NEWS
競技情報 トーナメントプレーヤー

【最終プロテスト/1R】明大の紫紺を胸に挑む神田悠貴 「できるところまでやりたい」プロへの第一歩を3アンダー発進

2026年09月02日
Image

神田悠貴(22・明治大学)が5バーディ・2ボギーの3アンダーをマークし、第1ラウンドを9位タイの上位で終えた。プレ予選から勝ち上がってきた神田にとって、プロテストは今年が初挑戦。それでも大舞台を前に気負いはなく、冷静なプレーで4日間の戦いのスタートを切った。

「前半はショットもティーショットもあまり良くなかった」と振り返る。2番ではボギーが先行したが、流れを変えたのが5番パー3(214ヤード)だった。

「5番アイアンで打って、2メートルくらいにつきました。そのバーディがひとつきっかけだったと思います」。ショットへの不安を抱えながらも、ピンに絡む一打で自信を取り戻した。バックナインに入ると、特にパターが冴え渡る。「バーディホールは全部いい距離、大体4,5メートルのパットが入ってくれました。ラインの読みもタッチも良かったです」と胸をなでおろした。

第1ラウンドは平均ストローク4.697と難易度の高い12番パー4(543ヤード)。神田はドライバーを振り切り残り240ヤードを3番ウッドで狙ったが、グリーン手前のバンカー縁につく不運もありボギーに。それでも「長いホールなので、パー4.5くらいの気持ちでした。あそこは仕方ないかなと思います」と気持ちを切り替えている。「前半はあまり点数をつけられないですけど、後半は80点くらいです」と控えめながらも手応えを口にした。

Image

神田は現在、明治大学ゴルフ部に在学中。烏山城へ何度もコースへ足を運んで入念な下見を行う機会は作れなかったが「指定練習日と、ATPツアーで1回プレーしたくらいです。そのときも69くらいで回れていたので、悪いイメージはありませんでした」と限られた準備期間のなかでも、コースへの対応力を見せた。

今年になってからは千葉県を拠点とする小野耕平ゴルフコーチの指導も受けている。「以前よりグリーンを捉える回数も増えてきましたし、自分でも良くなってきている実感があります」と徐々に磨かれてきた技術力が、この日の安定したプレーにもつながった。

「ここまでゴルフをやってきたので、できるところまでやりたいという気持ちです」アマチュア時代に大きなタイトルこそないものの、神田はプロへの夢を諦めることなく歩み続けてきたという積み重ねと、大学卒業前に覚悟がにじむ。

明治大学の紫紺のユニフォームを身にまとい、憧れ続けたプロへの道を目指すだけ。久保谷健一や深堀圭一郎ら同大学出身の先輩プロたちに続く存在となるため、神田の挑戦は、まだ始まったばかりだ。

Image