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シニアツアー

〈コマツOP/ 1R〉胃腸炎ながらも6アンダー4位タイ 60歳・寺西明は新アイアン好感触、愛弟子の初Vにも喜び

2026年10月01日
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9月1日に60歳以上のシニアプロが出場する「コスモヘルスカップ 第54回 日本プロゴルフグランドシニア選手権大会」でグランドシニア入りを果たしたばかりの60歳、寺西明が、50代も出場する今大会で首位と2打差の4位タイにつけ、初日を終えている。

スコアだけを見れば、ゴルフはもちろん、体調も万全なのかと思いきや、「実は、日曜日に胃腸炎になって、プロアマもキャンセルして、ご迷惑かけて、月曜日に点滴と薬でなんとか良くなり、火曜日に移動して、きのうは(体調が)悪いなりやっていた」と胃腸炎を患っていたことを明かした。

この日も「ダメで、脱水症状になってしまう。(ツムラの)68番とかを飲みながら。汗はすごい出るし、足もフラフラで」と万全ではなく、棄権が頭をよぎる場面もあった。そのなかで6アンダーの好スコアをマークできたのは、「安全運転で行ったからよかったんですかね…」と力なく振り返った。

ドライバーの調子は「あまりよくなかった」が、先週土曜日に知り合いの方に調整してもらった新調したアイアンが、強い味方になっている。これまで「7~8年」の間、変えなかったアイアンをブリヂストンの新モデル『100CB』にスイッチ。「いい感じなので、うまく自分なりに調整できたので、それがよかった」。6バーディのうちチップインが1つ。それ以外はすべてグリーンをとらえ、手応えを得たようだ。

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実は今季、開幕戦から「毎試合違うアイアンなんですよ。同じアイアンやけど(シャフトを)差し直したり、グリップ変えたり…そんな状態なんですよ」と明かす。試行錯誤を重ねるなかで今回のアイアンにしたことで、「これで年末までは落ち着くのかな、どうなのかなというような感じで」と、ようやく兆しが見えてきている。

先月、寺西にはうれしい出来事もあった。9月14日に終えた国内男子ツアー「Shinhan Donghae Open」で、愛弟子の砂川公介が念願の初優勝を遂げた。砂川が高校1年生のときから指導しており、感慨深い一勝となった。その勝利を受け、寺西自身が初優勝したときの記憶もよみがえった。

「自分が初優勝したとき、そこで“やっとプロになれたな”っていう実感があった。そのあとシードを取りましたけど、優勝して、初めてプロだなっていう気持ちになったことを思いだした。(砂川の)うれしかったね。15歳から見ていますからね」。そう話す寺西の表情は、温かかった。

愛弟子の勝利も励みに、強い味方となった新アイアンを武器に、残り2日間を戦い抜く。