首位からスタートした宝力寿教(66)がスコアを4つ落として、通算3オーバーで高橋と並びプレーオフへ。18番パー4の繰り返しで行われた2ホール目。高橋がグリーン周りの難しいアプローチをミス。先にグリーンオンしていた宝力がパーパットを沈め制勝。宝力は2019年以来、ティーチンググランドシニア2勝目を挙げた。昨年より倍増した優勝賞金50万円と来年の日本プロゴルフグランドシニア選手権大会の出場資格、優勝副賞には阪神交易よりピンシーカープロX3プラスジョルトが贈られた。ゴールドの部では、首位スタートの島村豆至天(68)が1オーバー73で回り、通算2オーバーとして大会完全優勝を果たした。島村は2007年にティーチングプロシニア選手権大会で優勝して以来、PGA競技2勝目を飾った。昨年より倍増した優勝賞金30万円と、来年の日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会の出場資格、優勝副賞には阪神交易よりピンシーカープロX3プラスジョルトが贈られた。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプログランド選手権/1R〕首位と1打差2位に着けた小高猛は遅咲きティーチングプロ「My Par Golf」でゴルフの示しを目指す
2024年11月06日首位の宝力寿教とは一打差のイーブンパー2位で初日を滑り出したのが小高猛(こだか・たけし)、64歳。プロ資格を取得したのが45歳という、遅咲きティーチングプロが初優勝を狙える位置についた。小高は10番(三の丸)からスタート。ゲームはパーを並べて進行し、15番ではティーショットが右のバンカーのヘリにつき、レイアップを余儀なくされてボギー。前半は我慢も続いたが「組についたハウスキャディさんが、グリーンリーディングがばっちりだったんですよ。だから安心してラインを任せていました」と振り返る。後半は1番(本丸)パー5で「キャディさんが、僕のビビりな性格も含めてラインを読んでくれた」と初バーディ奪取に成功。3番では3メートルほど残ったボギーパットを「キャディさんの読みに従った」ときっちりと沈められたことで「パッティングが合い始めた」とボギーパットでも大きな収穫を得た。8番でもバーディを重ねて、第1ラウンドを堂々の2位で好スタートを切ることができた。「雨が止んだ瞬間からスタートしたこともラッキーでした」と小高。「レインウェアを着なくてよくなりましたし、寒さ対策用にちゃんと薄手のアウターをたくさん用意していましたから」と準備万全で大会に挑んでいる。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプログランド選手権/1R〕歴代チャンピオンの宝力寿教が唯一のアンダーパーで首位発進 背骨骨折からの復帰を目指す
2024年11月06日グランドの部では、第8回大会チャンピオン(2019)の宝力寿教(66)が71ストローク、1アンダーで首位発進。72ストロークの2位で小高猛(64)、さらに1打差の1オーバーで小嶋光康(61)、平澤忠明(61)が続いている。前年覇者の高橋正博(61)は4オーバー12位タイと逆転を狙う。宝力寿教が2バーディ1ボギーの71をマーク。同時開催しているゴールド、グランドを通じて唯一のアンダーパーは、宝力とコースとの相性を伺わせる。宝力は2019年に行われた第8回ティーチングプログランドシニア選手権大会で優勝を飾っている歴代覇者でもある。会場は同じく烏山城。地元でもある栃木で優勝を飾った思い出深いゴルフ場でもある。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプロゴールド選手権/1R〕試合巧者の79歳・中島弘二が75ストロークで余裕のエージシュート
