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シニアツアー

【マルハン太平洋シニア/1R】グランドシニア首位タイ発進の田村尚之と井戸木鴻樹 ベテランの粘りで最終Rで決戦

2026年08月22日
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グランドシニアの部 第1ラウンド成績はこちら>>【PDF】

グランドシニアの部で首位タイ発進を決めた田村尚之(62)は、出だしの2ホール連続ボギーにも慌てることなく立て直し、69ストロークで初日を終えた。

「ボギー、ボギーで出たので、ちょっと厳しいかなと思いました」と暗雲のスタート。それでも中盤以降はパッティングが冴えを見せ、流れを引き戻した。

特に6番以降はパーを重ねながら辛抱強くプレー。「出だしはどうなることかと思いましたが、途中からパターが良くなってくれました。うまく帳尻が合った感じですね」と納得顔で振り返った。

「カップをなめたり、一回転して入ったりと、運も味方してくれましたね」とプラス要素に満足した様子だ。

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太平洋クラブ御殿場コースについては「グランドシニアになってからは比較的相性がいいコースなんです」といい、手ごたえはあったようだ。「普段なかなかプレーできないコースですし、試合でこれだけ素晴らしいコンディションの中で回れるのはありがたいですね」とコースコンディションの良さが、ストレスなく好プレーにつなげることができた。

田村は長年付き合う背中の不安については「冬場は厳しいけれど、暖かくなるとほとんど問題ない。今は痛みより暑さとの戦いですね」と話す。この日もラウンド後には東京へ治療に向かう予定。「しっかり体を整えて明日に備えたい」と万全の準備を欠かさない。

グランド首位タイで迎える最終日。「まだ明日がありますからね」と田村は言葉控えめながら、その視線は優勝争いの先を見据える。今年5月に関西グランドで優勝して以来の優勝チャレンジでもある。

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グランドシニアの部で首位タイ発進を決めた井戸木鴻樹(64)は、内容面に一定の手応えを感じながら初日を終えた。

太平洋クラブ御殿場コースについては、「好きなコースですよ」としながらも、その難しさを強調する。

「距離以上に長く感じるコース。特に16番はパー5と思ってプレーしています」と苦笑い。飛距離では若い選手たちに及ばないことも自覚しており、「今は220〜230ヤード飛べばいい方。それでも自分なりにやるしかない」と前を向く。

この日はボギーも出たが、バーディーを重ねアンダーパーをマーク。「ボギーの数自体はいつもと変わらない。でも、その分バーディーが取れているからアンダーパーにつながっている」と冷静にラウンドを振り返った。

井戸木は、近頃ショットの立て直しに取り組んできた。飛距離アップを目指してスイング改造にも挑戦していたが、思うような成果は得られず、結果従来のスタイルに戻したという。

「飛ばそうとしていろいろやっていたけど、なかなかものにならなかった。元の感じに戻したら、ショットが安定してきましたね」と肩をなでおろした。

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パッティングにも改善の兆しが見えている。「以前より少しマシになっているかなという感じ」と語り、特に大きいのは3パットが減ったこと。「いつもは3パットでイライラして崩れることがあるけど、それがなくなっているので落ち着いてプレーできている」と分析した。

また、この日のピンポジションについては「難しくはあったけど、レギュラー時代から経験してきたレベル」とし、グリーンコンディションの良さもスコアメークを後押しした。

その一方で、フェアウェイキープ率には自信をのぞかせた。「今日は9番でラフに入れたくらいで、それ以外はほとんどフェアウェイだったと思う」。持ち味である正確なショットを武器にスコアを積み重ねた。

最終日に向けても冷静に状況を見つめ、「今日と同じような感じでプレーできたらいい。焦りもないし、自分のゴルフを続けるだけ。結局はバーディーが取れるかどうかだけど、同じペースでいきたいですね」と言い切った。

井戸木の持ち味であるショットの安定感と我慢強いゴルフで、井戸木は首位戦線に食らいつく覚悟はできている。さらに円熟味を増したベテランが、グランドシニアタイトルを狙い最終ラウンドへ挑む。

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