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〈TCPシニア選手権/1R〉工藤広治は1年越しのリベンジを誓い2アンダー3位タイに食い込む「今年は優勝しかないです」

2025年10月28日
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工藤広治は前半予定通りにパターを決めて3つ、後半に入ってティーショットが曲がりだし3ボギーを叩いてスコアを落としたが、2つのバーディを拾い、70ストローク2アンダーで首位と2打差の3位と優勝を狙える好位置につけて、最終日を迎えることになる。

昨年大会は65をマークした渡辺龍策が大まくりし一気に上位を捉えて工藤とプレーオフにもつれ込んだ。4ホールの激闘は渡辺に軍配が上がり、工藤は落胆の色を隠せなかった。

今年は静ヒルズから宍戸ヒルズに舞台が変わっているが「これまで何度もプレーさせてもらっているので、マネジメントも頭にあります。攻略のしがいがあるコース」といい、「プレーオフで負けてからというもの、プレースタイルを全部見直しました。今回は宍戸向きにマネジメントしやすいクラブセッティングにもしてきました」と意欲をみせる。

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茨城県牛久市で初心者から上級者まで幅広く対応する“飛距離アップ”を中心としたゴルフレッスンを展開している。特に弾道測定機「トラックマン」を活用したレッスンで、スイングの軌道やフェース角、スピン量などを数値で可視化しながら、効率的なスイング作りをサポート。当然、自分のスイングについても研究はしつくしているところ。

「ここはティーショットさえ曲げなければスコアになるコース」と工藤は勝つための鍵を握っている。その工藤の強みはドライバーショット。これまで300ヤードは飛距離が出ていたが、プレースタイルを見直してからというものまっすぐなショットにしたら20ヤードほど飛距離は落ちたとのこと。それでも「ショットの精度も上がっている」と口元を引き締め「リベンジして優勝するだけ」と好機を伺う。

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