首位とは7打という差はあるが、第2ラウンドで猛チャージをかけ、初日100位タイ(+2)から20位タイ(-5)まで順位をあげたのが、日本タイトル3冠(日本オープン、日本シリーズ、日本ゴルフツアー選手権)をあげている蟬川泰果だ。
「3週ぶりに予選通過して決勝ラウンドに進めるっていうのは、本当に嬉しいのひとことです」とホールアウト後、すがすがしい表情を見せた。
第1ラウンドの内容は3バーディ・5ボギーとオーバーパーで苦しい18ホールをプレー。ところが第2ラウンドは「スタート前、ものすごい緊張感ありながらのプレーだった」と振り返った。序盤1,2番で連続バーディ、3番でボギーにしたが、6,7番で2連続バーディと復活。後半はさらに4つのバーディでスコアを伸ばし、終わってみれば第2ラウンドのベストスコア65をマークして、予選通過を果たすことができた。
前日との違いは「球がコントロールできた」こと。この3週の試合では、左へのボールの掴まりがひどくて、ショートホールでもグリーンを捉えることができなくなっていた。アプローチは右へ流れ、全くの制御不能の状態だった。
スイングを見てもらう中で「左のももが前に出ていたみたいで、ブレーキをかけてしまっていた状態でした。それを今日からですけど、重心をもう少し後ろ目にしました」と話し、意識して修正したところだ。
もうひとつはパッティングの精度が上がったこと。「昨日よりも集中力が高く挑めた」と、ラインも読めてきたような手ごたえもあるという。
「あと3日目、4日目のプレーを3週間ぶりにできるので、まずは思いっきり楽しもうと思います」と蟬川は声を弾ませた。
「今日みたいなプレーが明日もできることが一番の目標」。実現できれば、日本タイトル4冠も狙える可能性が出てくる。