ティーチングプロB級・澤﨑誠(65)が第1ラウンドで4バーディー、2ボギーの2アンダー70をマークし、首位と1打差の好位置で初日を終えた。
「朝一、10番ホールでバーディーが取れたんですけど、そのあと3パットを2回してしまって。今日はパットがダメかなと思っていたんです」と流れを振り返る。それでもスコアを崩さなかったのは安定したショットのおかげだった。
「ショットが良かったので短いバーディーパットにつけられました。アプローチでしのぐ場面がほとんどなくて、グリーンをしっかり捉えられたのが大きかったですね」と胸をなでおろした。
パッティングに不安を抱えながらも、ショットメーカーらしくチャンスを量産。4つ目のバーディは最終9番ホールで奪うなど、好ラウンドの手ごたえも残しつつ、上位争いに加わった。
コースについては「グリーンはきれいで速いですし、コース全体が広々しています。岐阜から来ていますが、やっぱりスケール感が違いますね」と好印象だ。
現在は岐阜県の「ノアゴルフ練習場」と、名古屋市の松坂屋屋上にある「カトレアレディースゴルフスクール」の2か所でレッスン活動を行っている。レッスン歴は33年に及び、「同じところに33年間通ってくださっている生徒さんが15人ほどいるんです。本当にありがたいですね」と感謝を述べる。
長年にわたりゴルフを通じて築いてきた信頼関係は大きな支えになっている。
「試合に行く前も『頑張っておいで』と送り出してくれました。昨日の練習ラウンドではスコアも出せずにどうかなと思っていたんですが、今日はラッキーな一日だったと思います」と充実した表情だった。
これまでシニア、レギュラー時代から数多くのPGAティーチングプロ競技に出場し、レギュラーの部では2002年大会で5位入賞の経験も持つベテラン。それでも競技への情熱はまだ燃え続けている。
最終日に向けては「パターだけは少し心配です」と笑いながらも、「せっかくここまで来たので精いっぱい頑張りたい」と力を込めた。
33年間レッスン活動を続けながら磨いてきた技術と経験を武器に、澤﨑はレッスン生の声援を背負う。首位との差はわずか1打。悲願のタイトルを目指し、最終日の戦いに挑む。