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シニアツアー

〈コマツOP/ 2R〉悪寒を押して68をマークした飛ばし屋・小山内護が6位浮上、シニア初優勝に向けて"意地のプレー"

2026年10月02日
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「コマツオープン2026」の第2ラウンド。シニアツアー屈指の飛ばし屋として知られる小山内護(56)が、通算8アンダーまで着実にスコアを伸ばし、14位タイから6位タイへとジャンプアップ。首位と3打差の好位置で最終日を迎えることになった。

その好プレーの裏には、ベテランならではの我慢と工夫がある。

実は前夜から悪寒に襲われ、風邪気味の状態でこの日のラウンドに臨んでいたという。「食事を終えて8時半ぐらいには寝たんだけど、夜中の12時か1時ぐらいに急に寒気がきちゃってね」と苦笑い。体調不良に加え、前夜の食事では「焼肉を食べていたら歯が折れちゃった」と笑い話まで飛び出し、周囲を和ませた。

それでも、スタートしたからには最後まで戦うのが小山内流。「フラフラだったよ」と振り返りながらも懸命にコースと向き合った。

普段なら豪快なドライバーショットで魅了する小山内だが、この日は体調を考慮した冷静なマネジメントに徹した。ドライバーを握ったのはスタート1番を含めてわずか2回。「ドライバーが全然打てなくてね。18番もスプーンだった」と明かす。それでも朝の練習で「280ヤードぐらい飛んで曲がらないスプーン」の感触をつかみ、それを武器にフェアウェイキープに集中した。

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「今日はショットが良かった。フェアウェイから打てるからチャンスについた」と振り返り、得意のアイアンショットが冴え渡り、着実にスコアを積み重ねた。

尾崎将司門下生として長年ツアーを沸かせ、レギュラーツアー4勝を誇る小山内。しかしシニアツアーではまだ優勝がない。今年は「OBを打たない」をテーマに掲げ、持ち前の飛距離に頼りすぎないゴルフへと変化を遂げている。

実際、小松カントリークラブには苦い思い出も多い。2020年にシニアデビューしてから、コマツオープンは4度目の出場。2022年大会では「3日間で13発もOBを打ったことがある。トラウマなんだよ」と笑うが、その経験は今日の堅実なプレースタイルにつながっている。

「頑張ります。それに尽きます」。最後は短く力強く締めくくった小山内。体調への不安を抱えながらも、経験に裏打ちされた冷静なゴルフで優勝戦線に踏みとどまった。

豪快な飛ばしで知られる小山内は、今度はベテランならではのマネジメントを武器に悲願のシニア初タイトルへ挑戦。体調万全にした最終ラウンドは、"意地のプレー"に注目が集まる。

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