
「第5回PGAティーチングプロ選手権大会島津ゴルフ俱楽部カップ2025」は鹿児島県にある島津ゴルフ倶楽部(5,635ヤード/ パー71)で10月21日、22日の二日間開催される。
日本プロゴルフ協会が女性会員を受け入れるようになってからかれこれ5年。女性会員1期生は5名だったが、現在は33名まで人数が膨らんでいる。今回の出場は11名と参加者はまばらではあるが、技術の研鑽と向上を目指した選手権の挑戦は一年に一度、定期的に開催を続けていくところである。
ディフェンディングチャンピオンの入江亜衣。「大会を連覇できる機会はそうそう無いので、全力で頑張りたい」と意気込みを口にする。コースの印象は「距離は短いのでショートゲーム勝負。グリーンは硬くて難しい。芝もティフトンで慣れていないのですが、やっぱり気にしすぎないほうがいいかなって」と入江はにっこり。去年から理想のスイングを追求し続けているという入江は「最近はようやく打ちたい球に近づいてきた」とゴルフの兆しも明るい。

(黒木望、新田有希、柴晴恵)
選手権の初代チャンピオンで大会3連覇を果たした高木亜希子。昨年は首位の入江に6打差を着けられ大会連覇の快挙を叶えることはできなかったが、今年はタイトル奪還というリベンジに挑む年になる。
また夫婦でティーチング選手権に出場しているのが夫・黒木隆太郎と妻・黒木望。夫は「妻はゴルフフィッティングの仕事をしていて、ティーチングプロの資格を取得してくれたことは、仕事にも説得力も出ているようです。”夫婦でティーチングプロ”という形も信用していただいて、仕事にはよい影響を与えてくれています」と穏やかな表情だ。妻は「(夫は)レベルの高い予選会通過することに、だいぶ緊張していたようです。こうして夫婦で出場できるだなんて、嬉しいですね」といい、二人三脚の活躍にも注目したい。

(夫・黒木隆太郎は9年連続で本戦出場中!今年こそ優勝と気合も入る)