「第10回福岡シニアオープンゴルフトーナメント」のエキシビションマッチ"スーパーシニアの部"では76歳の青木基正が2バーディ、4ボギーの2オーバー74をマーク。エージシュートを達成するとともに、2位の鷹巣南雄に2打差をつけて首位に立った。
2023年大会覇者であり、今大会3勝目を狙う青木は10番からスタート。12番パー3で1.5メートルのバーディパットを沈めるなど順調な立ち上がりを見せた。
しかし終盤の17、18番ではセカンドショットがラフにつかまり連続ボギー。「内容は悪くなかったんですよ」と振り返るようにショット自体には手応えを感じていたものの、流れをつかみ切れないまま前半を終えた。
後半も我慢のゴルフが続いた。3番では3パットボギーに。それでも6番では1.2メートルの上りのバーディパットをしっかり沈めてスコアを取り戻した。
「ショットは今週だいぶ良くなってきているし、パターも少しずつ戻ってきている」と状態は上向き。その一方で、「まだ完全ではない。たまにミスが出る」と冷静に自己分析した。
終盤の8番で「パープレーに戻したい気持ちがあったんですよね」と思いがやや先走り。ティーショット後の攻めで無理をした結果、ボールはバンカーにつかまり、さらに4メートルほどのパーパットも決まらずボギー。悔しさの残るホールになってしまった。
それでも上がってみれば2オーバー74。全体的にスコアが伸び悩んだこともあり、この日のトップについていた。 「今日は合格点ですね。自分なりの流れでプレーできましたし、最初のバーディで気持ちも楽になりました」。
今大会は10回記念大会としてショートホール賞も増設されているが、「どうしても狙いたくなるんだけど、そこで無理をすると難しいですからね」と笑い、ベテランらしい視点をのぞかせる。
1982年の関東プロゴルフ選手権、1985年ポカリスエットオープンを制した名手にとって、この大会は長年戦ってきた仲間たちと再会できる大切な舞台でもある。 「まずはエージシュートを達成すること。それが最低限の目標でしたから」。
目標をしっかりクリアした青木。最終日に向けては「よほど荒れた天気にならなければ、なんとかこの2オーバーをイーブンまで戻したい」と意欲を見せた。
首位で迎える最終日は、青木が大会3勝目とエージシュート達成でダブルの喜びを目指すと気持ちを高めている。