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シニアツアー

【福岡シニアOP/前日】「好きになることが上達への第一歩」"ノガミゴルフ"で学んだ野上貴夫は地元・福岡で結果を残したい

2026年10月23日
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福岡シニアオープン開幕を前に、地元福岡にゆかりの深い野上貴夫が、水巻善典、白潟英純と共に和白東小学校で行われたジュニアイベントに参加。およそ80人の6年生とスナッグゴルフを楽しみながら交流し、その時間を思い出す表情は柔らかかった。

「遊んでもらいましたよ」と野上はにっこり。子どもたちとの触れ合いについて「孫みたいな感覚ですよ」と振り返った。

「本当にかわいかったですね。みんな元気で、一緒にやっているだけで楽しかった。僕らが何かを教えるというより、逆に子どもたちから元気をもらった気がします」。

イベントではゴルフとの出会いやプロゴルファーになるまでの経験を紹介した。子どもたちには技術論よりも、まず何かを好きになることの大切さを伝えたかったという。

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「練習は一人だとなかなか続かない。だけど仲間やライバルがいると、『負けたくない』という気持ちが生まれて自然と続けられるようになるんです。好きなことを見つけて、夢中になれたらいいですよね」と子供たちへメッセージを伝える。

野上の実家は福岡県直方市でゴルフ練習場「ノガミゴルフ」を経営。幼い頃からゴルフ環境には恵まれていたが、実は最初からゴルフの道を歩んだわけではない。父の影響もあり、野球を勧められてグローブとバットを買ってもらった。

ところが
「野球は3日で辞めました。それで父に『ゴルフをやる』と言ったら、『やるなら約束しろ』って」と苦笑い。

父から提示された条件は厳しかった。高校卒業までにハンディキャップゼロになるか、所属コースのクラブチャンピオンになること。当時の中学生には途方もない目標に思えた。

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それでも練習を重ねるうちにゴルフの魅力に引き込まれていく。ライバルに勝つ楽しさを覚え、高校2年生の頃には目標だったハンディキャップゼロを達成。九州では実力が知れ渡り、全国レベルへの選手へと成長していった。

そして進学先に選んだのは日本大学。全国から有力選手が集まる強豪校で、のちのトッププロたちと切磋琢磨することになる。

「上手い選手がたくさんいて衝撃でした。でも、そういう環境に飛び込んだからこそ自分も成長できたと思います」。

振り返れば、ゴルフ人生を支えてくれたのは常に仲間の存在だったという。だからこそ今のジュニア世代にも「まずは好きになること。ドライバーで遠くへ飛ばせた、パットが入った、そんな小さな楽しさでいいんです。好きになれば自然と上手くなるし、続けられるようになると思います」と仲間とともにゴルフを楽しみながら成長してほしいと願っている。

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今年はシニアツアー最終予選会を3位で突破してシーズンフル参戦中。シニアツアー初の賞金シード獲得へ向けて戦いを続ける中、地元開催の福岡シニアオープンは特別な一戦となる。

幼少期を過ごした福岡で、ゴルフとの出会いに恵まれ、仲間に刺激を受けながら歩んできた競技人生の延長線上に今のシニアツアーがある。

まずは福岡シニアオープンで上位進出を果たし、賞金シード獲得へ弾みをつけたい。そして残るシーズン3試合を全力で駆け抜ける。地元ファンの声援を力に変え、シニア6年目の野上が福岡の地で戦いに挑む。

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