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シニアツアー

【日本シニアOP/2R】片山晋呉が66をマークし5位タイ浮上 王者の貫禄と変わらぬ強さで優勝争いへ

2026年09月19日
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レギュラー31勝、シニア2勝を飾っている永久シードプレーヤーの片山晋呉が、日本シニアオープン第2ラウンドで66をマーク。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、優勝争いのメンバーに名乗りを上げた。

スタートホールから会場の空気が変わった。1番でイーグルを奪うと、続く2番でもバーディ。リーダーボードに片山の名前が一気に駆け上がり、「やっぱり来たか」と思わせる王者の存在感を見せつけた。

初日はなりを潜めていたが「昨日は気持ち的にすごく良かった。粘りながらプレーできていたので、フェアウェイにいき出してバーディチャンスが増えれば、アンダーパーでは回れると思っていました」と片山は手応えを感じていたという。

その言葉通り二日目はショットが安定。フェアウェイキープ率も向上し、多くのチャンスをつくりあげた。

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一方で、今大会の難しさについては「狭い。めちゃくちゃ狭いね」と日本シニアオープンらしいシビアなコースセッティングに苦笑い。それでも数を重ねてきた練習ラウンドから緻密なコース攻略を編み出し、ドライバーを多用しない独自の戦略でスコアをならべてきた。

「僕はドライバーを使うのは少ない方じゃないかな。夏にも来ていたんですけど、コンディションが全然変わっているのでクラブ選択もかなり違いました」と話している。

どんな状況でも感情を大きく揺らさず、自分のゴルフを貫くのが片山のスタイル。冷静にチャンスを伺っている。

「何かを変えるつもりはないです。きつい時でも耐えながらつなげられている。本当にいい2日間でした。このまま気持ち良くやりたいですね」と微笑んだ。

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その片山の隣でキャディバックを運んでいるのが、シニアツアープレーヤーの内田勝也だ。

内田は今季シニア最終予選会ランキング22位の資格でツアー参戦している選手。しかし賞金ランキングは60位と苦しいシーズンを送っており、日本シニアオープンは予選落ち。今週はプレーヤーではなく、片山のキャディとしてコースに立つことを決めた。

片山は内田について「彼は18歳からゴルフを始めて、プロになったのも遅い。だからこそ本当にボールを打って上手くなってきたタイプなんです」とプロとしての期待を寄せている。

さらに片山は、内田が今週経験しているすべてを「きっと最高の勉強の場ですよね」と話し「たぶん今週だけで衝撃的にいろいろ学んでいると思います。知らなかったことがたくさんあるはず。プロとしてボールを打つセンスは抜群ですしね」と大ベテランも内田と肩を並べ、ゴルフを、そして競技ゴルフを伝えている。

どこで攻め、どこで守るのか。どんな状況で感情をコントロールするのか。片山が試合で積み重ねている判断を、内田は最前線で吸収する。

「こういうことを知っていくと、今度は試合でスコアが作れるようになる。彼にとってもいい一週間になるんじゃないですか」。片山は
自身の優勝争いに集中しながらも、仲間の成長を願う温かいメッセージを送っている。

シニアツアーでも数々のタイトルを目指し続ける永久シードプレーヤー。その強さは技術や経験だけではない。後進に学びの機会を与え、同じツアーで戦う仲間を自然に引き上げようとする懐の深さもまた、片山晋呉という選手の大きな魅力だろう。

優勝争いへ名乗りをあげた絶対王者は、残り2日間も「何も変えない」と話した。その落ち着きが王者の貫禄。片山がシニアゴルファー日本一のタイトルを掴みにいく。

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