第7回大会覇者の宮本勝昌が、「第10回福岡シニアオープンゴルフトーナメント」第1ラウンドで6アンダー66をマーク。首位のタマヌーン・スリロットに2打差の4位タイにつけ、大会2勝目へ向けて上々のスタートを切った。
宮本は1番で幸先良くバーディを奪ったものの、続く2番、3番で連続ボギー。いきなりオーバーパーとなり、苦しい立ち上がりとなった。 「1日を通して全部がうまくいくなんてなかなかないですからね。出だしの2番、3番、4番あたりの流れはかなり苦しかったです」と振り返る。
それでも慌てることはなかった。「オーバーパーになっても、いいショットは打てていましたし、自分のやるべきことはできていました。焦らずにやり切れたので、そこは良かったかなと思います」。
5番、6番で取り返し、8番でもバーディを奪い前半を2アンダーで折り返すと、後半も安定感のあるプレーを披露。11番、13番でスコアを伸ばし、迎えた終盤の17番、18番では連続バーディ。賞金ランキング1位を走る実力者らしく、しっかりと上位争いへ名乗りを上げた。
とはいえ、本人の思いとしては 「僕がシニアツアーに入った頃よりも、みんなスコアを出す選手が増えていますからね。明日は今日以上のスコアを出さないといけないと思っています」と冷静に状況を見定めている。
首位との差はわずか2打。逆転優勝を狙える位置ではあるが、気負いはない。「入れ込み過ぎてもいい結果にはならないですから。しっかり気持ちよくプレーして、自分のいいゴルフができることを願っています」。
好スコアの要因として挙げたのは、コースコンディションの良さだった。
「芝の状態が本当にいいですね。先週のファンケルクラシックの裾野と似ている部分もあって、セカンドショットがすごく打ちやすい。グリーンも含めて素晴らしい状態だと思います」と手ごたえを感じているところ。
和白コースは優勝経験もある相性の良い舞台。今季すでに3勝を挙げ、賞金ランキングトップを快走する宮本。その強さは、流れの悪い時間帯でも崩れない対応力にある。
「明日もいいゴルフができることを祈りながら頑張ります」。宮本は穏やかに語ったが、最終ラウンドでどんなプレーを見せてくれるのか。大会2勝目、今季4勝目に向け、首位追撃のラウンドに注目が集まる。