2024年11月06日今年8月に79歳になった中島弘二が、2022年以来の選手権出場で好プレーを見せ、75ストロークで回りエージシュートを達成。3オーバー5位タイで首位2打差。我慢の18ホールを喜んだ。風と寒さが厳しい一日。前半は1バーディ・4ボギーと凌いで後半へ。11番でバーディを獲ると12番、13番では連続ボギーに。14番パー5ではバーディを取り返したが、15番でボギーと出入りの激しいゲームが続いた。終わってみれば、後半1つスコアを落とすにとどまり、全体でみれば上位フィニッシュで、エージシュートというご褒美もついてきた。「エージシュートを目標にしていたからね。嬉しいです。烏山城は良く知っているコースなだけに、今日のコンディションは難しかった」と試合功者の中島は喜びを口にした。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプロゴールド選手権/1R〕島村豆至天は感情を一定に保ち、我慢のプレーで73をマーク、初日首位発進
2024年11月06日60歳以上のグランドシニア、68歳以上のゴールドシニアと2つの部門でティーチングプロ日本一を目指す「PGAティーチングプログランド・ゴールドシニア選手権大会」の第1ラウンドが栃木県にある烏山城カントリークラブ 本丸・三の丸(6,352ヤード/パー72)で11月6日に行われた。ゴールドの部で首位に立ったのは、73で回ったゴールドルーキーの島村豆至天(68)。1打差2位に高野忠義(74)、高橋完(68)、橋本日都(70)が続く。エージシュートは中島弘二(75ストローク・79歳)、青木民也(77ストローク・77歳)、高野忠義(74ストローク・74歳)の3名が達成している。ゴールドの部で首位に立った島村は、3バーディ・4ボギーで回り「いやぁ、生きてるだけでも喜びですからね」と充実感をにじませた。本丸1番パー5ホールでは絶好のティーショットを放ち、グリーンにきっちりと寄せて2メートルのバーディパットを仕留めて好発進した。気分も上がる“おはようバーディ”でも、島村は「静かにやろうと決めていました。バーディでも喜ばない、ボギー打っても悲しまない。私のゴルフはある程度メンタルゾーンの中でやっています」と説明。「泣いたり悲しんだり、喜んだり。ゴルフには感情の起伏がつきもの。だけどね、感情の波は小さくしています。僕たちは仕事でゴルフをしている立場ですからね、喜怒哀楽は18ホール終わってから。アマチュアの方はストレス発散のためのゴルフでも良いので、喜んだり悲しんだりしてもらえれば良いと思っています。だけど僕たちは仕事の中で(感情を)爆発することはできないんですよね」。島村は、試合中の感情を一定に保つことを20年前から続けており、それが初日首位スタートという成績を生み出した。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプロゴールド選手権/前日〕最年長出場の小川清二は、地元栃木の烏山城で17年前に達成したエージシュートを再び
2024年11月05日60歳以上のグランドシニア、58歳以上のゴールドシニアと2つの部門でティーチングプロ日本一を目指す「PGAティーチングプログランド・ゴールドシニア選手権大会」が栃木県にある烏山城カントリークラブ(本丸・三の丸)で11月6、7日の二日間、同時開催される。ゴールドシニアの部で出場する最年長代表選手は、82歳の小川清二。元々、千葉県東金市にある東千葉カントリークラブで研鑽を積み、その後栃木の那須にあるゴルフ場に移動してかれこれ38年間コースに勤めている大ベテランのプロゴルファーでもある。大ベテランでも本大会に出場するためには、ティーチングプロライセンスを持っていることに加え、一年に一度、日本全国15か所で行われている「研修会」という一次予選を通過しなければならない。好奇心旺盛な小川は4月に群馬県のサンコーカントリークラブ会場で行われたシニアの部に出場し、上位4位に食い込んで本戦の出場資格を実力で手に入れた。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプロゴールド選手権/前日〕徳永雅洋が目指す「100歳ゴルフ」身体づくりに取り組み大会連覇を狙う
