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【最終プロテスト/3R】石川航が63をマークし2位タイ浮上 4年越しのリベンジを誓い進化したパッティングを武器に合格を狙う

2026年09月03日
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「自分の成長を感じられるかどうかは明日の最終ラウンド次第。明日悪かったら意味がないと思うので」と話したのは、26歳の石川航。

最終プロテストの第1ラウンド67、第2ラウンド68、そして第3ラウンドは8バーディー・1ボギーの63と3日連続でアンダーパーを叩き出し、最終ラウンドを2位スタートという形で迎えることになる。

これまで好調なプレーを支えているのは、パッティングだ。「3日間通してパッティングがいいというのは今までなかったぐらい。人生で今が一番いいんじゃないかと思います」と自信を持って言い切れている。この手ごたえを得られるまでには長い試行錯誤があった。

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「ライン読みだったり、道具だったり、グリップだったり、本当にいろいろ試しました」と自分で探し続けた理想の組み合わせが、ようやく見つかりつつある。もともとフェースローテーションが多いストロークだったため、ローテーションを抑えやすいマレット型パターへ変更。さらにクローグリップを取り入れ、フォームも見直したという。

さらに最近は、グリーンの傾斜を読む「AimPoint(エイムポイント)」も取り入れ、ライン読みの精度も向上。積み重ねた工夫が、今大会の好プレーとして表れている。

第3ラウンドでは、スタート直後の2番で短いパーパットを外し痛恨のボギー。それでも3番ですぐにバウンスバックに成功すると、5番から7番ではロングパットや大きく曲がるラインを次々と沈めて3連続バーディを奪取。

「どれも入る感じのパットではなかったんですけど、全部入ってくれました。本当にラッキーでした」と流れを引き寄せる。

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後半は10番で5メートル、12番はパーとし難所を切り抜けることに成功。それから14番、15番、16番でスコアを伸ばし、一気に上位グループへ。最終18番ではティーショットを右へ大きく曲げるピンチもあったが、ボールが見つかったことで冷静に窮地をしのいでパーセーブ。ビックスコアの63マークして、流れをつかみ取ることができた。

石川にとって2度目のプロテスト挑戦は、最終日最終組という位置でプレーできるところに、レベルを引き上げてきた。「自分の成長を感じられるかどうかは、結局明日次第です」と口元を引き締めるが、前回最終プロテスト敗退から4年が経ち、その間に得た数々の経験と、自信に満ちたパッティングという武器が、今の石川には備わっている。

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前回挑戦した2022年の最終プロテスト(登別カントリー倶楽部)では、73、70と好位置で迎えた最終ラウンドで78を叩き、結局通算8オーバーの66位タイ。合格ラインに3打及ばず涙を飲んだ。「あの時は独特のプレッシャーを感じていました」と振り返り、当時の悔しさは長く胸に残った。

「いつか絶対に資格を取ろうと思っていました」とリベンジの機会を探していた。ただ、スケジュール調整は簡単ではなく、今年はプレ予選から挑戦する機会を得ることができ、こうしてステージを駆け上がってきた。

また石川を再びプロテストへ向かわせた理由の一つが、日本プロゴルフ選手権への思いだった。「日本プロに出たいという気持ちが大きかったです。前半戦の中でも重要な試合ですし、ポイントも大きい。もしQTを通ってシードを目指す時、日本プロに出られるかどうかは大きな違いになると思うんです」と憧れを口にする。

石川の兄・遼は、2019年の日本プロで最終日に36ホールの長丁場を戦い、プレーオフを制して大会の歴史に名を残した選手のひとりでもある。

単なる資格取得ではなく、石川にとってはその先にある日本最高峰の舞台を見据えているからこそ、4年前の悔しさを糧に挑戦を続けてきた。

リベンジを誓った烏山城の舞台で最終ラウンドの最終組へ―――石川は自らの成長を証明する残りの18ホールにベストを尽くす。

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