NEWS
日本プロ

【日本プロセンコーグループ杯/3R】勝俣陵と細野勇策が首位並走!どちらも譲らない優勝争いへ

2026年05月23日
Image

「日本プロゴルフ選手権大会センコーグループ杯」の第3ラウンドは強風が選手のプレーを阻み、上位選手のスコアを伸び悩ませた。前日に比べて気温は19℃と3℃近くも下がり、風の影響も受けてかじかむような空気の冷たさだった。

第3ラウンド最終組からスタートした勝俣陵は「風が一定の方向からは来るんですけど、感じる風と実際の風が違うっていうホールが何ホールかありました。それで番手選びを間違えてボギーも打ちましたし。難しかったです」と振り返る。

勝俣はスタートホールをバーディとしたが、前半はなかなかチャンスを作れない。後半は11番でバーディ、12番をボギーと耐えるプレーだったが、16番パー3でひとつスコアを伸ばす。

最終18番ではアゲンストの中、セカンドショットはドライバーを選択。「3番ウッドでは届かないので、せめて結果乗ったらかっこいいなと思って。ギャラリーを沸かせたかった」という思惑があった。直ドラショットは左からの風に乗ってバンカーへ。グリーン上のパッティング勝負では、バーディを逃して悔しいパーでこの日のラウンドを終えた。

Image

ただ「すごくいゴルフはできたと思います。キャディさんも悩んだ上でドライバーしかないですねって言ってくれて。2オンを狙ったのは明日につながるのかな」と、最終組のプレーにふさわしい堂々としたプレーを披露し、手ごたえを感じられたエンディングホールだったようだ。

「やっぱり勝ちたいです。メジャーで勝ちたいっていう気持ちは強いですね。ここまで状態もいい中で、いいラウンドができているので、このチャンスをしっかりものにしたい」とターゲットははっきりしている。

「日本のプロを代表するような大きな試合で勝つというのは大きな目標でもあったので、勝ちたいです」。

何度も”勝ちたい“とコメントに織り込んだ勝俣は、好きなコースと思える場所でメジャー優勝を飾りたい。


Image

もうひとり、勝俣と同組でプレーした細野勇策も、果敢にチャンスを狙い続けた。

前半は1バーディ・2ボギーの37でターンし後半へ。ティーショットが定まらず、フェアウェイをなかなか捉えられない中で、13,14番で2連続バーディ。最終18番では10メートルのパッティングをきちんと寄せてバーディフィニッシュ。

「いいストロークができて、それが結果につながって、すごく良い終わり方ができました」と首位タイ、13アンダーの選手として、最終ラウンドへ向かうことになった。

「最終組で回れればいいと思っていました。トップタイからスタートできるのがすごく楽しみです」と細野にとっては4度目となる日本プロ挑戦。2年連続で最終日最終組に名を連ね、ついに初優勝を現実的に狙えるポジションを手にした。

Image

今季の中日クラウンズでは、勝俣陵とともに最終組を回りながらも惜しくも2位に終わった。その悔しさは、今回の戦いに向けた大きな原動力となっている。「すごく悔しい思いをしているので、そろそろ頑張りたい」。

もし細野が頂点に立てば、日本人レフティとしては1991年の「ダイドードリンコ静岡オープン」で羽川豊が成し遂げて以来の快挙。歴史に新たな1ページを刻む瞬間も、決して夢ではない。

今年の日本プロは、首位と4打差の中に11人が並ぶ激しい混戦。最終日、日本タイトルを懸けて誰が抜け出すのか、その行方に注目が集まる。