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【日本シニアOP/事前】名門・玄海ゴルフクラブで熱戦の幕開け 片山晋呉「一番準備をしてきた思いがある」

2026年09月16日
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シニアゴルファー日本一を決める国内最高峰のタイトル戦、「第36回日本シニアオープンゴルフ選手権競技」がいよいよ開幕する。舞台となるのは福岡県宗像市の名門、玄海ゴルフクラブ(6,875ヤード・パー71)。賞金総額8,000万円、優勝賞金1,600万円をかけ、アマチュア5名を含む126名が4日間の熱戦を繰り広げる。

1963年開場の玄海ゴルフクラブは玄海灘を望む雄大な景観と、松林によってセパレートされた戦略性の高いレイアウトで知られる九州屈指のシーサイドコースだ。フラットな地形を巧みに生かした設計は、多くの名勝負を生み出してきた歴史を持つ。

開場60周年を迎えた2023年には約9か月に及ぶ大規模リニューアルを実施。ツーグリーンからワングリーンへの改修をはじめ、コース全体の戦略性を大幅に高め、日本最高峰のトーナメントを開催するにふさわしい舞台へと進化を遂げた。現在も最高のコースコンディションを目指し、きめ細かなメンテナンスが続けられている。

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今大会はスタートホールの1番から注目したい。通常はパー5として使用されるホールだが、今大会では474ヤードのパー4に設定された。やや右ドッグレッグのレイアウトで、ティーショットは右サイドの一本松方向を狙いたくなる。しかし、その先にはクロスバンカーが待ち構え、リスクは小さくない。安全策として左サイドを選択しても、グリーンまでは200ヤードを残すことになり、初日から選手たちの技術が厳しく試される。

玄海灘から吹き付ける風と、改修によって生まれ変わったグリーンにも、選手は手を焼くことが想定される。

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そんな難関コースを高く評価するのが、レギュラーツアー31勝、シニアツアー2勝を誇る永久シード選手の片山晋呉だ。「日本でも10本の指に入るぐらい、いいコースに仕上がっています。このセッティングをしたらさらに技術と精神力と、いろいろなものが試される最高のゴルフ場になっていると思います」。

さらに攻略のポイントについては「風向きによって変わってしまうので何とも言えませんが、グリーンの形状が完全にトーナメント仕様です。4日間でピンポジションが変わる中、この時はここに打った方がいいというのがはっきりしている。そういった技術が試されると思っています」と持論を語る。

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片山は今夏から何度も会場を訪れ、コースの変化を見守ってきたという。「素晴らしい出来です。夏からずっと来ていましたけど、大変な中でよくここまで仕上げてもらったと思います」とグリーンコンディションにも惜しみない賛辞を送った。

昨年は椎間板への細菌感染という大病に見舞われ、夏場には約2か月の入院生活を余儀なくされた。しかし復活を果たした今シーズンは、先週までのシニアツアー7試合で4度のトップ10入りを記録。賞金ランキング8位につけるなど着実に調子を上げている。

「腰は全然大丈夫です」とそう語る表情には不安はない。プレー内容についても「いい感じでやれていると思います」と手応えを口にした。日本オープンを2005年、2008年に制した実績を持ち、難セッティングで争われる“オープン競技”と片山の相性は抜群だ。

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そして、日本タイトルへの思いを問われると「一番選手の中で準備をしてきたと思うので、その思いは一番強いのかなと思っています」とその言葉には強い決意をにじませた。

大会を目前に控えた心境については、「僕は本当に楽しみしかないので、明日からの4日間、優勝争いをどうするか、それだけです」と語り、日本タイトル獲得への覚悟を示している

今年の日本シニアオープンには、3年連続シニア賞金王の宮本勝昌をはじめ、倉本昌弘、伊澤利光、羽川豊、渡辺司、深堀圭一郎、鈴木亨、横田真一、手嶋多一ら、日本ゴルフ界を彩ってきたレジェンドたちが集結する。

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玄海灘の風を読み、磨き上げられたグリーンを攻略し、日本一の称号を手にするのは誰か。歴史と伝統を誇る玄海ゴルフクラブを舞台に、技術、経験、そして精神力がぶつかり合う4日間が始まる。

また今大会では、ゴルフを通じた健康寿命の延伸をテーマにした各種イベントも実施される。トップシニアたちの熱戦を間近で観戦できるだけでなく、「生涯スポーツ」としてのゴルフの魅力を体感できるのも日本シニアオープンならでは。競技の行方はもちろん、会場全体を包むシニアゴルフの祭典にも注目が集まる。