2026ファンケルクラシック最終ラウンドが18日、裾野カンツリー倶楽部(7,027ヤード・パー72)で行われ、首位から出たタマヌーン・スリロットがスコアを6つ伸ばし通算21アンダーで逃げ切り、大会連覇を達成した。
初日63、2日目66をマークして後続に大差をつけて最終日を迎えたスリロットは、3日間を通じて一度も首位を譲らない完全優勝と強さを見せつけた。さらに大会期間中はノーボギーゲームでシニアツアー通算4勝目を飾った。
「最終日は3つバーディーを取って、あとはノーボギーでプレーすれば勝てると思っていました。今回の優勝、本当に嬉しく思います。もう一回は優勝したいです。ティーショットがよければ勝てるかもしれませんし、賞金ランキングは2位までに入りたいです」と優勝会見で笑顔をのぞかせた。
ファンケルクラシック期間中に行われた女子エキシビジョンマッチは、原江里菜が2日間通算13アンダーの圧巻のスコアで優勝を飾った。2位の西山ゆかりに8打差をつける圧勝で、ギャラリーを大いに沸かせた。
初日に64をマークして首位に立った原は、最終日も安定したプレーを披露。「出来すぎです!昨日よりはマシでした」と笑顔を見せながらも、「昨日は緊張しすぎて何も考えられなかったけど、今日は悪かったところを修正しながらプレーできました」と振り返った。
首位として迎えた最終日は独特のプレッシャーもあったという。「朝からシニアプロの皆さんに『ナイスプレーだったね』と声を掛けてもらえてうれしかった反面、きょう崩したらどうしようという気持ちもありました」。それでもバーディーを重ねるうちに気持ちは前向きに変化。「途中からは『きょうも頑張ったね』と言ってもらいたい、その承認欲求のために頑張っていました」と原らしいユーモアを交えて語った。
今後については「今年もQTを受ける予定です。どんなコースセッティングでもビッグスコアを出せたことが自信になりました」とレギュラーツアー再挑戦への意欲を示した。
また、シニアツアーとのコラボレーションについては、有村智恵も大きな手応えを感じていた。女子の部は通算イーブンパーの4位だったが、「シニアの皆さんと回ると独特の緊張感があります。でも本当に皆さん優しくて、昨年より会話も増えて楽しめました」と充実の表情。「コースコンディションも素晴らしく、レギュラーツアー並み。さらにギャラリーの皆さんの温かい声援が選手の力になっていました」と大会の魅力を語った。
そして、「女子と男子、そしてシニアが一緒になってゴルフ界を盛り上げていけるのはすごく良いこと。こういう機会が増えれば喜ぶ選手はたくさんいると思います」と話し、今後の継続開催に期待を寄せた。
自身の競技人生については「年齢とともに練習量はどうしても減る。でもシニアの皆さんのクラブ選びや調整力、限られた時間で仕上げる姿勢は本当に参考になります」と語る。さらに「プレーする以上は下手になりたくない。まだまだうまくなりたい気持ちはあります」と競技者としての向上心ものぞかせた。
女子エキシビジョンマッチは、世代やツアーの垣根を越えた交流の場としても大きな意味を持つ2日間となった。多くのギャラリーに見守られながら、LadyGoプレーヤーはシニアツアーの舞台で新たな魅力を発信して輝いていた。
女子エキシビジョンマッチ最終成績
1位 原江里菜 -13
2位 西山ゆかり -5
3位 吉田弓美子 -1
4位 有村智恵 0
5位 宮里美香 +4
6位 成田美寿々 +5