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【TCPシニア/事前】歴代王者が集結! シニアティーチングプロ日本一決定戦開幕 小室英明、宮園伸らベテランたちの熱き戦い

2026年10月05日
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「PGAティーチングプロシニア選手権大会」が10月6日、7日の2日間、茨城県の静ヒルズカントリークラブ(6,642ヤード・パー72)を舞台に開催される。賞金総額675万円、優勝賞金100万円を懸けたシニアティーチングプロ日本一決定戦には、全国の予選会を勝ち抜いた120名が出場する。

大会は22回目という歴史があるが、静ヒルズカントリークラブでの開催は7回目。本大会の出場者の中には歴代優勝者として浜田節夫(2010年)、橋口浩一(2019年)、中根初男(2021年)、渡邊達(2023年)、渡辺龍策(2024年)、林稔(2025年)といった名前が見られる。

さらにティーチングプロ選手権のいわゆる”レギュラー”部門で優勝している加古貴昭(2002年)、奥田新一郎(2003年)、山崎良哉(2008年)、清水政志(2009年)、渡辺達(2010年)、内藤裕之(2015年)、若杉和浩(2018年)、小川厚(2020年)、大木正幸(2023年)といった強者も予選会を勝ちぬき、“シニア”として日本一のタイトルを狙っている。

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そんな強豪たちが顔を揃える中、優勝を狙う一人が64歳の小室英明だ。

普段は東京都八王子市にあるインドアゴルフスクール「トライアーバンゴルフ」でレッスンを担当。指導者として多くのアマチュアゴルファーを支えながら、積極的に試合へ参戦し続けている大会常連の存在だ。

「2次予選会は最終18番でバーディが取れて、それでカウントバック。ギリギリで本戦出場が決まりました。本当にレベルは高くなっていますが、毎年楽しみにしている大会なので、今年も頑張りたい」と穏やかな笑顔を見せる。

小室には忘れられない悔しさがある。2022年のティーチングプロシニア選手権では、優勝した伊藤正己に2打差の2位。同年のティーチングプログランドシニア選手権でも3打差の2位に入りながら、あと一歩のところでタイトルを逃した。2週連続準優勝。それは優勝に届かなかった悔しさの残る大会だった。だからこそ、今年に懸ける思いは強い。

所属する「トライアーバンゴルフ」では数名のプロとともに約250人のレッスンを担当。大会期間中はレッスンを休んでの参戦となるが、その経験は日頃の指導にも生かされている。

「ゴルフで一番大事なのは基礎を確認すること。調子が悪くなった時ほど、基本に戻ることが大切なんです」といい、レッスンで生徒たちに繰り返し伝えている言葉でもある。

長年、競技と指導を両立してきたベテランは、自らもその教えを実践しながら戦いの舞台に立つ。4年前にあと一歩届かなかったタイトルへ。今年こそ悲願達成となるか。小室の挑戦がスタートする。

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広島を拠点に活動するティーチングプロの宮園伸は、指導者として、そして競技者としても挑戦を続ける54歳だ。ティーチングプロシニア選手権では2024年に21位タイ、2025年には7位タイと着実に順位を上げており、今年はさらなる飛躍を目指して大会に乗り込んできた。

「目標は前年より上の順位で終わること。去年は上位で戦えたので、今年は最終日にしっかりスコアを出したいですね」と、その言葉には確かな手応えがにじむ。

普段はゴルフ5広島八木店、ゴルフ5広島吉島店、そしてミナガゴルフセンターでレッスンを担当。スイング解析を活用しながら、生徒それぞれの課題を見つけ出し、上達へと導いている。

「レッスンは楽しいですよ。生徒さんが上達してくれるのが一番うれしい。スコアが悪くても、『あのショットができた』『教わったことができた』と言ってもらえると励みになります」と笑顔を見せる。とにかく、ゴルフを楽しんでもらうことが指導の原点にある。

近年は動画やインドア施設など学ぶ環境も増えたが、「結局、自分だけでは解決できない悩みもある」と話す。遠回りをした結果、再びレッスンの門をたたくゴルファーも少なくない。

「自分が伝えたことを実践してもらって、結果につながる。その報告を聞くと、また自分も頑張ろうと思いますね」。相互に向上効果が生まれるのも楽魅力ある仕事だという。

一方で競技への情熱も衰えない。若い頃は広島のゴルフ場で約7年間研修生生活を送り、ツアープロを目指して腕を磨いた。2008年にティーチングプロへ転身した後も、競技への思いを持ち続け、シニアの舞台で戦い続けている。

「ゴルフしかできないというか、ゴルフが本当に好きなんですよ。ゴルフで何かできれば幸せだなと思っています」。

大会会場では同世代のプロたちとの再会も楽しみのひとつ。広島から新幹線で駆けつける遠征も苦にならない。「ここに来られるのも年に一回。楽しみしかないですね」。終始笑顔を絶やさず、ゴルフ談義に花を咲かせる姿がある。

「54歳、まだまだ進化中!!」。その言葉は単なるキャッチフレーズではない。レッスンでも競技でも、そしてゴルフを楽しむ一人のゴルファーとしても。宮園伸は大好きなゴルフとともに、今なお前進を続けている。