2024年11月05日昨年大会はゴールドの部で優勝を飾った徳永雅洋。「ディフェンディングチャンピオンは僕しかいないのですが、そこは意識せずにやりたいと思います」と話しをしている最中に「えー、徳ちゃんはね、ぜんぜん意識してたよ」とプロ仲間から茶々が入った。ゴルフができることに感謝し、常にスマイルを絶やさない人気ものの「徳ちゃん」だ。入会して20年目の節目に念願だったPGA公式競技での優勝に「シニアデビューした2003年から振り返って、ゴールドの年齢までゴルフができている。そしてPGA公式戦タイトル、もう日本タイトルを獲れて本当に嬉しいです」と何度も嬉しさをかみしめた。「ここはティーチングプロの試合。ティーチングプロがトーナメントプレーヤーの方々には負けるわけにいかない」というプライドもしっかりと示して優勝を勝ち取ったのだ。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプログランド選手権/前日〕横須賀の遊漁船長・梶ヶ谷孝弘がグランドシニアルーキーでデビュー戦に挑戦
2024年11月05日60歳以上のグランドシニア、68歳以上のゴールドシニアと2つの部門でティーチングプロ日本一を目指す「PGAティーチングプログランド・ゴールドシニア選手権大会」が栃木県にある烏山城カントリークラブ(本丸・三の丸)で11月6、7日の二日間、同時開催される。ティーチングプロ7年目の梶ヶ谷孝宏(かじがや・たかひろ)が10月に60歳を迎え、念願のグランドデビューを果たす。「プロとして賞金がいただける。それは嬉しいですし、プロゴルファーとしての喜びです」とにっこり。出身は神奈川県横須賀市で三崎水産高等学校を卒業後「船乗り」を仕事にしている。仕事場は海上にある。朝7時に出航し、午後3時に帰港する毎日。かわはぎとヤリイカ釣りで、海の幸を楽しませている。梶ヶ谷はゴルフ好きな船頭仲間に誘われ、27歳でゴルフを始めた。「コンペ仲間に上手い人がいたら、かっこいいじゃないですか」と当時を振り返る。
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ティーチングプロ
〔ティーチングプログランド選手権/前日〕前年覇者の高橋正博は「広い」と評する相性の良いチャンピオンコースで連覇に挑む
2024年11月05日60歳以上のグランドシニア、68歳以上のゴールドシニアと2つの部門で、ティーチングプロ日本一を目指す「PGAティーチングプログランド・ゴールドシニア選手権大会」が栃木県にある烏山城カントリークラブ(本丸・三の丸)で11月6、7日の二日間開催される。第13回大会となる「グランドシニア」には60歳から67歳まで56名が参加。昨年大会覇者の高橋正博(61)は、埼玉県熊谷市のリバーサイドゴルフ練習場で支配人を務めて26年。地元に密着する練習場としてお客さんも数多く、レッスンもスケジュールをこなすのに忙しい日々を過ごしている。
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ティーチングプロ
2024TCPグランドゴールドシニア選手権大会
2024年11月05日2024TCPグランドゴールドシニア選手権大会の1R組合せを発表しました。グランド選手権 >>こちらゴールド選手権 >>こちら
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シニアツアー 競技情報
〔コスモヘルスカップ/FR〕田中秀道が15年ぶりにトップ10入り! リーダーボードに自分の名前を見つけ「涙が落ちそう」
2024年11月03日コースセッティングアドバイザーとして、いつもはトーナメントを裏方で支えている田中秀道が、3年ぶり2度目のシニアツアー出場を果たした「コスモヘルスカップ シニアゴルフトーナメント」。20年近くショットイップスに苦しみ、「80」を切るのも難しかった田中が、「71」「68」と2日間アンダーパーを並べて、トータル5アンダーで9位タイに入った。トップ10フィニッシュは2009年のレギュラーツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来、実に15年ぶりとなる。 田中が最終18番グリーンに行くと、リーダーボードには6位タイで『田中秀道』と載っているのを見つけた。「正直いうと、ちょっと一粒の涙が落ちそうな状況ではありました。この5、6年はシニアツアーに携わって、戦っている選手たちを『いいな』と思いながら見ていた。だけど自分が同じステージ立つことはなかなかイメージできない状態だった。そこに自分の名前を見られて幸せな感じでした」。
