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【日本プロセンコーグループ杯/1R】竹山昂成が7バーディ・ノーボギーと完璧プレーを披露 「雨は落ち着く要素」と初日首位タイ発進

2026年05月21日
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日本プロセンコーグループ杯の第1ラウンド、午後スタート組で7バーディ・ノーボギーの65、7アンダーをマークし首位に浮上した竹山昂成。前年度のJGT賞金ランキングは114位。賞金シード枠に食い込めず、同年に挑戦したファイナルQTは36位という順位で、今シーズンこれまでツアー2試合の出場を叶えている。

ただ日本プロ出場資格は、PGA独自の資格カテゴリーということもあり、通常のツアーとは異なった出場資格が用意されている。資格人数の多いものとしては、「前年度賞金ランキング50位以内」や、「5月4日時点でのJGTポイントランキング上位10位以内のもの」と、いずれにしても資格はそう簡単に手に入れられない。

竹山は上記2つの資格には該当しないので、近畿地区のセクションステージ(予選会)にエントリーし、47日火曜から2日間、パインレークゴルフクラブ会場に出場。東建ホームメートカップが始まる直前の2日間が指定されていたが、東建に出場する竹山はそれでもセクションステージへの出場を決意。

「日本プロで絶対に初シードを獲るためにも、出たいと思っていました。絶対予選は通過したい、だから最後まであきらめないという気持ちでした」と挑んだ結果は当確外の8位。ところが、欠場者の繰り上げが生じ、9位までに枠が広がったことで、竹山に出場資格が降りてきたのだった。

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大会初日は雨が降り続くなかでゲームは進行。午前組ではトップは7アンダーが最上位で「結構みんなスコアを出している」と竹山は感じていた。「バーディが先に来てくれれば」とイメージをする中で、スタートから本人も予想外の3連続バーディという流れに乗ることができたのだ。

「貯金が作れていたので、結構楽に自分の計画通りにゴルフができました」と笑顔が広がった。「僕は雨が結構得意、というか好きで。やることは増えますが、ひとつひとつこなす事で落ち着く要素なんです。普段焦ったりする部分で、落ち着けるのが好きなんです」と状況を味方につけ「集中力も上がります。……変わってるんです」と笑い飛ばした。

それに加え、パッティングの調子が良かったこともマネジメントを楽にした。「とにかくグリーンをとらえて、バーディパットを打つ」を心掛けた結果が7つのバーディにつなげることができた。

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それは竹山にとっては「単純な目標は、自分の中では楽にプレーできますから」ということ。ノーボギーで回れたことも「ミスなく落ち着いて18ホールできた証拠ですね」と微笑んだ。

2024年末、竹山は脳梗塞を発症し、緊急手術を受けるという不測の出来事を経験した。それでもゴルフができるまでに回復し、2025年シーズンを戦い抜いてきた。

「今は体調もすごくいいですし、気になる点があれば食生活を見直すなど、より意識して取り組んでいるので、試合中のコンディション管理も以前よりできています」と語る。

もはや懸念材料はない。2年前の日本プロで6位に入るなど相性のいい大会で、持ち味を存分に発揮し、今年は貴重な出場資格が得られたことも上向きに、さらなる進出を狙う。

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