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シニアツアー

【佐世保シニア/事前】プロ27年目で涙のツアー初Vを経験 肩の力を抜いて連覇を狙う山下和宏「あの喜びをもう1回味わいたい」

2026年10月09日
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今季シニアツアー第10戦「トラストグループカップ 佐世保シニアゴルフトーナメント」が10月10~11日の2日間、長崎県の佐世保カントリー倶楽部で開催される。

賞金総額2500万円、優勝賞金500万円。プロ80名に加えて予選会を勝ち抜いたアマチュア44名が参加するプロアマ形式で熱戦を繰り広げる。今年で13回目を迎える今大会の舞台は、名匠・上田治氏の設計により1957年に開場し、長崎県でも有数の伝統と難度を誇るチャンピオンコース。起伏を生かした戦略性と、九十九島の絶景を一望できる魅力を兼ね備えている。今年は12フィートに仕上げた高速グリーンが勝負の行方を左右する。

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昨年大会は通算10アンダーでシニア3年目の山下和宏が制した。プロ27年目でレギュラー、シニア通じてツアー初優勝を遂げたのは記憶に新しい。レギュラーツアーで10年間シード選手として活躍し、地区オープンなどで優勝経験はあるが、ひと味違ったという。

 「全国からお祝いが届いたり、周りの反応が違いましたね。久しぶりに会う人にはいまだに『おめでとう』って言ってもらえます。ツアー競技で優勝するってことは価値がありますよね。あの喜びをもう1回味わいたいですね」と周囲からの反響の大きさからツアー優勝の重みを感じた。

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ディフェンディングチャンピオンとして1年ぶりに戻ってくるといい思い出が浮かんでくるが、「こんな難しいコースでよく優勝できたなって思います。まずはフェアウェイに打って、いかにバーディチャンスを作れるかがカギです」と改めてコースの難しさも感じる。グリーンが小さく、戦略性の高いレイアウトには警戒する。

今季は3戦目の「リョーマゴルフ 日高村オープン」で5位に入っているが、それ以降、上位争いに絡めていない。賞金ランキングはシード圏外の42位に甘んじている。「練習ではいいけど、本番でパッとしないというのが続いていて…、でもその原因がやっとつかめて気がしてます」。

試合になるとアイアンショットが“真左”に飛んだり、「自分で想いもしないような球が出ていた」という。「大事な場面で腕に力が入り、切り返しで手元がアウトサイドから下りてくる」ことに気が付いた。レギュラー時代から持ち味にしてきた100ヤード以内の精度が失われてチャンスメイクに苦しんだ。

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「今は、内側(インサイド)からクラブを入れることを意識しています。ミスが減ってきたので、バーディチャンスが増えるはずです」。連覇のかかった大会前に復調の兆しが見えたのは大きい。

今季残り6戦、賞金ランキングを上げるためにもきっかけにしたい一戦でもある。「僕は『優勝したい』、『優勝する』って言うタイプではない。自分の出来ることをやって結果がついてくれたら。自分のペースをいかに貫いて2日間プレーできるかというところです」。

大会ポスターに自分の写真が真ん中にあるのは気分がいい。だが連覇に向けて意気込みすぎず、身も心も肩の力を抜いて臨む。その結果、大会史上初の連覇を達成出来たら最高だ。

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