シニアツアー第2戦「ノジマチャンピオンカップ箱根シニアプロゴルフトーナメント」の最終ラウンドが4月17日に箱根カントリー倶楽部で行われ、首位と2打差5位タイからスタートした高橋竜彦(51)が5バーディ・ノーボギーの66をマークし首位を走っていた兼本貴司(55)を逆転。高橋は通算8アンダーまでスコアを伸ばし、シニア3年目でシニアツアー初優勝を飾った。優勝賞金1100万円と副賞にソニーの4K液晶テレビ「ブラビア」75型とノジマポイント50万円分が贈られた。
「シニア3年目を迎えますが、ここ2年は上位で戦うこともできずに、正直辞めようと思った時期もありました。20年前にレギュラー優勝してからその3年後にドライバーイップスを発症してね。まだ不安は取り除けていませんが、今年のオフは特に練習を頑張ったこともあって、こうして優勝をすることができましたし、いつもそばにいてくれる妻(葉月さん)に優勝を魅せることができて…それが一番嬉しいです」と、優勝スピーチで見せたその笑顔が、これまで苦しかった時期すべてを物語っていた。
「(出利葉)太一郎と今年一緒に優勝しようといっていたことも、僕が先に実現させることができました。この優勝を機に、もっと練習を頑張っていきたい」とレギュラーツアーに参戦中の出利葉も、高橋のシニア初優勝は大きな刺激を受けることだろう。
また倉本昌弘(70)がユニテックスシニアに続き69ストロークで回りエージシュートを達成している。シニアツアーでは21回目を数える。
◇最終成績上位◇
-8 1 髙橋 竜彦 134
-6 2T すし 石垣 136
-6 2T 兼本 貴司 136
-5 4T 白潟 英純 137
-5 4T 田中 秀道 137
-5 4T 飯島 宏明 137
-5 4T J・M・シン 137
-4 8T 谷 昭範 138
-4 8T 岩本 高志 138
-4 8T 木村 友栄 138
-4 8T 東 聡 138
-4 8T 片山 晋呉 138
-4 8T 小山内 護 138
-4 8T 上田 諭尉 138
60歳以上の最上位選手に贈られる@ニフティグランドシニア賞は19人が対象で、65歳の東聡が最上位者に輝いた。賞金100万円と副賞としてTVS REGZA65型4KMiniLED液晶テレビが贈られた。
表彰された東は「練習日にドライバーが壊れてしまってどうなるかなと思っていたのですが、新ヘッドが見つかったので、急遽使ってみたんですね。球はフェアウェイに置けたので、安心してプレーできたことが良かった。スコアもアンダーで回れましたね」とトラブルも乗り越えられた様子。
「箱根の風は半信半疑だしね、難しかった。だけどグリーンの目と傾斜の読みは合っていたから、自信はありました。これからも練習して、良いプレーを目指したい」と口元を引き締めた。
「実は週末は妻の誕生日だってわかってたから、これで良いバースデープレゼントになるかな」と顔をほころばせた。
ノジマチャンピオンカップ、記念すべき10回大会は夫婦の深い絆が心に響く大会になった。