2026年海外シニアメジャーのひとつ、ISPS HANDAシニアオープンが、スコットランドの名門コース、グレンイーグルス・キングスコースで7月23日から26日までの4日間開催される。
1919年に開場したキングスコースはリンクスコースではなく、シーサイドから離れた内陸部にあるインランドコース。森や林といった自然の地形を生かして作られたレイアウトで、パースシャー地方の丘陵地帯を見渡すことのできる壮大な眺望が有名だ。
2022年にグレンイーグルスで開催されたシニアオープンでは、ダレン・クラークが全英オープンとシニアオープンの両方を制覇し、話題を呼んだ。当時日本人選手では塚田好宣(63位、+4)と篠崎紀夫(予選落ち)が出場していた。
ISPS HANDAシニアオープンとしては2度目の開催。前年覇者のパドレイグ・ハリントン、アーニー・エルス、ミゲル・アンヘル・ヒメネスや、大会アンバサダーを務めるトーマス・ビヨーンとコリン・モンゴメリーといった世界のスター選手が集結する大会で、日本シニアツアー登録選手では岩本高志、タマヌーン・スリロット、ジーブ・ミルカ・シン、そしてマンデートーナメントをトップで通過し出場を決めた横田真一が日本シニアツアーの顔として出場する。
6月の全米シニアオープンに続き、全英シニア初出場の岩本高志。実はキャディバッグが最終目的空港に届かず、土曜から練習する予定が月曜へ変更せざるを得ないハプニングも。
「海外はトラブル続きですね(笑)。クラブ届かず2日ゴルフしていなかったんで、普段からいつもクラブ握っているタイプなんで、こんなに時間空いてちょっと心配だったんですけど…。意外と練習ではスムーズに打てたんで悪くないかなと思います」とほっとした様子。
「思ってたリンクスって感じでもないし、吹きさらしみたいなコースでもなくて。日本にもありそうなコースですね」と印象を話す。「ただティーショットの落ち場所が見えないホールが多いので、ちゃんとターゲット絞らないと。下もかたいので跳ね方とかでラフやブッシュに行ってしまうので難しいです。グリーンはなんとなく札幌の輪厚コースみたいな印象で、傾斜もあるし硬いグリーンです」と分析。「ちなみに昨日は340ヤードのミドルホール、ティーショットがグリーンオーバーしてましたね」。岩本は難解なコースに苦笑いだ。
前年の日本シニアツアー2位という資格で出場しているタマヌーン・スリロットは「このコースはグリーンが難しいと思っている。その他にもフェアウェイが狭いホールがあるから注意しないとね。ティーショットとグリーン上がキーポイントです。今の自分のゴルフの調子はいい感じ。問題ないです」と準備万全の様子。
海の向こうで開催されるシニアメジャーに挑む日本人選手の活躍に期待が高まる。
左から 横田真一、マンデーに出場してウェイティング1番目で登録された谷昭範、岩本高志