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シニアツアー 競技情報
〔コスモヘルスカップ/FR〕2週間で400万円稼いで39人抜き! 鹿志村光一がキャリア通じて初シードを獲得
2024年11月02日「コスモヘルスカップ シニアゴルフトーナメント」で優勝した増田伸洋以上に喜んでいた男がいる。増田と宮本勝昌が一進一退の攻防を繰り広げた最終組の1つ前で回った鹿志村光一だ。17番、18番を連続バーディで締めて、増田と宮本に次ぐ単独3位でフィニッシュ。これにより賞金ランキング30位以内のシード権を確定させた。2001年にプロ転向した鹿志村にとって、これがレギュラー時代を通じて初シードとなる。 実は、前週の「福岡シニアオープン」が始まる前まで、鹿志村は9試合を終えてトップ10がなく、シード圏外の賞金ランキング61位(201万2531円)に沈んでいた。福岡シニアオープンでは自己最高位となる2位タイに入り、250万円を加算して賞金ランキングはシード圏内の29位まで急上昇。そして今週は単独3位で150万円を上乗せし、獲得賞金は2週前の約3倍となる601万2531円となり、わずか2週間で39人を抜いて22位まで上がってきた。シーズンは最終戦1試合を残すのみで、もう9人に抜かれる心配はない。
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シニアツアー 競技情報
〔コスモヘルスカップ/FR〕34年前は初心者と日本アマ王者 増田伸洋が「いい教材にしていた」宮本勝昌をプレーオフで下し年間複数回優勝を達成
2024年11月02日増田伸洋と宮本勝昌の同い年対決となった「コスモヘルスカップ シニアゴルフトーナメント」は、トータル13アンダーで並んだ2人によるプレーオフに突入。2ホール目でバーディを奪った増田がボギーとした宮本を下し、「日本プロゴルフシニア選手権」に続く今季2勝目を挙げた。 トータル9アンダーの単独2位には鹿志村光一、トータル8アンダー・4位タイには手嶋多一とタマヌーン・スリロット(タイ)が入った。また、宮本は敗れはしたものの、賞金ランキングで2位の片山に1,023万円の差をつけ、シーズン残り1試合となった最終戦に片山が優勝しても宮本を逆転できないことから、昨年に続いて2年連続賞金王を決めている。
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シニアツアー 競技情報
〔コスモヘルスカップ/FR速報〕増田伸洋が宮本勝昌とのプレーオフを制し、今シーズン2勝目を飾る
2024年11月02日「コスモヘルスカップ シニアトーナメント2024」の最終ラウンドが埼玉県にある鳩山カントリークラブ(6,904yards/Par72)で11月2日に行われ、通算13アンダーで増田伸洋(51)と宮本勝昌(52)が並びプレーオフに。2ホール目ボギーとした宮本に対し、バーディーとした増田が10月の日本プロシニア以来、今シーズン2勝目を飾った。尚、最終戦を残し、宮本勝昌の2024年シニアツアー賞金王に確定した。
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シニアツアー 競技情報
〔コスモヘルスカップ/1R〕シード崖っぷちの1969年生まれが上位発進 3位の桑原克典は「一打一打のプレーに集中」、5位の篠崎紀夫は「明日頑張ってベスト5」
2024年11月01日国内シニアツアーは今大会を含めて残り2戦。賞金ランキング30位以内のシード争いも佳境を迎えている。そんな中、シード圏外にいる桑原克典と篠崎紀夫がともにボギーフリーのゴルフで、それぞれ6アンダー・3位タイ、5アンダー・5位タイの好発進を決めた。 1969年生まれでシニアツアー6年目を迎えている桑原の賞金ランキングは現在41位(359万8955円)。昨年まで5季連続で賞金シードはクリアしてきた。現在ボーダーの30位にいる飯島宏明とは70万円強の差があるが、シードを確定させるためには、さらなる上積みが必要となる。「シードは欲しいけど、シードと思ってやっているとめちゃくちゃゴルフがつまらないから、毎日毎日、一打一打のプレーに集中しよう思っています」。