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シニアツアー

【福岡シニアOP/1R】古庄紀彦、首位と2打差4位タイ発進 「ようやく試合が楽しくなってきた」

2026年10月24日
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 「第10回福岡シニアオープンゴルフトーナメント」第1ラウンドで、古庄紀彦が7バーディ・1ボギーの6アンダー66をマーク。首位のタマヌーン・スリロットに2打差の4位タイと好位置につけ、悲願のシニア初優勝へ向けて絶好のスタートを切った。

 この日は“キング・オブ・シニア”宮本勝昌と同組でのラウンド。「宮本さんの流れが良かったので、ついていけました」と笑顔を見せた。

 スタート直後の1、2番で連続バーディを奪うと、6番パー4では3番ウッドで刻んだティーショットから残り80ヤード。52度のウェッジで放った第2打をピン80センチにつけてスコアを伸ばした。

 アイアンショットには確かな手応えを掴みつつある。「ドライバーは少しドキドキしながら打っていますけど、フェアウェイに行けばアイアンで狙っていける。1ピン以内につくチャンスが多いんです」と現在スコアを作れている好調の要因を分析している。

 前半は順調にスコアを重ねたが、9番では思わぬ落とし穴もあった。打ち上げの距離計算を誤り、ボールはグリーン奥へ。難しいパットを残し、1.5メートルの返しを外してボギーに。それでも昼食時に「後半は頑張ろう」と気持ちを切り替えた。

 言葉通り、後半はショットが冴えた。12番では上り2メートルを沈め、14番では5メートルの下りのパットを決めるなど着実にスコアを伸ばす。15番ではピン1メートル以内につける完璧なショットからバーディ。フィニッシュホールの18番では寄せワン・バーディ締めで、終わってみれば後半だけで4つ伸ばした。

 しかし本人は満足していない。「後半はほとんどチャンスでしたからね。全部決めていたらもっと伸びていた。4アンダーでも少し悔しいです」と胸内を明かしている。

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 今季はここまで11試合に出場し、4度のトップ10入り。着実に成績を積み上げ、賞金ランキングは18位まで浮上してきた。シード獲得圏内も視界に入り、ようやく精神的には余裕も生まれてきたという。

 「先週くらいまでは吐きそうなくらいでしたよ」と苦笑い。前週のファンケルクラシックでは胃が痛くなるほどのプレッシャーを感じていたが、ランキングを上げたことで状況は変わった。

 「シードが見えてきて、ようやく試合が楽しくなってきました。去年もそうでしたけど、ある程度順位が落ち着いてきたら、気持ちもこんなに変わるんですね」とシニア2年生は笑顔も見せる。同期で賞金ランキング2位につける岩本高志からも「早く(シード)決めてくださいよ」と声をかけられている。

 最終日は再び日大の先輩である宮本との同組ラウンドが決定。「宮本先輩みたいなゴルフはできませんけどね」と苦笑いを浮かべるが、その表情には確かな自信ものぞく。

 好調なショットを武器に、冷静なコースマネジメントで上位争いに加わった古庄。プレッシャーから解放され、楽しさを取り戻した男が、シニア初優勝へ向けて最終日の和白に挑む。