25回目の開催を迎えたシニアツアー「ファンケルクラシック」の第1ラウンドが16日、裾野カンツリー倶楽部(7,027ヤード・パー72)で行われた。
前年覇者のタマヌーン・スリロット(57)が1イーグル、7バーディ、ノーボギーの完璧な内容で9アンダー63をマークし、単独首位に立った。終盤の16,17番で連続バーディ、18番ではとどめのイーグルを奪う圧巻のフィニッシュ。2位の田村尚之(62)と兼本貴司(55)に3打差をつけるロケットスタートだ。
5アンダー4位タイに古庄紀彦(52)、伊澤利光(58)、プラヤド・マークセン(60)、増田伸洋(53)の4人が続いている。さらに1打差4アンダー8位グループには岩本高志(51)、J・M・シン(54)、小林正則(50)、飯田耕正(52)らがつけ、上位争いは混戦模様となった。
大会3度目の優勝を狙う宮本勝昌は2アンダー70の15位タイ。前週の佐世保シニアオープンを制した藤田寛之(57)は1アンダー71の24位タイで初日を終えた。
ディフェンディングチャンピオンとしてスリロットが最高のスタートを切った。
この日は同組の選手も好調で「今日は午前中から増田さんもナイスプレー、兼本さんもナイスプレー。3人ともいいプレーだった」と振り返った。雰囲気も穏やかで「プレッシャーなくリラックスしてリズムよくプレーできた。富士山も見えてコースも良くて気持ちよかった」と笑顔を見せた。
7バーディに加え、最終18番パー5では5メートルのイーグルパットを沈めて締めくくった。「今日はティーショットがほとんどフェアウェイにいった。毎ホールがバーディチャンスでしたよ」とショットの安定が好スコアにつながった。
連覇がかかる大会だけに独特の緊張もあったといい「スタートホールはかなり緊張しましたね。セカンドショットも緊張したんですけど、そこを乗り越えることができたと思います」とメンタルの強さも光らせる。
2位に3打差をつけて迎える第2ラウンドへ向けては、「なるべくフェアウェイをキープして、セカンドをバーディチャンスにつなげたい」と冷静に見つめる。大会連覇へ向け、スリロットが絶好の位置で初日を終えた。