2025年佐世保シニアでシニア初優勝を飾っている52歳の山下和宏が、新規大会で初日63をマークしリーダーボードの最上位に名前を並べ、堂々の首位発進を決めた。
イン10番でバーディを奪い、上々の立ち上がり。前半は16番から3連続バーディを決めるなど見せ場を演出し、序盤でしっかりと貯金を築いた。後半は1番でボギーを喫し「流れが止まるか」との懸念もよぎったが、3番でバーディを奪って流れを引き戻すと、5番からは圧巻の4連続バーディ。終わってみればスコアは9アンダーの63とビッグスコアをマークした。シニアツアーでは2024年福岡シニアオープン初日に65をマークして以来、2打ベストスコアを更新したことになった。
山下は過去1度だけ、グリーンフィールオープンに出場したことはあったが「ほとんどコースは覚えてないんです」と苦笑い。それでも「練習ラウンドからグリーンの仕上がりが素晴らしいし、本当に綺麗だなって。ラインが割とよく読めていたので、その辺が良かった」とコース入りした時から、好印象を受けていた。
ラインの読みだけでなく、今年は特にパッティング修正を取り組んでいるという。「パターをホテルの部屋に持ち帰って、主に構えを意識するようにしてます。最近はたまに短いのを外すので、その修正と思って」。ウィークポイント克服をテーマに、地道な努力を続けている最中でもある。
今年でシニア4年目。「ツアーを楽しむことも大切にしている」と自然体の山本。Kochi黒潮時代から応援してくれるファンとの再会も大きな喜びのひとつで、「一昨日も昨日も一緒に飲みすぎるくらい(笑)。カツオの塩タタキも本当に美味しい」と笑顔を見せる。慣れ親しんだ高知の地で過ごす穏やかな時間が、心身のリラックスにつながり、好調を支える大きな要因となっているようだ。
「実は今日、長男が18歳の誕生日なんですよ。成人しました」とにっこり。「きっと(大会のことを)見ていると思いますから」と日高村から息子へ良いニュースを贈った。明日最終日は“シニア2勝目”という吉報を用意できるといい。