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シニアツアー

〔IASSシニア/FR〕宮本勝昌が5打差圧勝で今季2勝目 IASSシニア・プロアマが示すシニアツアーの価値

2026年09月09日
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シニアツアー第7戦「IASSシニア・プロアマ」最終ラウンドが9月9日、宮城県の泉国際ゴルフ倶楽部で行われ、宮本勝昌が通算13アンダーで優勝を飾った。

初日に10バーディ・ノーボギーの62を叩き出して単独首位に立った宮本は、最終日も6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの69でまとめ、通算13アンダーまでスコアを伸ばした。通算8アンダーの岩本高志、上森大輔に5打差をつける危なげない戦いぶりで、5月の「リョーマゴルフ日高村オープン」に続く今季2勝目を挙げた。

シニア通算12勝目。改めて宮本は百戦錬磨の“キング・オブ・シニア”という存在感を勝ち数でも示している。

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初日の62は周囲の選手たちからも驚きの声が上がった。「一人だけショートコースでゴルフしてきたようだ」と評されるほどの圧倒的な内容。本人も「昨日に限って言えば、やるべきことをやり切れた一日。本当に100点満点でした」と振り返っている。

最終日は雨の影響もあり、前日のような爆発的なスコアとはいかなかったが、「ショットもパットも今週は良かったです。たまたまうまくいった部分もありますが、2日間を通してうまく攻めることができました」と冷静に分析。

大会の舞台となった泉国際ゴルフ倶楽部についても「グリーンが特徴的。今年は11フィートから12フィート近くまでスピードが出ていて、傾斜も強い。距離は長くなくても、良い位置につけないとなかなかバーディは取れない。そこをうまく攻められたと思います」とコンディションを高く評価し、プレーもかみ合った。

今大会は悪天候の影響で十分な練習ラウンドができない中での戦いだった。しかし宮本は「みんな同じ条件ですから」と過去の経験を生かし、朝の練習グリーンに時間を割いて調整を行った。

「このコースはグリーンが大事なので、スタート前はいつもより長めに練習しました。距離感やスピード感が合ってくれましたし、曲がるラインも入ってくれた。セカンドの距離感も良かったので、バーディチャンスが多くつくれました」と振り返る。

首位で迎えた最終日も「今日はスタートが早かった(7時55分)ということもあって、周りのことはあまり気にせず、とにかく一つでもスコアを伸ばそうと思ってプレーしました」とぶれずに自分のゴルフにフォーカスした結果だ。

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また、本大会ならではのプロアマ形式については「予選会を用意した競技志向のアマチュアの方と回る大会もあれば、今回のようにゲストの方と楽しく回る大会もある。レギュラーツアーではなかなかできないことですし、プロからアドバイスを受けながら和気あいあいとラウンドできるのはシニアツアーならではの魅力だと思います」とシニアツアー5年目を迎えている宮本にとって、居心地のよい試合になっている。

だからこそオンオフの切り替えもきっちりできる。東北・仙台開催を楽しみにしていた一人だ。

「牛たんはもちろん、お魚もいただきました。この大会の日程が決まってから『今年はどこの牛たんを食べようかな』と考えたり。今回はレギュラーツアーで活躍している岩田寛プロにお店のアドバイスもらったりと、楽しませてもらいましたね」と終始リラックスした表情が印象的だ。

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「僕は積み重ねるタイプの人間なので、目の前の一番に集中するだけ。次の試合は"日本シニアオープン"ですし、そこでもしっかり優勝争いをしたいです」。宮本は早くも次なるビッグタイトルへ照準が定まっている。圧巻の62で主導権を握り、最後までその座を譲らなかった宮本勝昌。今季2勝目を手にしたことで、シニアらしい強さを光らせ、ツアーの看板になって魅力を発信し続けている。

そんなシニアツアーの大会理念について、主催者であるIASSの千代川会長も熱く語っている。

「今回の大会を通じて、アマチュアのみなさまには、ぜひ一緒に回ったプロの応援団になってもらいたいんです。今日プレーした選手が次の週、例えば日本シニアオープンで何位だったのか気になって調べるようになる。そうしてファンが増え、ゴルフ界全体を盛り上げていくことが大事なんです」。

プロとアマチュアが同じフィールドで時間を共有することで、新たなファンを生み出すという貴重な体験のプロアマ大会。それこそがIASSシニア・プロアマが目指す本質でもある。来年もさらに見どころのある大会へと進化を続ける。

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