シニアツアー第6戦「第13回マルハンカップ太平洋クラブシニア」の第1ラウンドが8月22日、静岡県にある太平洋クラブ御殿場コース(7,020ヤード/パー72)で行われ、1イーグル・5バーディ・1ボギーの65をマークした岩本高志(51)が7アンダーで単独首位。1打差2位にはシニアルーキーの小林正則(50)とタマヌーン・スリロット(57)が続く。
さらに1打差5アンダーには久保谷健一(54)、リチャード・テイト(54)、小山内護(56)、古庄紀彦(51)が後を追い、優勝を狙える位置で最終日を待つ。前年覇者の矢澤直樹(55)は3オーバー65位と出遅れた。
岩本は圧巻のフィニッシュでリーダーボードの最上段へ駆け上がった。18番パー5では、残り210ヤードから4番ウッドを振り抜き、ピン左約6メートルに2オン成功。イーグルパットを沈めて単独首位に浮上した。
6月、7月と海外シニアメジャーに出場。「素晴らしい経験ができました」と感激するのもつかの間。移動中にドライバーのクラブ盗難被害に遭うなど悔しいこともあったが、「新しく調整したドライバーの感覚がようやく戻ってきた」と手応えを口にする。一方で、「ショットはすごく良かったけれど、パッティングにはまだ悩みがある」と課題も挙げた。
岩本にとって太平洋御殿場との相性は決して良くないという。「このコースはあまり得意ではなくて。去年はこの試合で初めてトップ10を外してしまい、本当に悔しかった。今年は何とか結果を出したいと思っています」とリベンジを誓っている。昨年は故障を抱えた状態で大会に臨んだが、今年は万全のコンディション。「去年の初日より7打ほど良くなっているので、そこは成長した部分だと思います」と1年越しの進歩に対しても、自信がのぞいているようだ。
今シーズンはすでに最終日最終組争いを2回経験していることもあり、岩本は「今回こそは優勝争いを最後までやりきる」と心に誓った。